ぶりの刺身は冷凍保存がオススメ?日持ちはどれくらい?解凍方法

皆さんはブリのお刺身はお好きですか?ブリの刺身といえばお寿司の中でもかなり人気の高い種類のひとつですよね。特にぶりは魚特有の臭みも少なく、それでいて食べ応えもしっかりあるので子供から大人まで大人気の種類です。

そんなブリのお刺身を家でも食べたくて買ってきたはいいものの、量が多すぎて余ってしまったという経験がある方はいませんか?今回の記事ではブリのお刺身をできるだけ美味しく長く保存できる方法について解説していきたいと思います。

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ぶりってどんな食材?

ぶりは、アジ科ブリ属の魚で冬に旬を迎えます。「カンパチ」「ヒラマサ」と共に鰤御三家とも呼ばれています。日本では長崎県・島根県・千葉県が主な生産地です。ぶりは成長するにつれて呼び名が変わる出世魚です。大きさに加え、地域によってもその呼び名は異なります。

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ぶりの刺身の日持ちはどれくらい?

ブリの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

ブリの日持ち

冷蔵保存…1〜2日

冷凍保存…2〜3週間

ブリは冷蔵保存で1〜2日、冷凍保存で2〜3週間日持ちします。冷蔵保存中も劣化してしまうので、すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。

刺身は翌日でも食べられる?

お刺身のブリを翌日食べるのはあまりおすすめではありません。生魚は鮮度が落ちるスピードが速いので、購入したその日のうちに消費するのが望ましいです。

こんな状態なら食べないで!

ぶりのお刺身は腐るとどうなるのでしょうか?腐ったブリの特徴・まだ食べられるブリの特徴を、それぞれ確認してみましょう。

腐ると…

ぬるぬるしてヌメリがある

ねっとりしている

酸っぱい臭い・生臭いにおいがする

黒く変色している(※特に血合い部分)

ぶりが腐るとこのような状態になります。スーパーに販売されている状態で、傷んできたぶりを見分けるには「色」がポイントになります。黒っぽく変色しているぶりは、傷んでいる証拠ですので選ばないようにしましょう。特に血合い部分が黒く変色しやすいです。

購入後の見分け方ですが、ぬるぬる・ねっとりしたぶりには注意が必要です!ヌメリはぶりの臭いの原因にもなりますので、臭いでもよく見極めましょう。どろどろして身が溶けているぶりは、だいぶ腐敗が進んでいます。味も変わっている可能性があり、食中毒の原因となりますので廃棄しましょう。

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美味しく保存するなら冷凍がおすすめ!

ブリの刺身は非常に傷みが早いので、もし食べきれないと思ったらそのタイミングですぐに冷凍保存するようにしましょう。

冷凍保存する手順はキッチンペーパーで水気を拭き取ってからラップできっちりと空気が入らないように包んでください。その後にジップロックなどのジッパー付きの保存袋に入れてしっかりと空気を抜いた状態で冷凍庫に入れるようにしましょう。

解凍する時

解凍するときは、食べる半日~1日くらい前に冷凍庫から冷蔵庫に移す「冷蔵庫内自然解凍」がおすすめです。冷蔵庫内での自然解凍は細菌の繁殖を防ぐことができるだけでなく、お刺身の中にある水分を保ったまま解凍することができるところがメリットです。

常温解凍や流水解凍してしまうと、お刺身の中から水分が余分に出てしまい旨味も一緒に出てしまうことで美味しくなくなってしまいます。少し時間がかかってしまうのが欠点ですが、美味しく食べるためにも必ず冷蔵庫内で自然解凍させてくださいね。

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ぶりは栄養満点でオススメな食材!

ここまではブリのお刺身の保存方法について解説してきましたが、最後にぶりの優秀な栄養素について解説したいと思います!ブリをはじめとする魚たちはDHAやEPAなどの非常に優秀な栄養素を豊富に含むので、私たち大人だけでなく子供の成長のサポートにも最適な食品と言えます!

ブリに含まれている栄養成分

DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。

  • IPA/EPA(イコサペンタエン酸):IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンD:ビタミンDは、カルシウムの働きをサポートし主に骨形成を助けます。加えて、筋肉や神経伝達において不可欠なカルシウム濃度の調整も担っています。細菌の研究では、ウイルスや細菌に対する免疫効果の向上する。抗うつ作用も注目されています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • ブリの刺身は冷蔵保存でも日持ちは1~2日程度
  • 長期保存するなら冷凍保存するのがオススメ
  • 明らかに食感や見た目がおかしい場合は腐っている可能性が高い
  • ぶりは非常に優秀な栄養素を豊富に含む食品 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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