皆さんはチーズの種類と言うとどのくらいご存知ですか?有名なのがカマンベールチーズ、チェダーチーズ、プロセスチーズなど様々な種類がありますよね。その中でも一際目立っているのが青カビを使って熟成させた「ブルーチーズ」。
ブルーチーズは食べたことがある人ならわかると思いますが、独特の青カビの風味とチーズのまろやかさが加わってとても癖の強い味わいになっています。
今回はブルーチーズとはどのような食材なのか、ブルーチーズに使われる代表的なチーズや、チーズに生えるカビの種類などを解説していきます。
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ブルーチーズとは?
“ブルーチーズ“とは、牛乳または羊乳を原料として作られるチーズの一種で青カビによって熟成されます。使用される青カビはブルーチーズの種類によって異なり、クセのある味と香りが特徴的です。
青カビの歴史は古く、2000年前のローマ時代の書物にもブルーチーズの記載が残っています。ブルーチーズで一番有名なのは、イタリアの「ゴルゴンゾーラ」です。
〇ブルーチーズのカビはどうして食べられるの?
ブルーチーズに使われる青カビは食用のカビです。基本的にカビというものは毒がある植物なのでほとんどが食べることができませんが、ブルーチーズに使用される青カビはその中でも珍しい口にしても全く問題がない青カビなのです。ただしカビに対するアレルギーをお持ちの方の場合、安全なブルーチーズでもアレルギー症状が出てしまう可能性がありますので避けた方が良いでしょう。
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三大ブルーチーズ
一口にブルーチーズと言いましても実は様々な種類のチーズでブルーチーズが作られています。世界三大ブルーチーズと言われるものは、「ゴルゴンゾーラ」「ロックフォール」「スティルトン」の三つです。
それぞれにも特徴があり、ゴルゴンゾーラのブルーチーズは風味が柔らかく塩分が控えめであったり、 ロックフォールのチーズは刺激的な風味とクリーミーさ、スティルトンのチーズはかなり作るのが難しく高級品である特徴を持ちます。
カマンベールチーズのブルーチーズ
私たちがよく好んで食べているカマンベールチーズにも、アオカビで熟成させたブルーチーズがあります。 少し珍しいブルーチーズなのですが、他の三大ブルーチーズのようなクセのある匂いを持たないのでとても食べやすいと言われています。
もし日本で購入したいなら、よつ葉乳業の「よつ葉北海道十勝100シリーズ:大人のカマンベール&ブルー」を選ぶと良いでしょう。カマンベールチーズはミルクの風味がとても強く、青カビのクセを包んでくれているのでブルーチーズ初心者にもおすすめです。
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ブルーチーズの栄養
チーズは言わずと知れた健康食品の一つですよね。骨を強くするカルシウム、ビタミンA、B2が豊富に含まれ、美肌効果も期待できる健康食品です。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
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ブルーチーズの食べ方
ブルーチーズは青カビの特有の香りや癖が強いので、ブルーチーズそのものを食べることで味を楽しむこともできます。ですがブルーチーズはそのまま食べる以外にもたくさんの食べ方があります。
- はちみつやジャムを添える
- フルーツなどと一緒に食べる
- サラダのトッピングなどに使う
- パンにのせて軽く焼く
ブルーチーズは若干塩味も強いので、はちみつやジャム、甘いフルーツとの相性もとても良いです。色々な食べ方をやってみてお気に入りの食べ方を見つけてみてはいかがでしょうか?
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ブルーチーズは青カビでチーズを熟成させたもの
- カビのほとんどは毒性を持つため危険だが、青カビ使われるカビは体に害はない
- カビに害はなくとも、カビアレルギーの人はブルーチーズを食べるのは控えた方が良い
- 非常に優秀な栄養素を豊富に含んでいる
- ブルーチーズをそのまま食べても良いが、はちみつや果物と一緒に食べたりサラダのトッピングにする食べ方もおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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