買ってきた油揚げ、生で食べられたらもっと簡単なのに。そう思ったことはありませんか?今回は
- 油揚げって生で食べられる?
- 油抜きは必須?
- 油抜きをした方がいい理由
- 油揚げを使った簡単レシピ
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目次
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油揚げは生で食べられる?
まずはじめに、油揚げは生で食べられるのでしょうか?というギモンです。
生で食べられるけど、美味しくない
実は油揚げは、加熱しなくても買ってきた状態のままで食べることができます。
ですが、残念ながらあまりおいしいものではありません。何らかの方法で熱を加えて調理した方がずっとおいしく食べられます。
そもそも油揚げはその名の通り油で揚げてあり、すでに加熱済みの食品です。
火を通したものを袋詰めしてあるのが油揚げなので「厳密には生ではない」と言えるでしょう。
ただこの場合「調理せず食べられる」ということをわかりやすくするため、便宜上「生」と表現しています。
油抜きをすると食べやすくなる
油揚げは良質の植物性たんぱく質が豊富で、とても栄養価の高い食べ物です。できればさっと調理して簡単においしく食べたいですよね。
油揚げは油を含んでいます。揚げ物をしたあとに余分な油を落とすことを「油を切る」と言いますよね。
油揚げも同様に、料理をするときには湯通しするなど油を切るのが良いとされています。
油揚げの油抜き。よく聞きますが、絶対にしないといけないものなのでしょうか?
実は油抜きは必須ではないのですが、油抜きをすることで食べやすくなるなど、いくつかのメリットがあります。
そのため油揚げを食べる場合には油抜きをする、というのがルールのようになっているのです。
また最近では油抜き不要の油揚げも販売されています。自分の好みに合わせて製品を選ぶのもおすすめですよ。
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油揚げの油抜きのメリット
では油揚げを油抜きすると、一体どんなメリットがあるのでしょうか。
味がしみこみやすくなる
煮物などに油揚げを使用する場合には、味をしみこませた方がおいしく食べることができます。
その際に油が含まれていると、油は水分と混ざらないためなかなか味がしみこんでくれないのです。
油抜きをすることで味がしみこみやすくなり、料理のおいしさがぐっと増します。
油っぽさがなくなって食べやすい
油が強い食べ物が苦手な方は、油抜きを行うことであっさりとして食べやすくなります。
また油というのは時間が経つにつれて酸化する性質があります。
酸化してしまった油揚げ表面の油を落とすことで、料理がよりおいしく仕上がるのです。
カロリーをグッと抑えられる
当然と言えば当然ですが、油を抜くので単純にカロリーを抑えることができます。
ただし良質な油は健康な体作りには必須。
油を抑えすぎてしまうとげっそりとやつれたように痩せてしまいますし、あらゆる弊害も生まれます。
もしもあなたがダイエットのために油揚げの油抜きをするのであれば、考え直した方がよさそうです。
また、油抜きをすることでカロリー以外の他の栄養価も下がってしまいます。
カルシウムや鉄分など、大切な栄養素も失ってしまうことを理解しておいてください。
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油揚げを使ったおすすめレシピ
油揚げについてわかったところで、油揚げを使った簡単な料理のレシピをご紹介します。
油揚げのチーズ焼き
まずは、油揚げをそのまま1枚焼くだけの簡単レシピから。
- フライパンにごま油を熱し、油揚げを入れてフライ返しでかるく押さえながら焼く
- こんがりと焼き色が付いたら裏返し、両面をカリッと焼く
- チーズをのせて焼き、チーズが溶けたら取り出す
- ねぎと七味唐辛子をお好みでふったら完成
ごま油でカリッと焼いた油揚げと、とろとろのチーズがおいしい一品。とても簡単でおつまみにもなる、スピードメニューです。
油揚げの煮物
作り置いておけば一品としても料理の具材としても大活躍の、簡単油揚げの煮物の作り方をご紹介します。
- 油揚げを油抜きして、食べやすいサイズに切り分ける
- 鍋に放射状になるように均一に油揚げを並べる
- 水、砂糖、しょうゆを混ぜ合わせて鍋に注ぎ入れる
- 落し蓋をして火にかけ、沸いてきたら火を弱める
- 煮汁が沸いている状態を保ったまま煮続ける
- 煮汁が少し残る程度まで煮たら火を止め、冷ます
- 粗熱が取れたら保存容器に煮汁ごと移して、完成
いなり寿司やきつねうどん、野菜と一緒に炒め物や和え物にしても。もちろんそのまま食べてもおいしい油揚げの煮物ができあがりますよ。
油揚げと卵の袋煮
油揚げを巾着として、中に卵を入れてやさしい味付けで煮込んだ料理です。油揚げに煮汁がしみこんで、卵との相性もばっちりですよ。
- 油揚げは長い辺を半分に切り、袋状に開く
- 卵はボウルに割り入れ、油揚げ1切れに1つずつそっと入れ爪楊枝で口を留める
- 鍋に水、酒、みりん、しょうゆ、和風だしを入れてひと煮たちさせる
- 油揚げの口を上にして鍋に加え、ふたをして弱火で煮る
- 上下を返して少し煮たら火を止める
- 粗熱が取れるまでおいたら、完成
最後に火を止めて粗熱を取ることで、油揚げにさらに味がしみこみやすくなります。
また煮すぎないことで卵の黄身がかたくならず、やわらかく仕上げることができますよ。
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まとめ
この記事をまとめると
- 油揚げはそのまま食べられるが決しておいしくはない
- 油揚げの油抜きは必須ではないが、した方がおいしく食べられる
- 油揚げはあらゆる料理に活用できて、しかも簡単でおいしい
油揚げを活用して簡単に何か作ることができれば、あと少し物足りないというときに重宝します。
ただ焼いて薬味をのせるだけでも一品できるので、手軽にたんぱく質を摂取できるのも嬉しいですね。
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