ゆずは、寒くなってくるとよく見かける果物の一つ。寒い冬を乗り越えようと、日本では冬至の日にゆず風呂に入ることで有名です。また、ゆずを食べることで 風邪予防 になるほど、ゆずは 沢山の栄養 が詰まっています。
今回は、そんなゆずの皮を使ったゆずピールについてご紹介します。
- ゆずピールって?
- その効能は?
- 食べ過ぎることでのデメリット
- ゆずの楽しみ方
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目次
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ゆずピールとは
ゆずピールとは、ゆずの皮を乾燥させて、砂糖で煮詰めたものです。ゆずの香りはそのままに、甘さを加えて食べやすく、おかし作りなどにも活用できます。
ゆず自体の効能
この他にも、高血圧や動脈硬化の予防、悪玉コレステロールを低下させ、抗がん作用、体脂肪減少、美白・美肌効果などの効果も期待でき、ゆずの季節になると積極的に摂っていきたいものです。
ゆずピールの効能
ゆずは、果肉(果汁)・皮・種のすべてにそれぞれ栄養が含まれていて、「捨てるところがない果物」と言われています。特に、ゆずピールに使う皮には、多くの栄養素が備わっています。
・クエン酸…食べ物のエネルギー変換を早め、 疲労回復やだるさ から解放してくれます。
・リモネン…ゆず独特の爽やかな香りの元となるリモネンは、皮に多く含まれます。 血行促進や新陳代謝、消化への働き を活発にします。
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ゆずを食べ過ぎると…
これだけ沢山の栄養が含まれているので、沢山食べて栄養を蓄えたくなります。ですが、栄養があるからといって、食べ過ぎてしまうと逆に体調不良に陥ることがあります。
具体的にどのような症状が起きるのか、確認しておきましょう。
ビタミンCの過剰摂取
ビタミンCの過剰摂取により、健康被害を起こすことがあります。ですが、ビタミンCの毒性は低く、多く摂取したとしても重篤な副作用は発生しないとされています。
特に果物から得るビタミンCはそれほど心配はいりませんが、サプリメントの摂りすぎで吸収されなかったビタミンCが、副作用を起こすことがあります。
下痢・腹痛
ビタミンCには、緩化作用といって便通をよくする働きがあります。そのため、一度に多くのビタミンCを摂取すると、 下痢や腹痛 を起こすことがあります。
これは、腸内分解によって発生したガスが腸の働きを促すためだと予想されています。
吐き気・むかつき
ビタミンCは酸性が強く、食べた後一時的に 胸焼けや胃痛、喉焼け などの症状が出ることがあります。
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色んな方法でゆずを楽しむ
とは言っても、天然の果物から摂取する場合は、それほど注意がいるものではありません。これから果物コーナーにゆずが並ぶ季節。この時期にあった栄養満点のゆずを楽しみましょう。
ゆずのはちみつ漬け
先ほどご紹介したゆずの素晴らしい効能に加え、 ビタミン・ミネラル・アミノ酸・酵素・ポリフェノール など150種類以上の成分がバランスよく含まれている万能薬のはちみつを合わせた、ゆずのはちみつ漬け。
就寝前の1時間前に摂取すると、眠気を誘って 質のいい睡眠 が取れたり、食前や食感に摂ると 消化をサポート してくれます。ゆずの爽やかな香りと、はちみつの甘い香りでさらにリラックス効果が得られるでしょう。
ゆず酒
ゆず・ホワイトリカー・氷砂糖を漬け込んで作る果実酒です。お酒を飲みながらビタミンが摂れるという魅力的なゆず酒。果肉も皮、種まで漬け込んで全ての栄養を逃さないようにしましょう。
ゆず茶
ゆず茶は、お茶と言ってもゆずのマーマレード(ジャム)をお湯で溶かしたもののことを言います。韓国の伝統的なお茶で、瓶に入った状態で売られています。
甘酸っぱく、ゆずの香りが口の中に広がり、体の芯から温まる、ホッとリラックスできる飲み物です。
飲み物以外でも、そのままジャムとして使ったりドレッシングの材料にしたりとアレンジが効くのもポイント。
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まとめ
この記事をまとめると
- ゆずピールは、ゆずの皮を砂糖で煮詰めたもの。
- ゆずの皮には、ビタミンCが豊富でその量はレモンの3倍!
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老化防止・抗酸化作用・疲労回復・血行促進・便秘解消などの効果がある。
- ビタミンCの過剰摂取で、胃腸への副作用が出ることがある。
- 果物の摂取で副作用が出ることは少ないが、空腹時は注意が必要。
- 他にも、ゆずはちみつ・ゆず酒・ゆず茶などゆずの楽しみ方は沢山。
昔から冬の果物として親しまれてきたゆず。寒い季節に最適な効能が豊富に含まれているので、この冬、ゆずで体と心を癒してみてはいかがでしょうか。
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