黄金アジの旬の時期・特徴まとめ!淡路島のブランドアジを解説

金色の魚体を持つ黄金アジ。東京のすし屋等でも人気が高く、姿、味が良く高級なアジとして知られています。黄金アジの旬の時期はいつで、どのような特徴があるのでしょうか。

非常に人気の高い淡路島のブランドアジである黄金アジについて解説します。

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黄金(おうごん)アジについて

特徴

兵庫県南あわじ市に属する淡路島から4kmほどの沖合に浮かぶ小さな島沼島周辺で釣れるマアジは頭から小さく良く太っていて、黄金色に輝く美しいアジです。

「キアジ」の通称で親しまれ、ブランド化されています。本来は回遊しているものが多いマアジですが、餌が豊富な岩礁や磯に居ついて餌を十分に食べた物は体高があって色が金色になり、お腹にたっぷりと脂肪が詰まっています

身の締まりと味が濃いのが特徴で、青魚特有の青臭さは感じられず上品です。死後硬直前は食感と適度な旨味と甘味によって味にキレがあり、寝かせると旨味と甘味がさらに強く舌に残るようになります。数日間味や肉質が変化しないので、東京のすし屋でも非常に人気なのです。

ほとんど市場に出回らず、希少価値が高い黄金アジはお造りで食べると口の中で脂が溶けて程よい食感もあり絶品ですよ!

 

漁獲方法

沼島のアジは釣り漁業によって漁獲され、手釣り、ひきなわ釣りなど様々な方法があります。小型の漁船で、竿を使わない手釣りが沼島のスタイルです。沼島の1本釣りで獲れる黄金アジは漁獲後に魚が傷まないように手で触れずに針を外して水槽に入れられ、細心の注意を払って取り扱いされています。

価格の相場

沼島の黄金アジは市場に出回ることが少ないので希少価値が高く、築地市場に直送されていた黄金アジの市場価格は1匹3000円程度。アジが1匹3000円は高級ですよね。それほど美味しいのです。1度は食べてみたいですよね。

 

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旬の時期と美味しい食べ方について

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黄金アジの旬は5月から8月で、沼島はその時期はアジの回遊が多い上に良好な天然礁、人口礁が多く、エサが豊富にあるため岩礁や磯に居ついてたっぷりと栄養や脂肪を蓄えることができる環境にあるのです。

回遊するアジと違ってたっぷりと栄養や脂肪を蓄えた黄金アジは通常のアジを大きく上回る美味しさです。どのように食べても美味しいのですが、やはり1番美味しく味わえるのは刺身でしょう。

新鮮な黄金アジは弾力も抜群で、香りも良く皮を剥いたときから香りが楽しめます。次のおすすめの食べ方はアジフライで、黄金アジは通常のアジに比べて肉厚で上げるのに時間がかかるため熱の通り方がゆっくりなります。そのため外はサクッと中はジューシーでほくほくに仕上がり絶品です。細かく切って味噌、ネギ、青じそ、生姜などと合わせるなめろうにしても美味しいですよ。

 

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黄金アジを食べることができるお店

磯料理マルゴ

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刺身定食やアジフライ定食、アジのたたき定食などが楽しめるお店です。黄金定食という定食があり、アジのたたきとフライを一緒に楽しむことができます。ご夫婦で営まれているお店で人気があるため、お昼時に行くと少し待ち時間があるかもしれません。黄金アジの入荷が無いときもありますので、問い合わせてみてくださいね。

店舗情報

住所:千葉県豊津市萩生1170

電話番号:0439-69-8139

定休日:月・火

営業時間:11:00~15:30

 

さすけ食堂

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オープンと同時にその日の黄金アジが無くなるほどの人気店です。朝早くから列ができるので早めの来店がおすすめですよ!季節によっては朝の6時頃から並ぶ人もいます。名物はアジフライで、一緒にアジの刺身も楽しめるさすけ定食が人気です。一度来店するとまた来たくなること間違いなしです。

店舗情報

住所:千葉県冨津市金谷2193-5

電話番号:0439-69-2123

定休日:火、水、木

営業時間:10:00~18:00

 

まとめ

通常のアジよりも希少価値が高く脂がのって身も引き締まっている黄金アジ。

希少価値が高くなかなか出回らないので、是非一度食べてみてはいかがでしょうか。黄金アジの美味しさに感動すること間違い無しですよ!