可愛らしい殻が特徴的な「落花生」は、お酒のおつまみはもちろん小腹が空いた時などにもピッタリな食べ物で好きな方も多いのではないでしょうか。
落花生は高カロリーな食材とご存知な方も多いでしょうが、健康・美容に効果的な栄養素も多く含まれており日本だけに限らず世界中で親しまれている食材でもあります。
今回は「落花生」に見られることのある“黒い斑点”などに注目します。
など、いつもの落花生と違う!となった際に安心して食べることができるのか状況別で詳しくご紹介します。
- 落花生を割ってみたら、黒い斑点のようなものが!食べられるの?
- 落花生の「殻」が黒い!食べられるの?
- 落花生にカビが生えることはあるの?
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目次
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落花生の中身に黒い斑点が…
落花生を割って見た時に、ピーナッツ部分に黒い斑点があった!となったことはありませんか?ここからは、ピーナッツに黒い斑点がある主な原因2つをお伝えします。
千葉県産の落花生の特徴
千葉県産の落花生には
黒落花生
殻部分は一般的な色味をしていますが、割ってみると黒色の豆
この黒い豆には
ポリフェノールが豊富に含まれている
落花生莢褐斑病
もう1つ考えられる原因に
落花生・莢褐斑(さやかっぱん)病
莢部分に褐斑を生じさせ、酷い場合は豆の部分や皮の部分まで褐変
食べても大丈夫?
落花生莢褐斑病になってしまった落花生の場合でも
毒素はなく、味わいも変わらない
茹でて煎って、食べることができる
落花生の栽培時に土壌に起こる病気なため、自家菜園などで起きた場合などは速やかに対策すると再度栽培が可能なようです。
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落花生の殻が黒い…
手に入った落花生の殻が黒い、黒ずんでいる?と感じたことはありませんか。ここからは落花生の殻が黒ずんでいる原因をお伝えします。
国産は殻が黒ずんでいる
落花生の殻が黒ずんでいるものは
国産の落花生に多くある特徴
原因に国内の名産地
千葉県などを含む関東平野は、火山灰に由来する土壌なため鉄分含有量が多く
食べても大丈夫?
そのため品質や味わいには問題なく
安心して頂けます
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落花生にカビが生える事は?
もしかしたら「落花生」にカビが生えている!?と感じたことはありませんか。ここからは、落花生にカビが生えた時に見られる特徴をお伝えしていきます。
カビの特徴
収穫したての落花生や生の落花生は、含む水分量が多いことなどから
カビが生えやすい
よく見られる落花生に起こるカビの特徴は
- 落花生の殻に「白い毛のようなもの」が付いている
- 殻や中身にカビらしきものが付いている、虫食い、変色などがある
- 黒色・緑色・赤色などになっている部分に、毛のようなフワフワとしたものが付いている
などが挙げられます。
食べない方がいい?
カビのようなものが付いている落花生の場合は
基本的には食べない方が良い
その理由に
発がん性物質のアフラトキシンと呼ばれるカビ毒
一般的に国産のものにはアフラトキシンが検出された事は無いと言われていますが、念のため処分する方が安心でしょう。
対策
収穫したてのもの・生の状態の落花生は
水分を多く含んでいるため日持ちしない
茹でて冷蔵保存or冷凍保存
落花生を
長期保存したい場合は、乾燥させる
乾燥させた落花生は
冷蔵保存or冷凍保存
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まとめ
この記事をまとめると
- 落花生の中身が黒い原因は、①黒落花生と呼ばれる国産品種②落花生莢褐斑病に罹っていることが考えられ、共に食べることができる
- 落花生の殻が黒ずんでいる原因は、国産(千葉県産)の落花生の栽培される土壌が関東平野特有の鉄分を多く含んでいることが落花生に影響しており、安心して食べることができる
- 落花生にカビが生えている場合、①変色している部分に毛のようなふわふわとしたものが付いている②殻・中身・莢の部分が虫食い・変色しているなどの特徴がある
- 落花生にカビが生えている場合は、発がん性物質・アフラトキシンと呼ばれるカビ毒を懸念するためにも食べない方が良い
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