コンデンスミルクとコンデンスクリームの違いは?体に悪いのはどれ?  

新鮮なミルク

コンデンスミルクは加糖練乳とも呼ばれていていちごにかけるのが定番ですよね。甘酸っぱいいちごに甘くてねっとりしたコンデンスミルクをかけるのが、酸っぱさと甘さのコラボレーションを楽しめてたまらなく美味しいですよね。

コンデンスミルクだけでも美味しくてついつい舐めたり飲んでしまったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか?皆様コンデンスクリームはご存知ですか?

コンデンスミルクと同じじゃないの?と思いますよね。同じものなのでしょうか?違いはあるのでしょうか?

そこで今回は

  • コンデンスミルクとは
  • コンデンスクリームとは
  • 生クリームの代わりになるのは?

これらのテーマでご紹介いたします。

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コンデンスミルクとは

白いミルク

英語の「condensed(コンデンス)」 は濃縮したという意味です。アメリカでコンデンスミルクというと甘みのない無糖練乳のことをさしますが、日本では牛乳に甘みを付けて濃縮したものをコンデンスミルクと呼びます。

アメリカのスーパーで「condensed milk」と書かれているものは日本でいう無糖練乳(エバミルク)で、「sweetened condensed milk」と書かれているものは加糖練乳のことをいう(私たちがいちごやかき氷などにかけて使う甘くとろりとしたコンデンスミルクのことをさします)のでコンデンスミルクの認識はアメリカと日本では少し違っていますね。

おなじみのコンデンスミルクですが、昔のいちごは酸っぱかったので甘いコンデンスミルクをかけて食べるのがいちごの酸っぱさをマイルドにすることでマッチして、このような食べ方が定番になったようです。

昭和の時代にはいちごを食べるときは必ずといっていいほどコンデンスミルクをかけていました。

成分

コンデンスミルクの成分は生乳としょ糖です。

コンデンスミルクに多く含まれる栄養成分は主に以下の7つです。

  1. カリウム
  2. カルシウム
  3. ナトリウム
  4. ビタミンA
  5. ビタミンB2
  6. リン
  7. 亜鉛

とろ~りとしていてねっとりとした甘くて美味しい味です。ミルクが濃縮されたものに砂糖を加えたものなのでとてもミルキーです。子供から大人まで誰もが大好きな味ですね。

用途

コンデンスミルクは美味しいしいろいろ使えて便利です。コンデンスミルクの用途は以下の通りです。

  • かき氷の上にかける
  • いちごにかける
  • コーヒーに入れる
  • 湯煎して煮詰めて生キャラメルをつくる
  • バターと混ぜるとミルクバターになり、パンに塗って食べる

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コンデンスクリームと何が違う?

おやつにミルク

コンデンスミルクはよく聞きますが、コンデンスクリームはあまり聞かないですよね。コンデンスミルクとはどういうものでしょうか?何が違うのでしょうか?みてみましょう。

コンデンスクリームとは

コンデンスミルクは牛乳からつくられたもので、コンデンスクリームは生クリームからつくられたものです。コンデンスミルクとコンデンスクリームの値段についてもさまざまな値段設定がされています。

コンデンスクリームは生クリームからつくられるのですが、生クリームも「動物性」と「植物性」があることから、動物性の生クリームを使用している方が値段が高くなります。

わかりやすくいうと「バター」と「マーガリン」のような関係です。バターは生乳から作られているので値段が高く、マーガリンは植物油脂から作られているから値段が低くなりますよね。

成分

コンデンスクリームの成分は以下の6つです。

  1. 砂糖
  2. 脱脂粉乳
  3. 植物油脂
  4. バターオイル
  5. ホエイパウダー
  6. 乳糖/乳化剤(大豆由来)

コンデンスクリームもコンデンスミルクとほぼ同様の栄養成分がありますが、脂質がコンデンスミルクよりも高くなります。

ほぼコンデンスミルクと変わりはないです。本来であればコンデンスミルクはミルクからつくられ、コンデンスクリームは生クリームからつくられているのでコンデンスクリームの方がどろっとしたイメージがありますよね。

しかし実際のところコンデンスミルク自体がとろ~りとしているのでさほど変わりは感じられず、コンデンスクリームも味はとろ~りしていて甘くてミルキーで美味しいです。

用途

コンデンスクリームの用途は以下の通りです。コンデンスミルクと同様ですね。

  • かき氷の上にかける
  • いちごにかける
  • コーヒーに入れる
  • 湯煎して煮詰めて生キャラメルをつくる
  • バターと混ぜるとミルクバターになり、パンに塗って食べる

コンデンスミルクと何が違う?

コンデンスミルクは牛乳からつくられたもので、コンデンスクリームは生クリームからつくられたものです。

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生クリームの代わりになるのは?

白い生クリーム

コンデンスクリーム

コンデンスクリームは生クリームからつくられているので生クリームの代わりにもなります。

しかし注意しなければならないのがすでに加糖されているものが多いので生クリームの代わりにつかう際には砂糖がすでに入っているかどうかを確認することが必要だということです。

コンデンスクリームは加糖されているものが多くすでに味がに甘くなっているので、甘さが必要ない場合は代用としての役割は異なってきてしまうでしょう。

生クリームの代用の作り方

エビマヨをつくるとき生クリームの代わりにコンデンスクリームが使用できます。

つくり方は簡単です。

  1. 生クリームの分量を生クリームに変える
  2. マヨネーズとコンデンスクリームとを混ぜる
  3. エビに片栗粉をまぶす
  4. 片栗粉をまぶしたエビを油で揚げる
  5. 2(マヨネーズとコンデンスクリームを混ぜたもの)に混ぜる
  6. 出来上がり!

アイスクリームつくる際も生クリームの代用でコンデンスクリームが使用できますよ。その場合、コンデンスクリームのままだと水分が少ないので固まりづらいです。お水で少し薄めてから冷凍庫で冷やすと固まりやすいです。コンデンスクリーム1:水3くらいの割合がおすすめです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • コンデンスミルクとは加糖練乳(コンデンスミルク)は、牛乳に糖分を加えて濃縮させた粘度の高い液状のミルクのことをいう
  • コンデンスクリームとは生クリームからつくられたもののことをいう
  • 生クリームの代わりにコンデンスクリームが使用できるが加糖されていることを確認して甘さを考えながらつくることが必要

美味しいコンデンスミルクを上手に活用して楽しい食卓にしましょう!

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