コントレックスは下痢を引き起こす?体に悪いの?腎臓に負担を与える? |

皆さんはコントレックスというミネラルウォーターをご存知ですか？コントレックスはミネラルウォーターの中でも特に有名な商品ですが、コントレックスと検索すると、あまりよくない噂や口コミがたくさんあります。

どうしてコントレックスはこのような悪い噂・口コミが多いのでしょうか。今回の記事では、コントレックスが体に悪いといわれている理由、生じる可能性の高い症状、悪い口コミの正体について解説していきたいと思います。

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1 コントレックスとは？
- 1.1 超硬水なので日本人は飲みにくい
2 コントレックスはミネラル補給に向いている
3 コントレックスは体に悪いと言われている理由
4 赤ちゃんに飲ませてはいけない
5 まとめ

コントレックスとは？

コントレックスとはフランスのヴォージュ県コントレクセヴィルで採れる湧水（ミネラルウォーター）のことです。硬度が1リットル当たり1,468mgととても高く、1リットル当たりのカルシウムが468mg、マグネシウムが74mg、カリウムが2.8mgとミネラル類の含有量がとても多いのが特徴です。

1990年前半は通信販売で販売されていましたが、最近ではコンビニやスーパーなどでも手に入るほど、身近な存在になっています。

〇硬水・軟水とは？

WHO（世界保健機関）の基準では、硬度が0～60mg/l 未満を「軟水」、60～120mg/l 未満を「中程度の軟水」、120～180mg/l 未満を「硬水」、180mg/l以上を「非常な硬水」といいます。また、日本においては一般的には、硬度0～100mg/lを軟水、101～300mg/lを中硬水、301mg/l以上を硬水に分けられています。

超硬水なので日本人は飲みにくい

さきほども説明しましたが、コントレックスは硬度1468mgの硬水です。硬度が高い水というのは、マグネシウムイオンやカルシウムイオンが豊富に含まれているため、渋さと苦味が混ざったような味が特徴的です。

コントレックスは日本で販売されている硬水の中でもトップクラスに硬度が高いので、軟水に慣れている日本人にとって、のどごしは重さや苦味・渋みがかなり飲みにくくしてしまっています。

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コントレックスはミネラル補給に向いている

水の硬度はその土地の食文化に密接に関連しているといわれています。例えば肉がメイン食材の西欧料理ではミネラルが不足しがちなので、硬水で補うことが必要とされています。

一方で日本では和食にミネラルが豊富に含まれているので、軟水を飲んでいても全く問題ありませんでした。しかし最近の食のグローバル化によって、日本人もミネラル不足になりつつあるといいます。なので、ミネラル補給の方法としてコントレックスの様な硬水を飲むことは良い手段といえますね。

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コントレックスは体に悪いと言われている理由

マグネシウムの量

ミネラルが豊富に含まれているコントレックスがどうして体に悪いと言われているのかと言うと、便秘の薬などに使用されることの多い「マグネシウム」が豊富に含まれていることが原因のひとつと言えます。

マグネシウムは腸内に入ると水分の再吸収を抑制します。水分の再吸収が抑制されるということは便の水分量が多くなり、排出が促されるということです。これを使って便秘を改善する薬を作っているのですが、便秘ではない人がコントレックスを一度に大量に飲んでしまうとお腹が緩くなってしまうことがあるとのことです。

日本人は特に症状が出やすい

普段からコントレックスのような硬水を飲んでいる外国人にとってはお腹を壊すということはほとんどないのですが、日本人は普段は軟水を飲んでいますのでコントレックスを飲んでしまうと下痢を引き起こしやすいと言われています。 このような症状が出てしまうことからコントレックス=体に悪い、と言われるようになったとされています。