石焼きビビンバの起源は日本発祥!?ビビンバとビビンパの違いは?

石焼きビビンバと言えば、今や多くの日本人に愛されている料理です。焼肉店などで注文される方も多いのではないでしょうか?

卵を溶かしたご飯を混ぜた時のジュージューという音と、おこげの香ばしい香りが食欲をそそりますよね。

そんな石焼きビビンバですが、どこの国から来た料理か知っていますか?ビビンバに似た名前でビビンパという料理もあるそうですよ!詳しく知りたい所です。

そこで今回は、

  • 石焼きビビンバの起源は?
  • ビビンバとビビンパの違いは?
  • ビビンバにも色々な種類が

これらのテーマで紹介していこうと思います。ビビンバにも色々な種類がありますので、知って試してみましょう。

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石焼きビビンバの起源は?

気になる石焼きビビンバの起源について紹介していきます。

焼肉店などで提供されることの多い石焼きビビンバですが、なんとなく韓国料理のようなイメージを持たれている方が多いはず

焼肉と言えば韓国ですから、そのイメージを持つのも納得がいきます。詳しく紹介していきますね。

ビビンバの起源は朝鮮

ビビンバの起源は、1800年代の朝鮮王朝から伝わったと言われています。しかしビビンバの由来については諸説あり、いまだに解明されていないようですよ。

「骨董飯(ゴルドンバン)」という言葉が、「是議全書」という1800年代末期の文献に登場したのが最初という説があります。

ゴルドンバンは「色々なものを混ぜ合わせるご飯」というような意味があるようです。

この他にも、ビビンバは「ブビムバブ」とも呼ばれていたという記録もあります。

名前の由来は不明ながら、どの作り方でも「色々なものを混ぜ合わせる」というような意味は共通していることから、ビビンバとは色々な具材を混ぜ合わせて食べるご飯のことを指すようです。

石焼きビビンバの起源は日本

そんなビビンバですが、日本で定番のビビンバと言えば「石焼きビビンバ」ですよね。

ビビンバは朝鮮料理ですが、実は石焼きビビンバは日本が起源と言われています。

在日の韓国人が考案したもので、牛肉や野菜などを入れ石焼きで食べるという方法は、ビビンバの中では新しい食べ方のようです。

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ビビンバとビビンパの違いは?

実はビビンバには色々な呼び名があります。

ピビンパ、ピビンバプなどどれも似たような文字でとても発音し辛いです。ビビンバとビビンパは違いがあるのでしょうか?調べていきましょう。

ビビンバ

多くの日本人が知っているビビンバは、一般的にどんぶりにご飯を入れ、調理した肉や卵、ナムルなどの野菜を入れて食べる料理です。

全ての具材を混ぜ合わせてから食べる方法が、本来のビビンバの食べ方なようですよ。

本来はスッカラクと呼ばれる、専用のスプーンのようなもので食べるようです。

ビビンパ

実はビビンバもビビンパも料理自体は同じものです。韓国語の発音によって呼び方が様々になってしまっているだけのようです。

ご飯の上にナムル・肉・卵などの具をのせて、コチュジャンなどの調味料と一緒に混ぜ合わせたものです。ビビンバと全く同じものです

ちなみにビビンバに乗せる具材の数は本来5種類と決まっていて、手前・奥・右・左・中央に分けて盛り合わせるのが通例の様です。

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ビビンバにも色々な種類が

ビビンバには実は色々な種類のメニューがあります。

日本では野菜やお肉、卵の乗った一般的なビビンバしか取り扱っていないお店も多いので、見つけた際は試しに食べてみたいですね。

ユッケビビンバ

現在日本では、食中毒の観点などからあまりユッケは食べられなくなってしまいました。

しかし現地ではユッケビビンバはとても人気がありますよ。

通常のビビンバと同様に、ご飯の上にナムルや卵などをのせるところまでは同じです。

調理したお肉の代わりに、生のユッケが乗せられます。お肉のうまみをダイレクトに感じられると好評なようです。

海鮮ビビンバ

海鮮ビビンバはとても豪華なビビンバですよ♪

マグロやホタテ、海老やイクラなどの海鮮類と野菜をご飯の上に乗せ、中央に海苔と卵黄を落としたものです。

乗せる海鮮は特に決まりはなく、たこやイカ、サーモンなどなんでも大丈夫なようです。

スーパーのお寿司コーナーなどで見かける「海鮮ユッケ丼」とほとんど同じもののようですね。

甘辛いタレと卵のまろやかさがマッチしてとても美味しいです。

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野菜ビビンバ

ビビンバというと茹でたほうれん草やナムルなど、すでに加熱調理された野菜が乗っているものを想像する方が多いかと思います。

しかし中には野菜ビビンバと呼ばれる、生野菜をたくさん乗せたビビンバもあるようです。

レタスやカイワレ大根をご飯の上に敷き、上に甘辛い味に調味したひき肉をのせ、最後にミョウガや青しそなどの薬味を上から振りかけます。

韓国風のタコライスのようなイメージに近いでしょうか。甘辛ダレの焼き肉をレタスで巻くと美味しいですから、当然美味しいですね♪

テンメンジャンビビンバ

名前の通り、通常のビビンバの上にテンメンジャンをかけたビビンバです。

日本の場合、ビビンバを注文すると一緒にテンメンジャンを別添えして提供してくれるお店もありますよね。

日本では一般的なビビンバとテンメンジャンビビンバは、同じような定義で扱われているのかもしれませんね。

まとめ

今回は「ビビンバの種類や起源について」紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • ビビンバは朝鮮から伝わった料理
  • ビビンバもビビンパも料理の内容自体は全く同じもの
  • ビビンバに乗せる具材は特に決まりが無く色々な種類がある

ビビンバは野菜とタンパク質が同時に摂れる、とても健康的で美味しいメニューです。

現地韓国では色々な種類のビビンバがありますので、全種類食べてみたいですね。

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