生チョコの生クリームは植物性でも大丈夫?特徴や適切な配分について

皆さんは生チョコはお好きですか?生チョコといえばしっとりとした口当たりがとっても濃厚で美味しく食べることができるスイーツですよね!私も生チョコが大好きで、北海道の物産展を覗いては有名な生チョコメーカーであるロイズの生チョコを楽しんでいます。

そんな生チョコですが実はお菓子作り初心者向けなスイーツでもあるのです。ただし使う生クリームの種類によって全く出来上がりが異なりますので、注意しなければなりません。

今回の記事では生チョコを作る時に使う生クリームは植物性・動物性のどちらが良いのか、植物性を使う場合の注意点について解説していきたいと思います。

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生チョコの「生」ってなに?

生チョコは生クリームを使ったチョコレートで、チョコレート類の表示に関する公正競争規約においては「チョコレート加工品のうちクリームが全重量の10%以上であって、水分が全重量の10%となる物を生チョコレートと表示できるようにしている」とのことです。

簡単に言うとチョコレートに生クリームを多めに加えて、油分を多くししっとりとさせたチョコレートのお菓子のことですね。似ているものにガナッシュと言うお菓子がありますが、ガナッシュは生クリームだけでなく水分の多いミルクや果汁、洋酒等を加えて水分量を多くしているという違いがあります。

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生チョコは三つの食材で作ることができる!?

実は生チョコは数あるスイーツのなかでも簡単に作れるものの一つです。しっとりとした生チョコは作るのが難しいイメージがあるかもしれませんが、実は3種類の食材を使えば誰でも簡単に作れますよ!

材料三つで簡単生チョコの作り方

<生チョコの材料>

  • ミルクチョコレート:250g
  • 生クリーム:120g
  • ココアパウダー:10g

<作り方手順>

  • ボウルにミルクチョコレート割り入れる
  • 鍋に生クリームを入れて沸騰直前になるまで温める
  • 温まったら鍋にミルクチョコレートを入れ、耐熱性のヘラでクリーム状になるまで混ぜ合わせる
  • クッキングシートを敷いたバットに入れて、ラップで密閉し冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める
  • お好きな大きさに切り分けてココアパウダーをまぶしたら完成!

生クリームを温めてチョコレートを溶かし、冷やすだけなので焼き加減などを調節することがなかったり、味の調節も入らなかったりと誰でも簡単に作ることができます。しっかりと手作り感もあるので、バレンタインのプレゼント用に作るのも良いですね!

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生チョコに入れる生クリームは植物性の物でも良いの?

生チョコは材料を揃えるだけで簡単に作ることができるということはわかっていただけたと思いますが、生クリームの中には「動物性」と「植物性」の2種類があるのでどっちを選んだらよいのか迷ってしまった経験はありませんか?

結論から言うと美味しい生チョコを作りたいなら「動物性」の生クリームを選ぶのが良いですが、植物性の生クリームでもちゃんとした生クリームができますのでどちらを選んでもOKです。

生クリームってそもそも何?

生クリームとは「牛乳や生乳を原料として、植物性の油脂や添加物を含まずに乳脂肪58%以上のものを生クリームとする」ということが、法律で規定されています。

ですので植物性の生クリームというのは、厳密に言えば生クリームではないといえます。販売する時も生クリームと表示することができませんので、代わりに「ホイップやフレッシュ」といった名称で販売されています。

動物性の生クリームと植物性のものの違い

生チョコを作るならどちらの生クリームを使っても良いのですが、それぞれ特徴的なポイントがあります。いかに簡潔にまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

<動物性の生クリーム>

  • とてもまろやかに仕上がる
  • しっとり感が強い
  • 濃厚な味わい
  • ミルク感が強い
  • 風味がとても良くなる
  • しっかりと固まるので成型しやすい

<植物性の生クリーム>

  • 比較的安価で手に入る
  • 口当たりが軽くなる
  • あっさりと仕上がる
  • ゆるく固まるので失敗しやすい

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生チョコを作る時の生クリームの割合の違い

上記で説明した通り動物性と植物性の違いによって、仕上がりに差が出てきます。その他にもチョコレートと生クリームの配分が少し変わってくるので、注意しなければなりません。

動物性の生クリームの場合

動物性の生クリームの場合は「生クリーム:チョコレート=1:2」で作るのがおすすめです。固いしっかりとした生チョコが好きなら生クリームの量を減らし、柔らかい生チョコが好きなら生クリームの量を増やすとよいでしょう。

ものによっては生クリームとチョコレートを1:1で作るレシピもありますが、少し上級者向けなので、生クリームを増やすのは程々にしておいた方が良いと思います。

植物性の生クリームの場合

植物性の生クリームの場合は「生クリーム:チョコレート=1:2.5」の割合にするのがおすすめです。植物性の生クリームは固まりにくいので、生クリームを多く入れてしまうとゆるゆるになってしまいます。植物性の場合は生クリームを少し少なめに入れる意識で作ると良いでしょう。

もし植物性の生クリームを使って生チョコを作った時に固まらないのであれば、再度湯煎で溶かしたチョコレートを足したり、生チョコではなく牛乳を足してホットチョコレートとして楽しむ方法があります。いずれにしても、何とか美味しくいただけますので焦らずに対応するようにしてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 生チョコとはチョコレートに生クリームを加えて作るお菓子のこと
  • 動物性の生クリームと植物性の生クリームどちらを使ってもOK
  • 生クリームの種類によってチョコレートとの配分が変わるので注意しよう
  • 初心者におすすめで美味しく仕上がるのは動物性の生クリーム!
  • 固まらなかった時も落ち着いて対応すればOK 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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