皆さんは「たらこ」はお好きですか?たらこといえば鮮やかなピンク色が特徴的な魚卵のひとつで、パスタやおにぎりの具などに使われるのが一般的ですよね。つぶひとつひとつはとっても小さいのですが、料理全体の味を変化させることができてとても便利な食材です。
今回の記事ではたらことはどのような食材なのか、賞味期限はどれくらいなのか、腐るとどのようになるのか、適切な保存方法について解説していきたいと思います。
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目次
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たらこはどんな食材?
“たらこ”は、スケトウダラと呼ばれるタラ科の魚の卵(卵巣)が原料です。スケトウダラの卵に調味料を使って加工したものをたらこと言います。明太子はこれに香辛料を混ぜ合わせて加工したものです。
主な生産地は北海道で、全体の約60%を北海道産が占めています。漁獲場所はアラスカやロシアが中心で、輸入したものを加工しているのが北海道です。
たらこには栄養がたっぷり!
たらこにはビタミンA、B群、Eが豊富に含まれ、老化やエイジングケアに効果的な抗酸化作用があります。また、タンパク質が豊富に含まれ、疲労や免疫力UPに効果があるほか、肌・髪・爪を美しく保ってくれます。
- ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
- ビタミンB群:ビタミンB群はエネルギーを作り出すために必要な栄養群です。主な栄養素は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB12、葉酸などがあります。ビタミンB群は一緒に摂ることで効果を発揮します。
- ビタミンE:抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあります。体内の細胞膜の酸化による老化や、血液中のLDLコレステロールの酸化による動脈硬化など、生活習慣病や老化と関連する疾患を予防する効果があります。
- タンパク質:血液や筋肉などの体をつくる主要な成分です。生命の維持に欠かせない多くの成分で、エネルギー源として使われることもあります。
栄養が豊富なため、食べすぎには注意!
おいしく健康にも良いたらこですが、摂取しすぎると塩分のとり過ぎやプリン体のとり過ぎに繋がります。塩分のとり過ぎは生活習慣病の原因になりますし、プリン体のとり過ぎは痛風の原因になりますので注意が必要です。白いご飯に合い、おいしいからといって食べすぎないように気をつけましょうね!
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たらこの日持ち
たらこの日持ち日数の目安は、下記の日数となっています。スーパーで購入できるたらこと、贈答用などでパッキングされたたらこの賞味期限はそれぞれ異なります。
スーパーのたらこ………2〜3日 パッキングされたたらこ…約2週間 冷凍保存…2〜3ヶ月
たらこを保存する場合は冷蔵庫で保存しましょう。スーパーで購入できるたらこの賞味期限は、2〜3日となっています。贈答用などでパッキングされたたらこの賞味期限は、約2週間です。
また、たらこは冷凍すれば2〜3ヶ月日持ちします。すぐに消費できない場合は冷凍保存がオススメです。
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こんなたらこは食べないで!
スーパーで販売されているたらこは日持ちが長くありません。冷蔵庫の中で保管していると、あっという間に傷んでしまうので様子を見ながら早めに消費するようにしましょう。以下のような状態になっていましたら、腐っているサインなので絶対に食べないようにしてください。
<たらこが腐ると・・・>
- 明らかに酸味の強い匂いがする
- 白い斑点ができている
- 白い膜ができている
- 糸を引いている
- 表面がベタベタネバネバしている
- カビが生えている
腐っているというのは食品の成分が細菌や微生物などの影響で変化してしまっている状態なので、このように酸っぱいニオイがしたり不快なニオイが強くなったりといった状態になるのです。
また、外側の膜の部分に変化がないけれど、中の卵をほぐしていくとネバネバ糸を引く状態がありますので、一見大丈夫そうでもしっかり注意して観察するようにしてください。
加熱すれば食べられる?
「賞味期限が過ぎたり腐っているたらこは加熱すれば食べられるの?」と思う方もいますが、カビなどの雑菌は加熱によって完全に消えるものではありません。一度腐ってしまったものは残念ですが廃棄しましょう。
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たらこの冷蔵・冷凍保存方法
たらこの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
冷蔵保存
たらこは基本的に冷蔵庫で保存します。保存する際は乾燥しないようラップで包むか、密閉できる容器に入れましょう。
冷凍保存
たらこは冷凍保存も可能な食品です。冷凍することで約2~3ヶ月ほど保存することができます。かなり保存期間を延長できますが、こちらも保存期間が長ければ長いほど味や風味が劣化してしまうので早く食べた方が良いでしょう。
解凍方法
解凍する時は、「食べる半日くらい前から冷蔵庫で自然解凍」がおすすめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- たらこはスケトウダラと呼ばれる魚の卵巣
- ビタミンにはタンパク質が豊富な食材である
- スーパーで販売されているものは2~3日までしか保存することができない
- 早めに消費できないなら冷凍保存がおすすめ
- 明らかに様子がおかしい場合は絶対に食べないようにしよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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