食物繊維たっぷりで体にいい食べ物の一つに「海苔」があります。海苔の中でも小さなお子様の多くがすきになってしまうのが「味付け海苔」です。甘辛い味が付いているので、いくらでも食べ続けてしまうお子様もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は「味付け海苔は何歳から食べさせられるのか?」ということを中心に、味付け海苔の与え方などをご紹介していきます。先に記事を一覧にしておきました。
- 味付け海苔は何歳から与えてもいいのか?
- 味付け海苔の成分ってどんな感じ?
- 味付け海苔よりももっと安心して与えられる海苔って?
こんな感じの内容となっています。この記事をきちんとよんで、味付け海苔の与え方をしっかりマスターしてしまいましょう。
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目次
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味付け海苔は何歳の赤ちゃんに与えて良いの?
味付け海苔は老若男女誰でも好きな食材です。しかし、赤ちゃんにも与えて良いのか?その辺りは誰もが気にするところでしょう。味付け海苔は何歳くらいから食べられるのでしょうか?
1歳を超えてからが安心
味付けのりを与えるのは「1歳を過ぎてから」にしましょう。味付け海苔は美味しく感じられるように、海苔に塩などで味付けがしてあります。そのため1歳未満の小さなお子様に与えてしまうと、塩分を取り過ぎてしまう可能性があるのです。
また、味がおいしいからと沢山食べ続けていると、消化不良を起こし下痢や嘔吐を引き起こしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
離乳食で与えるのはおすすめできない
毎日の離乳食作りが大変になってきて、海苔を加えてアクセントにしたいと考えることもあるかもしれません。しかし、味付けのりを離乳食に取り入れるのはあまりおすすめできません。理由は前述した通り「味付け海苔には多くの塩分が付いているから」です。
なのでどうしても離乳食に取り入れたいのであれば、流水で表面の塩分を洗い流してから取り入れるようにしましょう。塩分をザっと洗い流し、細かくちぎっておかゆの中に混ぜ込んだりすると、お子様も美味しく食べてくれるはずです。
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味付け海苔の成分
市販されている味付け海苔には、以下のような成分が含まれています。
- 醤油
- 砂糖
- 水あめ
- 魚介エキス
- 食塩
- 調味料
これらの調味料を程よく混ぜ合わせることで、あの甘辛い味を作り出していたのです。
塩分量が高め
この成分の中でお子様に与える際に注意するべきなのが「塩分」です。濃すぎる塩分を赤ちゃんに与えてしまうと、味覚に異常が出て他の食材を食べてくれなくなる危険性があります。
赤ちゃんは口の中が敏感なので塩味がきつすぎる
その他、赤ちゃんの口の中は非常に繊細なつくりをしています。なので、味付け海苔の多すぎる塩分が口の中に入ってしまうと、体に異常が現れることもあるので注意しましょう。もしどうしても味付けのりを小さな赤ちゃんに与えるのであれば、7カ月から8カ月目は過ぎたあたりから与え、しっかりと塩分を洗い流すことが必須です。
無理でなければ、1歳が過ぎるまで与えずに我慢する方がいいでしょう。
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食事への取り入れ方
では1歳を過ぎたお子様に、味付けのりを与える時。どんな方法で食べさせればいいでしょうか?いくつかのポイントを確認しておきましょう。
味付け海苔ではなく焼きのりにするのがおすすめ
1つ目のポイントとしては、味付けのりを与えるのではなく「焼きのり」を与えることです。スーパーには味の付いていない「焼きのり」も売っています。海苔自体は、ミネラルや食物繊維が沢山含まれているため、野菜が嫌いなお子様などにぴったりの食材です。
なので、始めから味付けのりを与えずに「焼きのり」を与えてみましょう。そうすることで、塩分の取り過ぎを避けることも可能です。
アレルギーの有無を確認してから
また、お子様の中には「海苔を食べてアレルギーになる子供」もいます。そのため、いきなり一度に大量の海苔を食べさせるのではなく、少量だけ食べせて症状が出ないかどうか確認して与えていきましょう。
また、味付けのりを食べさせようとすると「大豆」「豚肉」「エビ」などのアレルゲンが含まれている可能性もあります。味付けのりを始めて与える際には、これらの物質のアレルギー症状が出ないかどうかを確認して、徐々に量を増やしていくといいでしょう。
一日の摂取量はこれくらい
3つ目のポイントとしては「海苔を食べてもいい量」です。海苔の中には「ヨウ素」という栄養分を取り過ぎると以下のような健康被害が現れます。
- 甲状腺腫
- 体重減少
- 筋力の低下
こういった症状を抑えるためにも、海苔は1日に2から3枚程度しか食べさせないようにするのがポイントです。健康にいいからと言って、何枚も食べさせるのはNGなのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「味付け海苔は何歳から食べられるのか?」ということを中心に、海苔の食べさせ方などを詳しく解説してきました。最後に記事内容を確認しておきましょう。
この記事をまとめると
- 味付け海苔は1歳を過ぎてから食べさせた方がいい
- 味付けのりをどうしても離乳食に取り入れたいのであれば、しっかり洗って取り入れる
- 味付けのりを食べ始めた際は、1日2から3枚程度しか食べさせないようにする
こんな内容となっていました。お子様に味付けのりを食べさせる時は、食べ過ぎに注意して適量を与えるようにしていきましょう。
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