皆さん甘納豆はお好きですか?甘くておいしく、お茶のうけあいに食べますよね。
名前をみると「甘納豆」は甘い納豆と書くのに、納豆とは無縁のような見た目と味ですよね。どうして?と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は
- 甘納豆とはどんな食べ物?
- 甘納豆のカロリー・糖質量
- 甘納豆に含まれる栄養成分・効果
- 甘納豆のダイエット効果
- 甘納豆を食べ過ぎる副作用・危険性は?
これらのテーマでご紹介いたします。
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目次
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甘納豆とはどんな食べ物?
甘納豆はどんな食べ物なのでしょうか?
名前からみると甘い納豆?と思うのですが、実は納豆とはまったく関係のない食べ物なのです。甘納豆という名前は、甘納豆が作られ始めた当時にあった遠州名物の「浜名納豆」から文字って名付けられたという説があります。
特徴
甘納豆の特徴は色々な豆類で作られているため、見た目と味に、豆によってバリエーションがあるのでカラフルで形もさまざまです。豆、砂糖、水飴などシンプルな材料で作られますが、手間がかかっているお菓子です。
甘納豆ができるまでの過程- 一日豆を水につけて柔らかくする
- シロップを加えじっくりと煮込む
- 何日かかけてシロップにつける
- つけ終わったら砂糖をまぶして乾燥させ、完成
どんな味?まずい?おいしい?
甘納豆はしっとりしていて甘くておいしいです。豆、砂糖、水飴などシンプルな材料で作られますが、作るのに時間がかかります。
一日豆に水をつけて柔らかくしてからシロップを加えてじっくりと煮込み、何日間かシロップにつけるので、豆も非常にやわらかい口あたりでしっとりしています。
このやわらかさとまぶした砂糖のマッチがやみつきになる方もいるのではないでしょうか?
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甘納豆のカロリー・糖質量
甘納豆のあずきとえんどう豆のカロリーと糖質量は以下の通りです。甘納豆の豆の種類によってカロリーと糖質量は異なります。
あずき | 296kcal | 糖質62.4g |
えんどう | 310kcal | 糖質65.2g |
食べると太る?
甘納豆は砂糖が多く使われているため、糖質も高く、カロリーも高いので食べ過ぎると太ってしまいます。食べ過ぎには気をつけましょう。
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甘納豆に含まれる栄養成分・効果
甘納豆に含まれる栄養成分と効果をみていきましょう。
栄養素
甘納豆の栄養素と効果は以下の7つです。
- 食物繊維
- カリウム
- サポニン
- アントシアニン
- ビタミンB群
- モリブデン
- 鉄
効能
- 食物繊維:腸内環境を整えてくれる働きがあり、便秘の解消や老化防止、ダイエット効果が期待できます。食物繊維は腹持ちが良く食べ過ぎも予防できるためダイエット効果も期待できます
- カリウムは:体内でナトリウムとのバランスを取って血圧を調整してくれる必要不可欠な栄養素です。また、カリウムには利尿作用があり、体内で増えすぎた塩分を排出します。むくみの解消や血圧を下げる効果があります
- サポニン:抗酸化作用によって酸化を抑制することで老化を防止します。血液の流れをスムーズにすることで脳梗塞、心筋梗塞などの予防に効果を発揮する成分でもあります。
- ビタミンB群:代謝ビタミンとも言われ、摂取した栄養素のエネルギー代謝を効率よく行うのに欠かせない栄養素で、疲労回復や美容・ダイエットに効果的です
- アントシアニン:眼精疲労や視力の回復に効果があります。抗酸化作用が非常に強くアンチエイジングに期待できる栄養成分です。動脈硬化や心臓病などの生活習慣病の予防にも効果肥満予防に効果的です。
- モリブデン:肝臓と腎臓に多く存在するミネラルです。鉄分の働きを助け、血を作る作用があります
- 鉄分:貧血予防となります
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甘納豆のダイエット効果
食べるタイミングはいつがいい?
一番理想的なのは午後3時頃です。なぜなら甘納豆を食べるのは食事してから数時間後が理想です。午後3時頃は昼食を食べてから数時間後ですよね。
甘納豆は食後すぐに食べないほうがいいでしょう。
食後すぐは体内に脂肪分として吸収されやすいので、ダイエット中に食べるタイミングとしては適していないのです。
1日の摂取目安量
甘納豆の1日の摂取量の目安は決まっていません。しかし、甘納豆の豆ある栄養素のイソフラボンを摂取しすぎると健康に悪影響を与えてしまいます。
2006年の食品安全委員会による報告では、大豆イソフラボンの安全な1日の摂取目安量の上限は1日70~75mgとされています。(特定保健用食品やサプリメントなどからの摂取上限は30mgとされています。)
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甘納豆を食べ過ぎる副作用・危険性は?
豆類に含まれるイソフラボンと摂取し過ぎると健康に悪影響をあたえます。
イタリアでの報告では、閉経した女性に1日に150ミリグラムのイソフラボンを摂らせたところ、子宮内膜増殖症の罹患率が摂取していない人に比べて明らかに高かったそうです。そしてイソフラボンの摂取量は1日に70~75mgが上限といわれるようになりました。
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まとめ
この記事をまとめると
- 甘納豆とは豆類などを甘いシロップで煮て柔らかくして砂糖をまぶした伝統的な日本の和菓子
- 甘納豆のカロリーと糖質量は豆の種類によって異なる
- 甘納豆に含まれる栄養成分は、食物繊維、カリウム、サポニン、アントシアニン、ビタミンB群、モリブデン、鉄でアンチエイジング効果、生活習慣病予防、貧血予防などの効果がある
- 甘納豆のダイエット効果はない
- 甘納豆を食べ過ぎると豆類に含まれるイソフラボン過剰摂取の為、子宮内膜増殖症のリスクがある
甘納豆は食べる量を調整して、おいしくいただきましょう!
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