アカモクを食べ過ると下痢になる？ヒ素に注意！効果･食中毒･副作用は？

「アカモク」は粘り気が特徴的な海藻の一つですが、食べすぎると下痢になると聞いたことはありますか？果たしてそれは本当なのでしょうか？また、アカモクには毒と言われるヒ素が含まれているのです。それなのに食べられるのは何故なのでしょう？今回は、

これらのテーマについて紹介いたします。

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アカモクってどんな海藻？

アカモクは、ワカメやメカブなど海藻類の仲間です。北海道から日本全土の海に生息しており、栄養豊富な食材です。シャキシャキとした食感とメカブのようなヌメリがあり、さっぱりとした味わいが特徴です。

アカモクの寿命は短く、約１年なのですが、その間に10mにまで成長します！生の状態は褐色ですが、加熱するとワカメのように緑色に変化します。

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アカモクによる効果

アカモクには粘り成分である食物繊維の一種のフコダイン、ビタミンK・鉄分・亜鉛・カルシウム・ポリフェノールなど体によい様々な栄養素が含まれています。それによる体への働きは大きく、生活習慣病からダイエットなどに効果的です。

糖尿病

糖尿病は日頃の食生活などによって血糖値が上昇したり、血圧が上昇することによって引き起こされます。アカモクの粘り成分には、血糖値や血圧を下げる働きがあるため、 糖尿病予防にも効果的 です。

内臓脂肪燃焼

また、内臓脂肪を燃焼する働きがあります。粘り気となっているフコダインの働きによるもので、海藻類全般に含まれているため海藻は肥満の解消に効果があるとされています。

ダイエット効果

脂肪燃焼効果があるため、ダイエット中の食事にアカモクを取り入れることで ダイエット効果 も期待できます。アカモクに含まれる食物繊維によって腸内環境がよくなり、老廃物や有毒物質をまとめて排出させます。

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アカモクによる食中毒はない？

アカモクなど海藻類による食中毒は大丈夫？と心配される方もいるかもしれませんが、「アカモクによる食中毒の心配はありません」！アカモクに含まれるフコダインには、殺菌効果もあります。また、基本的に茹でて加熱してから食べるものなので、茹でることによっても殺菌されます◎

しかし、アカモクにはあの毒成分が含まれているのです。みなさんも一度は耳にしたことのある言葉ではないかと思います。

アカモクにはあの毒性が含まれる！

ねばねば成分が体に良いアカモクですが、実は「ヒ素」が含まれているので過剰摂取には注意が必要です！ヒ素は全ての海藻類から検出される成分で、過剰摂取すると健康被害が出るとされる毒成分です。

ヒ素

ヒ素が体内に短期間で大量に入った場合、このような影響が出ると言われています。

また、長期間にわたり体内にヒ素が入り続けると状態は悪化し、皮膚組織の変化や癌を発生させるリスクもでてきます。

しかし、水洗いと茹でこぼしをすることでヒ素をグッと減らすことができるので安心しましょう。普段食べている量では、上記のような症状が出ることはありません◎

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アカモクを食べ過ぎると下痢になる？

アカモクを食べすぎると下痢になるの？という疑問があるようですが、過剰摂取した場合には起こり得ます。アカモクには食物繊維が豊富に含まれているため、適量であれば腸内環境を良くする働きがあるのですが、過剰に食べることで消化不良を起こし、かえって下痢になってしまうことがあります。普段から胃腸が弱い方は、食べ過ぎに注意してください。

食べ過ぎた時の副作用

下痢以外にも、アカモクを食べすぎることで起こり得る副作用はないの？と思うかもしれませんが、「アカモクによる副作用はありません」！食べすぎることでお腹を壊してしまう場合もありますが、食べ過ぎが原因となって起こる副作用は特にないので安心してください。とは言っても、１日の摂取量はほどほどにしましょう。

アカモクのおいしいレシピ･食べ方

アカモクはスーパーで便利な「パック」も販売されています。パックのアカモクを使って手軽に作れるアカモク料理をご紹介したいと思います。

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ポン酢和え

引用：cookpad

海藻類の味付けとしてよく合うのはポン酢です。アカモクと薄切りきゅうりを混ぜたら、ポン酢を加えて軽く混ぜるだけで一品完成です。ねばねば成分が体によく、ポン酢の酸味でさっぱりと食べることができます。

酢の物 

引用：cookpad

酢の物は海藻類の定番なので、アカモクでアレンジしても美味しくいただくことができますよ。お酢と麺つゆだけでも十分仕上がるので、簡単で時短のメニューです◎

まとめ

「アカモクを食べすぎると下痢になる？」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

海藻類は健康や美容に効果的なので、進んで食事に取り入れたい食材です。ヒ素も含まれていますが、市販のパックはきちんと処理されていますし、家庭で処理する場合も茹でこぼしによって含有量を減らすことができるので安心しましょう。

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