皆さんは甘夏みかんはお好きですか?甘夏みかんといえばすっきりした甘さが特徴的な春から初夏にかけて食べることのできるみかんです。
みかんといえば冬のイメージがあると思いますが、甘夏みかんを代表とした夏みかんは夏が近くなると市場に出てくる特徴的なみかんです。そんな夏みかんは通常のみかんに比べて酸味が強く甘みが少ないと言った特徴があります。
今回の記事では甘夏をより美味しく食べる方法について解説していきます。
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目次
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甘夏ってどんなみかん?
甘夏みかんは通称「甘夏」といわれて、親しまれています。甘夏は通常の時間に比べて苦みや酸味が強く、一見すると食べづらい印象を持たれやすい品種の柑橘類でもあります。
ただし甘夏には苦味や酸味が強い部分ビタミンやクエン酸などが豊富に含まれているので、夏バテでつらい夏場を乗り越えるための素晴らしいサポーターになってくれます。
特徴は?
甘夏は他の夏みかんと比較すると少し小さめです。その代わり酸味が抜けやすく、追熟すれば甘味が出やすいといった特徴を持ちます。皮が分厚く包丁で切れ目を入れてから剥く必要があります。
甘夏みかんにはしっかりとした種があるのも特徴的です。
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甘夏みかんの食べ方
甘夏みかんは皮がとても分厚いのでナイフで半分にカットしてから、スプーンで作って食べるのがおすすめです。また購入したばかりの甘夏みかんは少し苦味と酸味が強いので、追熟させる方が食べやすくなるといわれています。
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甘夏みかんを追熟させる方法
甘夏みかんだけでなく、一般的な夏みかんも熟さなければ甘味を持ちません。収穫してから追熟してから市場に出されるのですが、それでもまだ酸味が強い場合があります。
そうしたときに甘夏みかんを甘くする方法として、「家庭での追熟」があります。次はおすすめの追熟方法を紹介していきますね!
そのまま置いておくだけでOK
ダンボールなどで甘夏みかんを購入した場合は、比較的涼しい場所に1ヶ月ほど置いておくと追熟できます。ここでポイントなのですが甘夏みかんは水分が抜けやすいので、こまめに下の方に積まれている夏みかんを、上の方に移動させるようにしてください。
下の方のみかんを放置してしまうと水分が出すぎて、カビが生えてしまったりパサパサになってしまうので注意しましょう。
すぐに食べたいならバナナかリンゴを使おう
すぐに甘夏みかんを追熟させて甘いみかんを食べたいなら、他の果物を使って追熟を促すという方法があります。その果物というのがバナナとリンゴです。
バナナとリンゴからはエチレンガスという追熟を早めるガスが出ます。バナナかりんごと一緒にポリ袋に入れて冷蔵庫内で保管することで、甘夏みかんの成熟が早まり1日2日で食べ頃にすることができるんですよ!
一度に入れる甘夏みかんの量は2~3個までにしておきましょう。
空気中に放たれたエチレンガスは、分泌した果物以外に、「周囲にある果物や野菜にも」影響を与えます。なのでバナナやリンゴを早く追熟させたいものの隣に置いておくと早く成熟するのです。しかし熟成させすぎると腐敗を早めてしまうといったデメリットもあります。
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今すぐ甘くして食べたいならこうしよう!
追熟を待っていられない!というせっかちさんもいますよね!そんな方に向けて今すぐ酸っぱい甘夏みかんを甘くする方法をいくつか解説していきます。
電子レンジで温める!
みかんは温めることで酸っぱい原因となっているクエン酸を分解する「アコニターゼ」という酵素が活発になり、酸味を抑えることができます。一番簡単な方法は電子レンジで30秒ほど加熱することです。
加熱しすぎると甘夏みかんが破裂してしまうので、目を離さずに電子レンジで加熱するようにしてください。
手でもみもみしたり、ごろごろ転がしてみる
甘夏みかんを食べる前に手で揉んだりゴロゴロ転がするようにすると、先ほど紹介したアコニターゼが活発になり酸味を抑えてくれます。こちらはすぐに食べたい人に向けた方法ですので、先ほど紹介した方法よりも効力は少なめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 甘夏みかんは春から初夏にかけて市場に流通する夏みかんの一種
- 通常のみかんに比べて少し小さめで水分が抜けやすい
- 追熟させるにはりんごかバナナと一緒に袋に入れて冷蔵庫へ
- 電子レンジで温めたり揉んだりするだけで甘くなるので活用してみよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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