沖縄県へ旅行や出張などで訪れると、一度は見かけることのある「島らっきょう」のお料理。お酒のおつまみにピッタリで、ついつい沖縄の代表的なオリオンビールが進みますよね。
今回は、ご自宅でもあの美味しい「島らっきょう」を食べたい方におススメの正しい保存方法などをお伝えしますよ。
なかなか沖縄県以外では簡単に手に入りにくい「島らっきょう」をロス無く頂く方法が満載ですので、是非参考にされてくださいね!
- 島らっきょうの特徴・旬の時期、生産地などを詳しくお伝え!
- 島らっきょうは、どの部分まで食べられる?余すことなく頂きたい!
- 島らっきょうの保存方法を詳しくご紹介!状態別の日持ちも詳しくお伝え!
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目次
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島らっきょうってどんな野菜?
島らっきょうは古くから沖縄県で栽培されてきたラッキョウの一種で、一般的に知られるラッキョウより
強い香りと辛味がある
ことでも知られています。
特徴
島らっきょうの形状は
一般的ならっきょうよりも細くて小振り
一般的ならっきょうに比べて強い香りと辛味
旬の時期
島らっきょうの旬は
早いもので12月頃~、最盛期は2月~4月頃
生産地
島らっきょうの主な生産地は
沖縄県伊江島
また3月6日は「伊江島・島らっきょうの日」と制定されている程で、伊江島の土壌「島尻マージ」と呼ばれる水はけの良い土質が島らっきょうの栽培に適していると言われています。
生で食べられる?
沖縄では島らっきょうは
生食orチャンプルー(炒め物)にして頂くのが一般的で生食可能
- さっと水で洗い流し、白い部分と青い部分に切り落とす
- 白い部分を水洗いしながら、薄皮を剝く
- 粗塩を振って軽くもみ、ビニール袋などに入れて半日程度寝かせる
青い部分は茶色の部分を取り除いてから、加熱調理などをして頂くと良いでしょう。
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島らっきょうの食べ方・どこまで食べれる?
島らっきょうは沖縄県以外での購入は沖縄特産を取り扱うお店・ネット通販などで可能なため、ご自宅でも比較的簡単に沖縄気分を味わうことができますよ!
茎
島らっきょうは
白い茎部分を主に食べられている
青い部分
島らっきょうを丸ごと手に入れた際に残る
青い葉の部分も食べることが可能
味わいはニラ・ネギに似ているため、炒めものなどの加熱調理をして頂くと独特の風味が美味しいですよ。
味噌ディップ
島らっきょうの青い葉の部分を是非
葉の部分を使用した味噌ディップソース
- 島らっきょうの葉の部分を細かく刻む
- 味噌と刻んだ葉を混ぜ合わせ、冷蔵庫で2~3日寝かして完成
とっても簡単にできる上に、野菜スティックやおにぎりの具などにして頂くと絶品です。
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島らっきょうの日持ち・賞味期限
ここからは島らっきょうの日持ちについて、状態別でお伝えしていきます。
生の日持ち
島らっきょうは
土付きの状態であれば長期保存が可能
です。
- 土付きのまま、新聞紙など(クラフト紙、ペーパータオルなどでもOK)に包む
- 冷蔵庫内の野菜室に入れて保存
上記の方法で
約1ヶ月程度の日持ち
塩漬け・酢漬けの日持ち
島らっきょうの塩漬けや酢漬けにしたものの場合
落としラップを施すことで長期保存可能
です。
- 塩漬け・酢漬けした島らっきょうを保存容器に入れる
- 島らっきょうの表面を覆うようにラップをかけて、蓋をして冷蔵庫にて保存
上記の方法で
約1ヶ月程度の日持ち
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島らっきょうが腐るとどうなる?
島らっきょうが腐ると主に
- 黒く変色
- ぬめりがある触感
- 腐敗臭がする
- 白カビが生える
などの変化が見られることがあります。特に
土付きの状態で無く、皮を剝いた場合は生の状態で長期保存できない
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島らっきょうの保存方法
ここからは島らっきょうの正しい保存方法を、保存方法別に詳しくご紹介していきます。
常温
島らっきょうは
土付き状態でも常温保存すると、すぐに成長してしまう
ため傷みやすいです。長く日持ちさせたい場合はなるべく冷蔵保存が基本です。冷蔵庫にスペースが無い場合などは
お庭に浅く穴を掘って、軽く土をかけておく
冷蔵
日持ちさせたい場合は
冷蔵庫内の野菜室で保存
土がついた状態で新聞紙に包み、野菜室内に立てて保存
すると長期保存も可能です。皮を剝いた状態は
早めに塩漬け・酢漬けなどにして冷蔵保存
冷凍
島らっきょうを
天ぷら・炒めものにした場合は、冷凍保存が可能
ですよ。
- 小分けにし、ラップに包む
- 冷凍用保存袋に入れて、空気を抜いた状態で密閉し冷凍保存
上記の方法で
約3~4週間の保存可能
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まとめ
この記事をまとめると
- 島らっきょうは強い匂いと辛味が特徴的で、早春に旬を迎える沖縄県伊江島で主に生産されている細く小振りならっきょう。
- 主に生食・炒め物にして食べられており、白い茎部分・青い葉の部分共に食べることができる。
- 土付きの状態の島らっきょうは長期保存しやすい。
- 皮を剝いた状態の島らっきょうは、酢漬け・塩漬けなどにして保存すると良い。
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