パリパリサクサクとしたとても口当たりの良いパイ生地に、りんごの爽やかな甘みと風味を感じることができるアップルパイはとても人気が高いお菓子の一つですよね!秋になると是非とも食べたくなるスイーツです!
そんなアップルパイを自宅でも作りたい!手作りしたい!というひとも少なくないといいます。実際にチャレンジした人が困った経験がある者として「底が生焼けになってしまう」ということがあるようです。これは一体どうしてなのでしょうか。
今回の記事ではアップルパイの作り方、アップルパイの底の生焼けを防ぐ方法、アップルパイに向くりんごの選び方を解説していきたいと思います。
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目次
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アップルパイってどんなもの?
まずはアップルパイについて少しおさらいしておきましょう。アップルパイは砂糖煮にしたりんごを詰めてオーブンで焼いたパイのことを言います。国によって様々な形状や味があり、オーストラリアではパイ生地でロールケーキのように巻かれている「アプフェルシュトゥルーデル」というものがあります。
ちなみにアップルパイにアイスクリームを添えて提供されるものはアップルパイ・ア・ラ・モードといいます。日本のアップルパイは円形に成形されるものがほとんどで、アメリカの公式を真似て作られています。
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簡単にアップルパイを作る方法!
アップルパイを手作りするとなるとパイのシートを作ったり中のアップルフィリングを作って・・・などと色々な作業があってとても大変です。今回紹介するのは市販されているパイシートを使って、アップルフィリングを作る必要がないとっても簡単にアップルパイを作ることができる方法を解説していきます!
アップルフィリングを作らないってどういうこと?
アップルパイといえばアップルフィリング!というくらいアップルパイの中でもとても大事な要素。アップルフィリングとはリンゴを甘く柔らかく煮込んだものなのですが、それ抜きではやはりアップルパイとは言えないものです。
今回はアップルフィリングの代わりに「薄く切ったりんごとバターをパイの中に入れる焼きリンゴタイプ」のアップルパイにすることで、とても美味しいアップルパイを作ることができるんですよ!
簡単アップルパイの作り方
<材料>
- 冷凍のパイシート:一枚
- りんご:中一個
- 砂糖:大さじ3
- パン粉:大さじ2+3
- シナモン:小さじ1
- バター:20g
<作り方手順>
- 作る前日に冷凍のパイシートを冷蔵庫に移しておいて解凍する
- りんごを8等分に切って皮を剥く
- それぞれを扇形の数ミリの薄切りにする
- ボウルにりんごとパン粉大さじ2、砂糖、シナモンを加えてまんべんなく混ぜる
- 解凍したパイシートを麺棒で伸ばして1.5倍から2倍の長さにする(生地の線が横になるようにおいて伸ばせば長く伸びます)
- 伸ばしたパイシートの下半分にパン粉大さじ3を敷く(縁にはパン粉がつかないように)
- パン粉を乗せたパイシートの部分にリンゴを乗せる
- りんごの上に小さく切ったバターをのせる
- りんごを乗せていない側を折って蓋をする(パイシートが破けないように慎重に)
- パイシートのふちをフォークで上から押して上下のパイシートを止める
- 200°に熱したオーブンで20分~25分焼く(少し焦げ目が出来るくらいでOK)
アップルフィリングを作らないところとパイシートを使うところ以外通常のアップルパイを作る方法とほとんど変わりはありません。しかしアップルパイを作る上で大きな手間を省くことができるというのはとても大きなポイントなので、実際にやってみるとこんなに簡単に作ることができるんだ!ときっと感動してしまいますよ!
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底が生焼けにならない為に
ここまででアップルパイの作り方については以上ですが、次はアップルパイの底が生焼けにならない方法について解説していきます。
なぜ底が生焼けになってしまうの?
ではそもそもどうしてアップルパイの底というのは生焼けになりやすいのかを考えてみましょう。基本的にアップルパイは厚みのある生地を使います。一枚上のパイ生地、アップルフィリング、一番下のパイ生地という風に並ぶので、どうしてもオーブンの上下の温度が違うと一番下のパイ生地だけがうまく焼けないということになってしまうのです。
パイ生地をあらかじめ空焼きしておくとOK
では対策の方を紹介していきます。サクサクにパイ生地を仕上げたいなら最初にアップルフィリングをのせる前に記事をオーブンで空焼きをしておくと、底の生焼けを防げます。パイ生地を空焼きする時間は230°Cのオーブンで13分ほどでOKです。
ひとつ手間が増えてしまうので面倒に感じてしまうかもしれませんが美味しいアップルパイを作るために、大切な方法ですので是非行ってみてください!
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アップルパイに向いているりんごの種類
では最後にアップルパイによく合うリンゴの品種について解説していきます。アップルパイに向いているりんごの種類というのは煮崩れしにくく、酸味の強い品種です。
紅玉
アップルパイに向いているりんごとしてよくあげられるのが紅玉です。紅玉はやや小さいリンゴで、皮が鮮やかな赤色をした絵に書いたようなリンゴです。見た目が赤いので甘そうと思われるかもしれませんが、生で食べると酸味が強くなっており、お菓子に使っても味の主張がしっかりとしています。
きおう
2つ目がきおうです。きおうは赤いりんごではなく、緑っぽい色をしています。重さは300〜400gほどとなっており、シーズンによっては色が黄緑色のものあります。果肉は硬すぎず柔らかすぎない食べやすい方さで、程よい酸味です。香りもいいので嗅いでいて楽しいりんごです。もちろんアップルパイ以外にも、ジャムなどで楽しめます。
サンふじ
3つ目がサンふじです。サンふじは甘みも強いですが、酸味もほどよくあるのでとてもバランスの良い食べ物です。甘いのが好きな方にも酸っぱいのが好きな方にも好まれるりんごでしょう。歯応えもバッチリですので、まさにアップルパイ向きです。りんごの食感を楽しめるアップルパイがお好きな方におすすめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- アップルパイは国によって形が様々
- アップルフィリングを作らないアップルパイなら家でも簡単に作ることができる
- 底が生焼けにならないためにパイ生地のから焼きをしよう
- アップルパイに向いている品種は紅玉、きおう、サンふじ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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