さがほのか・いちごさん・あまおうの違い|味・糖度・食感・甘さは?

いちごは日本に存在するものだけでも約300種類の品種がありますが、『さがほのか・いちごさん・あまおう』の3種の違いについて比較してみました。それぞれ旬や食べ方・生産地は、どう異なるのでしょうか?

  • さがほのか・いちごさん・あまおうの違い
  • 味 / 糖度 / 生産地 / 旬 / 値段は?

これらのテーマについて紹介いたします。

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さがほのか・いちごさん・あまおうの違いは?

“さがほのか・いちごさん・あまおう”は全てイチゴの品種ですが、食べたことはありますか?それぞれ品種の違うイチゴですが、その違いにはどのようなものがあるのでしょうか?各苺の特徴について、確認していきましょう。

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特徴・味の違い

さがほのか

“さがほのか'(佐賀ほのか)”は、『大錦』と『とよのか』という品種を交配して1991年に佐賀県で誕生した苺です。品種登録されたのは2001年のことで、佐賀県を代表とする人気の品種となりました。

特徴としては果実が大きく、形も綺麗な円錐型で整っているのでケーキなどの飾りつけ用としても使われています。表面にはツヤがあり、全体が赤く色づきます。

味は酸味が少なく甘みがあり、食感はやや硬く果肉がしっかりしています。そのため崩れにくいので保存性が高く、いちごの中でも日持ちしやすい品種です。

いちごさん

“いちごさん”は、佐賀県で2018年に品種登録された新しいいちごの品種です。7年かけて開発され、「佐系14号」と「やよいひめ」という品種を交配して誕生し、約15,000個の試験株の中から厳選されました。同じ佐賀県さんの「さがほのか」の後続品種として知られています。

さがほのかと同様に形や色ツヤが良いことに加え、みずみずしく果汁たっぷりなのが特徴です。味はやさしい甘みと表現されることが多いです。

あまおう

“あまおう”は、福岡県を原産とするブラン苺です。日本の苺生産量No.1は栃木県ですが、福岡県は栃木県に次ぐ生産量No.2の県です。

『あまおう』という名前は「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字から来ています。意外なのが、「あまい」が入っていないことです。あまおうは甘いいちごですが、「あまい」を入れると”“と”“の両方にまたがってしまうため、あかいが用いられました。

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糖度の違い 

糖度
  • さがほのか…糖度10〜12度
  • いちごさん…糖度13〜14度
  • あまおう……糖度11度以上

いちごの平均糖度は、だいたい9〜10度と言われています。あまおうは甘いイメージがありますが、実はいちごの中で秀でて甘い!というほどではありません。

上記の品種よりも糖度の高いいちごには、とちおとめの9〜15度紅ほっぺの12〜13度などがあります。いちごには300種類ほどの品種があり、中には糖度20度を超えるものもあります!

生産地の違い

さがほのか・いちごさんの生産地は佐賀県、あまおうの生産地は福岡県となっています。それぞれの原産地で、栽培・生産が行われています。

さがほのかは佐賀県以外にも、熊本県や長崎県でも生産されています。

旬の時期の違い

  • さがほのか…12月〜5月頃
  • いちごさん…12月〜5月頃
  • あまおう……11月〜5月頃

3種のいちごの旬の時期はどれも、12月〜5月頃となっています。さがほのかといちごさんは、その中でも1〜3月が食べ頃です。あまおうに関しては、3〜4月が食べ頃を言われています。

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まとめ

この記事をまとめると

  • さがほのか…佐賀県産 / 見た目が良く甘みが強い / 食感は硬いので日持ちしやすい
  • いちごさん…佐賀県産 / 2018年に商品登録された新しい品種 / やさしい甘みで瑞々しい
  • あまおう…福岡県産 / 「あかい・うまい・おおきい・まるい」が特徴

人気の3つのいちごの品種についてご紹介しましたが、それぞれの特徴はいかがでしたか?どれも見た目や味が整ったブランドいちごです。季節限定の果物なので、是非旬の時期には食べ比べてみてください。

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