沖縄県で主に栽培されている「島らっきょう」は一般的ならっきょうに比べて小振りですが、見かけによらず辛味・香りが強い味わいが特徴のらっきょうです。
沖縄県以外では殆ど購入できないようですが独特の強い味わいにファンも多く、県外でも沖縄産のものを取り扱うスーパーやアンテナショップなどで購入可能なようです。
- 生食はできる?青い部分はどうするの?
- 島らっきょうの臭いの成分・臭いを取る方法とは!?
- 島らっきょうの栄養素と効能・食べ過ぎによる副作用とは?
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目次
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島らっきょうとはどんな野菜?
島らっきょうは一般的ならっきょうに比べて
青い部分は食べられる?
一般的に認知されている島らっきょうは
青い部分を少し開くと“茶色い部分”が出てくるので取り除くようにし
生食できる?
沖縄では島らっきょうは
- さっと水で洗い流し、白い部分と青い部分に切り落とす
- 白い部分を水洗いしながら、薄皮を剝く
- 粗塩を振って軽くもみ、ビニール袋などに入れて半日程度寝かせる
青い部分は茶色の部分を取り除いてから、加熱調理などをして頂くと良いですよ!
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島らっきょうが臭い
島らっきょうを食べた際に気になるのが、口臭や体臭に含まれる強烈な臭いではないでしょうか。ここからは、島らっきょうに含まれている臭い成分を詳しく見ていきましょう。
匂い成分
島らっきょうには
このアリシンはにんにくの臭いと同じ成分なことから、血液を通って全身を巡るため
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島らっきょうの臭いを消す方法
島らっきょうの強い臭いが気になる方におススメしたい「臭い消し方法」を2つご紹介します。
牛乳を飲む
アリシンによる強烈な臭いに
お酢とあわせる
強い臭いのある食材には
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島らっきょうの栄養・効能
島らっきょうの主な栄養素は
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- ナトリウム
- リン
- 鉄
- カロテン
- ビタミンC
- 食物繊維
など非常に豊富に含まれており、疲労回復・滋養強壮効果が高いことでも知られる食材です。ここからは、特にお伝えしたい2つの効能をご紹介します。
血圧
島らっきょうに含まれる
- 血圧を下げて心疾患予防効果
- 血小板の凝固を防ぎ血液をサラサラにし流れやすくし、血栓を防ぐ効果
- 血液中のコレステロール・脂質を減らし、高血圧・動脈硬化の予防
などの効能に期待できます。
糖尿病
アリシンには、血圧を下げる・血液をサラサラにする・動脈硬化予防などの効果以外にも様々な効果があります。
アリシンには
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島らっきょうを食べ過ぎる副作用
島らっきょうの味わいに魅了されて、ついつい食べ過ぎてしまう・・・なんてことがありますよね。しかし島らっきょうを食べすぎてしまうと、思わぬ不調が起こる場合もあります。
- 胃粘膜が刺激され、胃腸が荒れる
- 腹痛や下痢になる
- ガスが溜まりやすくなる、口臭や体臭がきつくなる
などが主に考えられます。これらは島らっきょうに含まれる
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生の島らっきょうの食べ方
ここからは生の島らっきょうのおススメの食べ方を2つご紹介します。
味噌ディップ
島らっきょうは主に白い部分を食べることが多いですが、残ってしまった
- 島らっきょうの葉の部分を細かく刻む
- 味噌と刻んだ葉を混ぜ合わせ、冷蔵庫で2~3日寝かして完成
塩漬け
シンプルな味わいで島らっきょうの素材の味を楽しめる
- ビニール袋に下処理した島らっきょうを入れて、塩をふって揉み込む。
- 冷蔵庫で1~2日寝かしておく。食べる際にお好みで、かつお節を乗せて完成。
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まとめ
この記事をまとめると
- 島らっきょうは沖縄県で主に食べられており、白い部分・青い部分共に食べることができ、生食も可能。一般的に生食、チャンプルー(炒め物)にされている。
- 島らっきょうは栄養素が多く含まれており、特にアリシンと呼ばれる成分は血圧を下げる・糖尿病予防などに効果的。
- 島らっきょうを食べすぎるとアリシンの働きが過剰になり、胃痛・腹痛・下痢などの不調の原因にもなる。
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