ちんすこうは沖縄土産の定番で、一度は食べたことがある人も多いのではないでしょうか。中でも雪塩ちんすこうは、甘さの中の塩味が絶妙でファンも多いですね。
この記事では雪塩ちんすこうは賞味期限切れでも食べていいのか、湿気ていても大丈夫なのかについて書いていきます。ぜひ最後までお読みください。
目次
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ちんすこうってそもそもなに?
ちんすこうは、そもそもどんな食べ物なのか解説していきます。
ちんすこうとは
ちんすこうの歴史は古く、琉球王朝時代からあったお菓子といわれています。名前の由来には2つの説があり「ちん」は珍「すこう」はお菓子という意味で大変珍しいお菓子という説。
もうひとつは「ちん」は金「すこう」はお菓子で大変高価なお菓子という説があります。(守礼堂HPより引用)どちらにしても貴重なお菓子だったことが推測されますね。
製造方法・原材料
ちんすこうの製造をしている「新垣ちんすこう」さんのHPに製造方法が掲載されていたのでご紹介します。
<ちんすこうの製造方法>
- ミキサーにラード、砂糖、小麦粉などを入れ高速回転で混ぜる
- 生地をローラーでのばし固める
- 大型の型抜き器で型を抜いていく
- オーブンで170度30分ほど焼く
- 冷却する
- 袋詰めをする
ちんすこうの主な原材料は下記になります。豚肉文化の沖縄らしく、ラードが使われているのが特徴です
家で作る場合
<材料>小麦粉70g・砂糖30g・サラダ油30g
<作り方>
- ボールに砂糖とサラダ油を入れてよく混ぜる
- 小麦粉をふるいながら加えてさっくり混ぜる
- オーブンで170度13分で焼く(ククッパッドより引用)
家にあるサラダ油で簡単にできます。サラダ油をラードに変えると、本格派のちんすこうになるようです。
有名なメーカー
ちんすこうで有名なメーカーはたくさんありますが、よくお土産屋さんでみるメーカーをご紹介します。
- 新垣菓子店・・・創業1932年ちんすこうの老舗メーカーです。琉球の船のパッケージは一度みたことがある人も多いのではないでしょうか。プレーンな昔ながらのタイプで人気があります。
- ナンポー・・・ちんすこうは長細いというイメージを覆した、ころんと丸い形が可愛いちんすこうです。
第50回全国推奨観光土産品で厚生労働大臣省を受賞した名品です。筆者も食べたことがあるのですがサクサク一口で食べられるので、食べ出したら止まらなかったです。 - 名嘉真製菓本舗・・・サクサク食感が特徴で、定番のプレーン味からココナッツ黒糖など珍しい味があります。
- 宮城菓子店・・・石垣島のお菓子店で、全国菓子大博覧会で名誉総裁省を受賞したお菓子です。歯ごたえがありサクサク食感が好きな方におすすめです。
- ファッションキャンディ・・・ちんすこうにチョコを組み合わせた「ちんすこうショコラ&ダーク」が地元の人にも人気です。
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南風堂の雪塩ちんすこうの特徴・日持ち
数あるちんすこうの中でも高い評価を得ている、南風堂の雪塩ちんすこうをご紹介します。
特徴
雪塩ちんすこうの特徴は、石垣島の雪塩が使われているところでしょう。伝統のお菓子と塩味のコラボレーションは斬新な組み合わせですね。
この斬新さが受けて、沖縄のお土産品にとどまらず地元の人からも愛されるお菓子として人気をえています。
日持ち
賞味期限は、未開封で製造日より70日となっています。
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賞味期限切れでも食べられる?
雪塩ちんすこうの賞味期限は70日ですが、賞味期限が過ぎていても食べられるのか解説していきます。
状態が悪くなければOK
賞味期限は「食品を美味しく食べられる期限」なので賞味期限内に、必ず食べなければいけない日付というわけではありません。賞味期限の倍の日づけまでは、食べられるとの情報があります。つまり雪塩ちんすこうは賞味期限が70日なので、倍の140日までなら食べてもいいと解釈できます。
湿気を吸いやすく、湿気やすい
ちんすこうは湿気やすいお菓子でもあります。またラードをたくさん使っているお菓子なので、湿気を含むとラードが酸化しやすくなります。
湿気を含んで、ちんすこうがベタベタしていたらラードが酸化して、油が浮き出ている状態です。食べれないわけではないですが、胸やけがするかもしれません。
粉状でも大丈夫?
ちんすこうが粉状になってしまったら、材料同士が劣化している可能性があります。酸化臭がしないか、カビが生えていないか確認して食べるか判断しましょう。
こうなっていたら食べないで
ちんすこうの食べてはいけない目安をお伝えします。
まわりが、ベタベタしている。 酸化臭のような匂いがする。 湿気を吸って食べても美味しくなかった。
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まとめ
ここまで雪塩ちんすこうは賞味期限切れでも食べていいのか、湿気ていても大丈夫なのかについて書いてきました。
この記事をまとめると
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ちんすこうは琉球王朝時代からあるお菓子である。主な原材料は、小麦粉、ラード、砂糖である。
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雪塩ちんすこうは賞味期限が切れていても食べられる、ただし味は劣化しているので早めに食べた方がよい。
ちんすこうは沖縄土産として有名ですね。ラードを使うことで、他のお菓子にはないサクサク食感ができるのです。メーカーによって、サクサク感が違いいろいろな味が出ています。
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