アロエベラとキダチアロエの違いを比較!特徴・効能・副作用は?

アロエは食用としてもちろんですが、観賞用や薬用としても利用されています。そんなアロエには、種類があるようです。

そこでアロエベラとキダチアロエの違いを比較してみました

今回は、

  • アロエベラとキダチアロエの違いについて
  • アロエの効能や副作用
  • アロエの食べ方について
  • アロエのおいしいレシピ

これらのテーマについて調べてみます。

アロエの食べ方やレシピも紹介していますので、是非最後まで読んでくださいね。

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アロエベラとキダチアロエの違いは

 

アロエはヨーグルトに入っていたり、道端に植えられていたり見かけることの多い植物です。そもそもアロエとはどんな植物なのでしょうか?アロエの基本情報からそれぞれの種類も見ていきましょう。

アロエの基本情報

アロエの基本情報を以下にまとめました。

学名 Aloe L.
分類 ススキノキ科アロエ属
原産地 南アフリカ
収穫期 夏から秋
種類 400種類以上

アロエの種類はなんと300種類以上存在するようです。乾燥地帯でも育つことから広く分布しる多肉植物で、葉の中にある透明なゼリー状の組織に水分を蓄えています

アロエベラの特徴は?

アロエベラは茎が伸びずに葉が放射状に伸びる多肉植物です。とても肉厚な葉が特徴で、葉は大きくなると1mまで成長し、重さは3㎏にもなります。また黄色い花を咲かせます。寒さに弱い植物です。アロエベラは主に食用・薬用として使われます。市販で売られているヨーグルトやジュースに使われているのもこのアロエベラです。

キダチアロエの特徴は?

キダチアロエは木の幹から葉を上方向に伸ばすのが特徴です。漢字では「木立ちアロエ」と書きます。アロエベラと比較して葉は細く、厚さは薄いです。またオレンジ色や赤色の花を咲かせます。寒さに強く日本でも育てやすい植物です。食用としては苦味があり、食用・薬用あるいは観賞用として栽培されています。

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アロエの効能や副作用は?

食用・薬用として栽培されているアロエは、主にアロエベラとキダチアロエのようです。

そのアロエにはどんな効能があるのでしょうか?効能や危険な副作用についてもまとめました。

アロエの栄養・効果は?

アロエにはなんと200種類もの有効成分が含まれています。それは原産地である乾燥地帯の厳しい生息地を生き抜くために身についたものだと言われています。

アロエの栄養を以下にまとめました。

  • アロエシン 美肌・美白効果
  • ムコ多糖類 火傷や傷を治す効果
  • アロイン 胃の健康を保ち、腸内環境を改善する効果
  • アロエエモジン・アロエニン 鎮痛作用や殺菌抗菌作用
  • サポニン コレステロールの上昇を緩和する効果

 

他にも水分補給を助けたり、保湿効果からヒゲ剃り負けを防いだりニキビ菌を殺菌することも挙げることができます。

アロエの副作用は?

アロエは薬ではないので、基本的に副作用を起こす心配はありません

しかしアロエには、下剤としての効果もあるため頻繁に摂取していると下痢を引き起こすことがあります。お腹が弱い人は注意が必要です。また充血・造血作用もあり、血液を増やす効果が期待できます。そのため妊娠中の方や生理中は控えたほうがいいようです。

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アロエの食べ方

ここまでアロエについて見てきましたが、そもそもアロエはどうやって食べるのでしょうか?方法や美味しい食べ方についても調べてみました。

アロエを食べる方法

アロエベラを食べるときおすすめの品種は「アロエベラ」です。「キダチアロエ」はどちらかというと苦味が強く薬用なので、食べるときは「アロエベラ」を選びましょう。

アロエの食べられる部分は、葉っぱの果肉が入っている部分です。

アロエを食べる方法は以下の通りです。

  • 生でそのまま食べる
  • 葉の中に含まれているゼリー状の葉肉だけ取り出して食べる
  • すりおろしてエキスを取り出す
  • 切ったアロエを乾燥させて食べる

皮は苦みが強いため、中の葉肉を取り出して食べるほうが食べやすそうです。

葉肉の取り出し方

ゼリー状の葉肉を簡単に取り出す方法をまとめました。

  1. アロエのトゲの部分を包丁で切り落とす
  2. 食べる分だけカットする
  3. 包丁や皮むき器で緑色の葉の部分を削ぐ
  4. ぬめりが強いため水で洗うか、軽く茹でる

葉にはトゲがたくさんついているので、切る際は慎重に切ってください。軍手をして切断するのがいいかもしれません。

アロエのおいしいレシピ

葉肉を取り出したらゼリー状の部分を食べてみましょう。よく食べられる食べ方は、ヨーグルトに入れる食べ方ですね。

他にも、お刺身としてわさび醤油で食べたり、カルパッチョにして生野菜と一緒にドレッシングであえて食べたりもおいしいですよ。デザートで取り入れたい場合は、ゼリーにしたり、黒蜜ときな粉をかけて食べるのもおすすめです。アロエにはそんなに味が付いていないため、いろいろアレンジがききそうです。

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まとめ

今回は「アロエベラとキダチアロエの違いを比較!特徴・効能・副作用は?」を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • アロエベラとキダチアロエはどちらも食用・薬用として使われる
  • キダチアロエは苦みがあるためどちらからといえば薬用向きである
  • アロエには200種類の有効成分があり美肌効果や腸内環境を整える効果がある
  • アロエには下痢を引き起こしたり充血作用もあるため特に女性は注意が必要である
  • アロエの葉肉は簡単に下処理ができ、いろんなアレンジをして食べることができる

アロエの効能はとても多いことがわかりましたね。植物としても育てやすく、食べることもできるのでお家で栽培してもいいかもしれません。食べ方もいろいろあるようなので、是非アロエを試してみてください。

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