アロエを食べる効果とは?食べてはいけないアロエ・毒性・副作用は?

アロエ」はヨーグルトには入っている印象の果肉ですが、食べることでどんな効果があるのか知っていますか?実はアロエには200種類もの成分が含まれていて、美容効果・健康効果が絶大なのです!そこで今回は、

  • アロエとはどんな果物?
  • アロエに毒性はある?
  • アロエを食べて期待できる効果
  • 食べ過ぎるとどうなる?副作用も
  • アロエの食べ方・使い方

これらのテーマについて紹介いたします。アロエには美容効果もたっぷりあるので、美肌など美容に興味のある方必見です!

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アロエとはどんな果物?

アロエは薬用として使われたり、食べることもできる多肉植物です。化粧品、シャンプー、ボディソープにヨーグルトなど、身近な食材ですね。

アロエはアフリカ大陸を中心に分布し、大きなものでは高さ18メートルにまで生長します。日本国内でも栽培されていますが、低温に弱いため、栽培地は愛知県を中心とする関東以南の地域となっています。

収穫期は?

アロエの収穫期は6〜11月!冬の間は葉が休眠期間になるので、夏から秋にかけた時期が旬となる

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よく聞くアロエベラとは

 「アロエベラ」 と聞いたことはありますか?国内に出回っているアロエには2種類あり、観賞用アロエをキダチアロエ・食用アロエをアロエベラと言います。

アロエベラの特徴

茎が伸びず葉に厚みがあり、葉肉がしっかりしている→食用となった

キダチアロエは観賞用なので、葉が細いものも多いです。枝分かれするように伸び、どんどんと成長します。

アロエに毒性はある?

「アロエには毒がある?」という噂を聞いたことがありますか?アロエは美容や健康に良いとされる植物ですが、実は中には毒を持つものも…!しかし食べなければ問題ないので安心しましょう。アロエの毒性について詳しくご紹介します。

食べてはいけないアロエもある?

アロエの毒性は、表皮に含まれる「アントラノイド」という成分です。

注意

アントラノイドには発がん性がある

皮を加熱して食べる文化もあるようですが、アロエの皮には発がん性のあるアントラノイドという成分が含まれています。皮には苦味がある上、危険性のある毒成分が含まれているので、 食用とするのは果肉だけにしましょう 

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美容にも!アロエを食べて期待できる効果

 アロエの葉には200種類もの成分 が含まれており、美容効果もたっぷりです!アロエのエキスを使った化粧品もあるほどなので、嬉しい効果を期待できます。美容効果だけではなく、アロエを食べることで健康効果も期待できるんです。

アロエを食べて期待できる効果をいくつかピックアップしました。ビタミン・ミネラル・アミノ酸など豊富な栄養素を蓄えるアロエには、このような効果があります。

がん予防

アロエは、 がん予防に効果がある ことがわかっています。がん細胞はじっくりじっくり大きくなっていきますが、アロエにはがん細胞に対する免疫力を上げる働きがあります。

コツコツとアロエを食べ続けることで体内の免疫力が高くなり、正しく働いてくれることでがんに強い体を作るのです。

血圧を下げる

アロエの代表的な効果として、 血圧を下げる効果 があります。高血圧状態が続くと、心筋梗塞や脳卒中などの大きな病気を発症する原因となります。

トーグルトなど普段の食事にアロエを取り入れることで、高血圧予防となり、生活習慣病を防ぐことができます。

髪を綺麗にキープ

アロエには、髪や頭皮が持つ本来の働きを助けて、 髪を綺麗にキープする効果 があります。内側から髪を綺麗にできるので、コンスタントにアロエを食べ続けてみましょう。

肌に塗ってシミ予防

アロエは肌に塗ることで、アロエに含まれる「アロエシン」という成分が浸透して シミやそばかすを予防する効果 があります。

アロエシンにはビタミンCと同じくらいの美白効果があり、細胞の生まれ変わりを促進してメラニン色素を追い出すため、既にできてしまったシミ・そばかすにも効果があります。

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食べ過ぎ注意!副作用も

アロエには200種類ほどの栄養が含まれているため、できるだけ沢山食べなければ!と思ってしまうかもしれませんが、食べ過ぎると副作用が出ることも。何事も節度が大切なので、1日の量は増やさず、適量を毎日コンスタントに食べるようにしましょう。アロエの食べ過ぎによる副作用には、このようなものがあります。

  • 腹痛
  • 下痢

アロエは食前に食べると食べすぎを予防する!

アロエは医薬品にも使われるとても万能な食材ですが、実はダイエットにも非常に有効に働くことが分かっています。それが「食前にアロエを食べると食欲を抑えてくれる」ということです。

アロエは100gあたり3kcalと非常に低カロリーな食べ物でありながら、食物繊維を多く含むので便通の改善の効果があったり、食物繊維が胃にたまることによって後から食べる食事の糖質や脂質の分解や、吸収を遅らせてくれるので空腹感の抑制、急激な血糖値の上昇などを防いでくれます。

その他にもアロエは噛み応えがありますので、しっかり噛んで食べることで満腹中枢を刺激し、食欲を満たしてくれます。まさに理想的な食材といえますね!

アロエの効果的な食べ方・使用方法

アロエに含まれる栄養素を効率よく摂るためには、どんな食べ方・使い方をしたら良いのでしょうか?効果的にアロエを摂る方法をご紹介します!

おろし汁

アロエの栄養成分を効果的に摂るには、「おろし汁」がオススメです。名前の通りアロエの葉をおろしてジュース状にしたもので、そのまま飲んでも良し・肌に塗っても良しです◎

アロエおろし汁の作り方
  1. アロエをよく洗って水気を吹く
  2. 皮を剥いて果肉だけの状態にする
  3. ミキサーにかけるか、おろし器ですりおろす

簡単なのは果肉をミキサーにかける方法です。あっという間にアロエのおろし汁が完成します。おろし汁にした後は、できるだけ早く消費しましょう。

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まとめ

アロエを食べる効果と副作用・食べ方使い方」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • アロエには200種類もの栄養があり、美容効果・健康効果が絶大!
  • アロエを効果的に摂る方法は生のままの「おろし汁」
  • 食べ過ぎると腹痛や下痢を起こす可能性もあるのでほどほどに

アロエは、食べても塗っても効果的な果物であることがわかりました。生のアロエの葉を手に入れるのが難しい場合は、市販されているアロエヨーグルトから試してみてくださいね。アロエは家庭栽培もできるので、自家栽培に興味がある方は育ててみましょう!

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