日本ではお祝い事などの際に、お赤飯を食べる風習があります。
子供の成人式、七五三、就職祝いなど日本では何かおめでたいことがあると赤飯を食べるご家庭が多いです。
そんな赤飯ですが、冷蔵庫に入れるとパサつくことなどから、常温で保管しているご家庭も多いですよね。
中々食べきれず何日も外に出していると、ぬるぬるしてきたりネバネバしてきて、食べられるか心配になってきます。そこで今回は、
- 赤飯の賞味期限・消費期限は?
- 赤飯は腐ったらどうなる?
- 赤飯の保存方法は?
これらのテーマについて紹介していきます。腐ったらどうなるのか、期限の目安などを知っておきましょう。
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目次
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赤飯の賞味期限・消費期限は?
それでは赤飯の具体的な賞味期限や消費期限について紹介していきます。
大体の目安を知っていれば、作る際の分量の調整にも役立ちますね。
賞味期限
赤飯の賞味期限は大体冷蔵保存で3日程度と言われていますが、具体的な日数などの決まりはありません。
赤飯はモチ米を使うことから、冷蔵保存をすると急激に劣化していきます。
これには理由があり、冷蔵保存によりもち米の水分が失われてしまうことが原因です。
モチ米はアミロペクチンと呼ばれるデンプンが含まれており、このデンプンに水分と熱が加えられることで、独特のモチモチ感が生まれます。
冷蔵庫に入れてしまうと、熱と水分が失われてしまいますから、急激に劣化してしまうわけです。
消費期限
赤飯の消費期限も、賞味期限同様3日程度でしょう。スーパーのお総菜コーナーなどで取り扱っている赤飯はその日のうちに期限が切れてしまいます。
これは常温保存の場合、細菌の増殖などの衛生面からこのように決められています。
調理後から必ず細菌は増殖していきますから、3日と言わず極力早く召し上がるようにしましょう。
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赤飯は腐ったらどうなる?
それでは赤飯は腐ってしまった場合どうなるのでしょうか?
元々ネバネバしたような感触だし、腐ったかどうかの判断が見分け辛いですよね。詳しく見ていきましょう。
匂い
腐ってしまった赤飯は、酸っぱいような臭いがしてきます。臭いを嗅いでみて、作った時と明らかな違いを感じた場合は廃棄しましょう。
また臭いと同様に味も酸っぱくなってきます。この場合も細菌の増殖により腐っていますので、諦めて廃棄しましょう。
カビ
表面やもち米の隙間に白や緑のカビが生えることもあります。この場合も、表面だけでなく全体に腐敗が進んでいる可能性が高いですから廃棄しましょう。
カビは湿気と温度が原因で発生します。赤飯は乾燥するとパサパサになるからといって、温かいうちに密閉して常温保存などして置くと、すぐにカビが生えてしまいます。
冷めるまではできるだけ乾いたガーゼなどを被せて、通気性と湿気の両方を保つようにしましょう。
ネバネバしているけど大丈夫?
赤飯のモチモチとネバネバの区別はとても難しいです。ですがもち米を箸で獲った際に、納豆のように長く糸を引くようでしたらこれは腐っています。
赤飯のモチモチは、本来糸を引くようなものではありません、持ち上げてネバネバ糸を引くようでしたら諦めて廃棄しましょう。
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赤飯の保存方法は?
それでは赤飯のおススメの保存方法はあるのでしょうか?
常温で保管されているご家庭も多いでしょうから、保存方法は理解しておきましょう。
冷蔵保存
赤飯を冷蔵保存する場合は、蓋つきのタッパーなどに詰めて保存するようにしましょう。
しかし、赤飯のデンプン成分のアミロペクチンが熱と水分を失うため、冷蔵庫から出して食べるとパサパサとしてしまいます。
温め直す際は霧吹きやなどで水分を表面に吹きかけてから、フタをして加熱しましょう。
フタやラップをして密閉した状態で加熱しないと、せっかくの水分がさらに飛んでしまい、余計に硬くなってしまいますのでご注意ください。
冷凍保存
赤飯の保存方法は冷凍保存がベストです。すぐに冷凍すれば1か月以上日持ちするでしょう。その日のうちに食べきれないようでしたら、小分けにしてラップで包み冷凍する方法がベストです。
赤飯に限らず、白ご飯などもすぐに冷凍保存すると良いでしょう。
炊きあがった後すぐにラップやタッパーで密閉すると、水分を逃さず保存することができます。
ご飯に水分を保ったまま冷凍することで、解凍後もモチモチとした食感の美味しいごはんが食べられますよ。
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常温で日持ちする期間は?
常温の場合の日持ち期間は当日までです。その日のうちに食べきるようにしましょう。
もち米は水分が豊富ですので、カビや細菌の繁殖がとても速く、傷みやすいです。
確かに常温保存の方が、風味やモチモチ感をあまり損なわずに食べられますが、確実に腐敗は進んで行きます。
炊きあがった際は、食べきらない分をすぐに冷凍保存しましょう。日が経ってから冷凍するのはNGですよ!
まとめ
今回は「赤飯の賞味期限や保存方法について」紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 赤飯は冷蔵保存で2~3日、冷凍保存で1か月以上日持ちする
- 腐ると酸っぱい風味や味、カビが発生する
- 保存方法は冷凍保存がベスト
一度に大量に作りがちな赤飯ですが、そのまま常温保存しておくのはとても危険です。
食べきらない分はその日のうちに小分けにして、冷凍保存するようにしましょう。
すぐに冷凍保存すれば、レンジで再加熱した際に炊き立てのような状態で食べられますよ♪
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