あごだしは離乳食のいつから使うことが出来る?だしの素はいつから?

皆さんはあごだしをご存知でしょうか?普段から使っているという人もいれば、聞いたことも見たこともない、というひともいるのでは無いでしょうか?

ではそんなあごだしですが、赤ちゃんが食事の練習として食べる離乳食に使うことが出来るのはいつからなのでしょう。

今回の記事では、

  • あごだしとは?
  • 離乳食につかえるのはいつから?
  • あごだしの取り方

これらについて解説していきたいと思います。

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あごだしってそもそもなに?

あごだしは元々、九州地方で誕生しただしでした。今やインターネットやテレビなどで情報が拡散される時代。あごだしも全国に広まって、日本料理の人気者になりました。

あごの正体は飛魚

あごだしの原料は飛魚(とびうお)です。発祥地の九州では、飛魚の事を「あご」と呼ぶ為そう名付けられました。

水面を飛んで動く、運動量の多い生体である飛魚の身は、低脂肪で高タンパク。また飛魚には、ビタミン、ミネラルなどの栄養素もたっぷり詰まっているのです。これが、あごだしはダイエットにも良いと言われる理由ですね。

栄養面だけで無く、もちろん旨味成分もぎっしり。飛魚に含まれる、アミノ酸の1種であるグルタミン酸と核酸系の1種であるイノシン酸が組み合わさると、旨味の相乗効果が得られるそう。また魚の中でも特に臭みが少ないので、すっきりしつつも旨味が詰まり、上質で優しい味になるのです。

なぜ飛魚があごと呼ばれる?

飛魚が「あご」と呼ばれる理由には諸説あります。「顎が落ちるほど美味しいから」や、「飛魚を正面から見ると顎が出ているから」や、「硬いので食べる時によく顎を使うから」などなど…。細かな地域ごとに色々な言い伝えがあるのでしょうか。

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あごだしは何歳から使える?

煮干しだし・あごだしを使う目安の時期は、だいたい離乳食後期(9~11ヶ月頃)を目安に使うことが推奨されています。

最初はだしの素などのミックスされているだしよりも、あごだしのような単一の素材という事がわかる食材を使う方が良いとされており、他のダシよりも比較的早くから与えることが出来るようになっています。

ただしあごだしは使い勝手がすこし難しく、失敗してしまうと魚臭さが強くなって食べにくくなる可能性もありますので注意が必要です。

大人用のだしの素が使えるようになるのは?

大人用のだしの素が使えるようになるのは約3歳以降といわれています。この理由としては塩分が多く含まれているからです。

だしの素は素材だけでなく、調味剤も使用して味を整えますので赤ちゃんにとってはしょっぱく感じてしまう味付けになりやすいのです。

なので使用する時は塩分が入っていないものを選びたいところですが、おおよそ3歳前後になりましたら一度使ってみて食べるかどうかをチェックしても良いかも知れませんね。

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あごだしが臭くなってしまうのはなぜ?

あごだしというのはあまり使ったことがない人がほとんどだと思います。そしてあごだしのレビュー欄には必ずと言っていいほど「魚臭い」というコメントがあります。

しかし高級料理屋さんやしっかりとしたあごだしの使い方を知っている方の料理では魚臭いことは一切ありません。ではこの違いとはどういったところにあるのでしょうか?

あごだしが魚臭いのは焼き方に原因が

あごだしはだしにする前のトビウオをしっかりと焼きを入れてからだししていきます。ですがその中でも中までしっかりと火が通っていない焼きあごになってしまうと魚臭いことがあるのです。

ワタの部分がしっかりと焼けていないとどんなに丁寧にだしを取ろうとしても臭みが出てしまうと言われています。

トビウオはそもそも身がとても硬いので表面が焦げるまでしっかりと焼かないと芯まで火が通りません。ですのでそのような知識がない人が焼きを入れてしまうと、どうしても魚臭くなってしまうんですね。

もし購入した焼きあごで作ったあごだしがどうしても魚臭い場合は購入前に返品することも考えた方が良いでしょう。

加熱し過ぎも注意

焼きあごのやきがイマイチな他にも、出汁をとる際に80℃以上で煮てしまうと臭みやエグみが出てしまうことがあります。

あご出汁に限らず様々な食材でだしを取るときには必ず水の状態からゆっくりと弱火にかけて、夕食が出て沸騰するまで火を止めてしばらく放置してから食材を取り出すようにすると臭みやえぐみが出ない美味しい出汁が完成します。

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離乳食向けのあごだしも販売している

出典:Amazon

最近では離乳食でも安心して使える、あご入り素材だし、という商品も販売されています。調味料や保存料が無添加で安心してしようすることができるものを選ぶことで安心・簡単に離乳食にダシを使うことが出来ます。

一つあるだけで沢山の料理に使うことが出来ますし、音なが食べる料理にもしようできるためとても便利です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • あごだしはトビウオのダシ
  • 離乳食に使って良いのは9~11ヶ月頃
  • だしの素などを使えるようになるのは3歳以降
  • 加熱しすぎると臭くなるので注意
  • 離乳食向けの無添加あごだしも販売している

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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