ハンバーグのパン粉代用3選！それぞれの違い！出来上がりの違いは？ |

ハンバーグを作る時には、タネの中に「パン粉」を入れますよね？これは、ハンバーグのうまみがなるべく外に流れ出さないためのテクニックなのです。しかし、いざハンバーグを作ろうとした時に「パン粉を買い忘れた！」という場合も稀にあります。そんな時には、様々な食材で代用が可能なのです。

今回の記事内容はこんなラインナップになっています。

ハンバーグのパン粉の代わりになる食材って何？
それぞれの食材でどんな違いがあるの？
それぞれの食材で、ハンバーグの仕上がりに変化はあるのか？

このような感じで、この記事では「ハンバーグのパン粉の代用品」について徹底的に解説していきます。もし、パン粉を切らしてしまったのであれば、この記事を読んで美味しいハンバーグづくりに挑戦してみましょう。

スポンサードリンク

1 パン粉の代用3選！
2 それぞれの食品の違いは？
3 出来上がりに違いは出る？
4 まとめ

パン粉の代用3選！

ハンバーグの中に入れるパン粉の代用として使える食材は、こんなものがあります。

食パン
小麦粉、片栗粉
麩

それぞれの食材をちょっと詳しく解説しておきましょう。

食パン

まず、ハンバーグを作る時にパン粉を切らしていたのであれば、真っ先に「食パンを代用する事」を意識しましょう。パン粉はパンを乾燥させて粉にしたものなので、食パンでも十分に代用をすることは可能です。冷蔵庫などに入っている食パンをフードプロセッサーなどで細かく粉砕して、ハンバーグのタネに入れます。

もしフードプロセッサーがないのであれば、おろし金でそのまま削っても同様の仕上がりになるでしょう。乾燥しているパン粉とは若干異なりますが、最もパン粉に近い状態で使えます。

小麦粉・片栗粉

パン粉がなかった場合には「小麦粉や片栗粉」を入れてもOKです。小麦粉や片栗粉を2から3程度入れると、パン粉と同じような効果を得ることが出来ます。片栗粉の方が粘性が高いので、つなぎの役割も担ってくれるでしょう。余計な味もしないため、ハンバーグのうまみを壊すことなく使いやすいです。

麩

3つ目の代用品としては「麩」が挙げられます。麩も原材料は「小麦粉」なので、パン粉や小麦粉と同じような効果を得られるでしょう。麩の場合は乾燥した麩を使い、ビニール袋などに入れて上からたたいて粉状にして使いましょう。麩にも香りなどはあまりないため、ハンバーグの味を邪魔せず美味しく仕上がるはずです。

スポンサードリンク

それぞれの食品の違いは？

3つの代用食材をご紹介しましたが、それぞれの食材にはどんな違いがあるでしょうか？もう少しだけ詳しく解説しておきます。

食パン

まずは「食パン」です。食パンは小麦を原料とし、パン粉ともほとんど同じ成分なので、パン粉を使った時とほとんど同じ効果を得られるでしょう。

小麦粉・片栗粉

次に「小麦粉や片栗粉」です。こちらは、パンの状態になる前の原料の粉なので、パン粉よりも癖がなく使えます。さらに余計な味もプラスされないので、シンプルなハンバーグになりやすいでしょう。

麩

最後に「麩」ですが、麩も小麦粉を原料として作られています。麩自体に吸水性がある事が最大の特徴で、パン粉よりもふんわりした状態になりやすいでしょう。

スポンサードリンク

出来上がりに違いは出る？

「食パン」「小麦粉、片栗粉」「麩」の3つの代用品を使ってハンバーグを作った時、それぞれのハンバーグにはどんな違いが出てくるでしょうか？簡単にまとめてみたので見ていきましょう。

食パン

食パンを使った場合は、パン粉とほとんど同じ効果を得られるため、パン粉の仕上がりとあまり変わらないでしょう。食パンの他に乾燥していて固い「フランスパン」を使っても美味しく仕上がります。食パンを代用に使った場合は、焦げやすいとされているので、火加減をよく見て調理を進める必要があります。

小麦粉・片栗粉

小麦粉や片栗粉を使った場合は、「ハンバーグ自体が崩れにくくなる特徴」があります。小麦粉は粉の状態で肉汁を吸い取ってタネの中で膨らみます。なので、形が崩れることは殆ど無いのです。片栗粉も水分を吸収して粘度を増します。そのため、ハンバーグのつなぎとして非常に高い効果を発揮してくれるでしょう。

味の癖も無いので、かなりおすすめの代用品です。

麩

麩を代用品に使った場合は、パン粉よりもさらに吸水力が高まります。そのため、パン粉を使って作ったハンバーグよりも、肉汁を溜め込んでジューシーな仕上りになりやすいはずです。ただし、その吸水力の良さからハンバーグの型崩れを起こし易くなるので調理の際には、多少のテクニックが必要になります。もし、出来るだけジューシーなハンバーグを作りたいのであれば、敢えてパン粉ではなく麩を使う事もおすすめです。