煎茶は日本でよく飲まれているお茶の種類ですが、すぐに飲みきれない方も多いのではないかと思います。賞味期限が切れてしまった場合、どのくらいなら飲むことができるのでしょうか?今回は、
- 煎茶の賞味期限
- 期限切れはいつまで飲める?
- 腐るとどうなる?保存方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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煎茶とはどんなお茶?
“煎茶”は緑茶の一つで、摘んだ葉を新鮮なうちに蒸して揉みながら乾燥させたものです。揉むことによって茶葉の繊維が壊れるため、より香りや風味が強く出るのが特徴です。
緑茶と煎茶の違い
最近は『緑茶=煎茶』を指すことが多いですが、緑茶は不発酵茶の総称、煎茶はその内の種類です。
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煎茶の賞味期限はどのくらい?
煎茶の日持ち日数の目安は、未開封・開封後・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 未開封…約半年
- 開封後…約1ヶ月
- 冷凍保存…約3ヶ月
煎茶は未開封であれば半年ほど日持ちします。腐ることは少なく、空気に触れることで酸化して傷んでいきます。開封後は酸化して味や風味が変わってくるので、1ヶ月以内が美味しい期限の目安です。冷凍すれば3ヶ月ほど日持ちします。
賞味期限切れはいつまで飲める?
煎茶の賞味期限は未開封で半年ほどですが、 賞味期限が切れてしまっても未開封であれば飲めることが多いです。 開封後に1ヶ月以上経っていると傷んでいる可能性が高いですが、湿度や温度の良い場所で保存していれば飲めることが多いです。しかし、保存状態が悪いと傷んでいることもあるので、よく見分けてから飲むようにしましょう。次は、腐ってしまった時の特徴についてご紹介します。
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煎茶は腐る・傷むとどうなる?
煎茶は開封すると徐々に傷んでいきます。乾燥しているので腐ることは少ないですが、傷んでくることはあります。時間が経って傷んでしまった煎茶には、このような状態が現れます。
- 風味が落ちて変な味がする
- 酸っぱい味がする
- 緑茶特有の香りが薄い
煎茶には「腐る」ということがありませんが、開封してから日数が経つと 風味が落ちて美味しさが減っていきます 。具体的には空気に触れることで「酸化」するため、 酸味の強い味に変化 していきます。
また、煎茶は新しいと香りがとても強いですが、傷んでくると徐々に 香りが落ちていきます 。未開封の場合は香りが飛ぶことはありませんが、一度開封すると味と共に香りも落ちていくので早く消費するようにしましょう。
煎茶の正しい保存方法
煎茶の未開封・開封後・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
未開封の紅茶
未開封の煎茶は真空パックになっているので、1〜2年と長い期間日持ちします。保存は基本的に常温で問題ありませんので、室内の冷暗所で保存しましょう。
開封済みの紅茶
開封済みの煎茶は、どんどん味が落ちていくので1ヶ月ほどで使い切るようにしましょう。1ヶ月を過ぎても飲めることは飲めるのですが、空気に触れること「酸化する」のでどうしても風味は落ちていきます。
保存のポイント
- 密閉容器に入れ替えて、できるだけ空気に触れないようにすることで風味をキープ!
冷凍保存の場合は?
長期間保存したい時には、そのまま冷凍することで約1年日持ちします。この場合もできるだけ密閉状態を保って保存するのがポイントです◎ 冷凍でも、開封済みの紅茶は1ヶ月ほどで消費するようにしましょう。
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賞味期限切れの煎茶の利用法
賞味期限切れの煎茶は、飲む以外にも『消臭剤』として利用することができます。お茶っぱを布袋など漏れない袋に入れ、靴箱やクローゼットなど匂いが気になる場所に置いてみましょう。お茶の消臭作用によって、気になる匂いを消す効果が期待できます。
まとめ
この記事をまとめると
- 煎茶の賞味期限は、未開封:半年 / 開封後:約1ヶ月 / 冷凍:約3ヶ月
- 煎茶は腐りにくいが、酸化することで劣化する
- 賞味期限切れでも未開封や開封後の保存状態が良ければ飲めることが多い
- 期限切れのお茶っぱは消臭剤として使うことができる
煎茶は開封すると香りや風味が落ちていくので、すぐに飲まない場合は冷凍保存がおすすめです。
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