冬至の時にゆず湯に入ると、風邪予防になるともいわれています。ゆずは冬になるとよく見かける柑橘類です。最近ではコンビニでも、ゆずピールを売っているのを見かけるほどポピュラーになってきました。
この記事では、ゆずピールは食べられる?食べすぎるとどうなる?皮を使ったレシピをご紹介していきます。ぜひ最後までお読みください。
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目次
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ゆずピールってどんなもの?
ゆずピールとは、ゆずの皮を砂糖づけにした食べ物です。柑橘類の中で皮まで食べるのは、他にあまりみないですね。ゆずピールはどんなものかみていきましょう。
ゆずのピール(皮)は食べられる?
ゆずピールとして販売されているものは、砂糖づけにされているものが多いです。また、ゆずは生のままの皮も食べられます。ネギなどの薬味と同じように、鍋の時などに使うとゆずの香りが口の中に広がり爽やかな味わいになります。生のものを食べる時は、無農薬のものを選ぶといいでしょう。
乾燥させるとどうなる?
ゆずの皮を乾燥させると、カチカチになります。香りはそのまま残るので、料理に使うといいでしょう。ゆずの皮を乾燥させたものや、粉末にしたものが販売されているので試してみてくださいね。
苦味はある?
ゆずは柑橘類の中でも、苦味が強い方です。柑橘類の苦味は、皮と実の間にある白い部分にあります。
苦味が気になる場合は白い部分を避けて、皮をむきましょう。ゆずをくし形に切り手で絞ると、果汁の美味しい部分だけが味わえます。
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ゆずピールを食べ過ぎるとどうなるのか?
ゆずは「捨てるところがない」といわれる柑橘類になりますが、食べすぎるとどうなるのでしょうか。
効能は?
ゆずの栄養成分をまとめて見ました。(100gあたりの可食部)日本食品成分表参照
栄養分 | 果皮 | 果汁 |
タンパク質 | 1.2g | 0.5g |
カリウム | 140mg | 210mg |
ビタミンC | 150mg | 40mg |
ビタミンE | 3.4mg | 0.2mg |
注目すべきは、皮のビタミンCの量です。果汁と比べて3倍以上ありますね。ビタミンCは肌のコラーゲン生成に欠かせない栄養素です。
シミの原因となる、メラニンの生成をおさえる働きもあります。肌荒れが気になる方は、ゆずピールを積極的にとってみましょう。
ダイエット効果はある?
ゆずのダイエット効果としては、カリウムも多く含まれています。カリウムには老廃物をスムーズに排出する作用があるので、むくみが気になる方は積極的に食べるといいでしょう。
ただし、販売されているゆずピールには大量の砂糖が使われています。ダイエット中には、ゆずそのものは効果的ですが砂糖たっぷりのゆずピールは控えた方がいいでしょう。
食べ過ぎるとどうなる?
ゆずに含まれている、ビタミンcやカリウムは不要な分は、汗や尿で体外に出ていきます。食べ過ぎても体への影響はないでしょう。しかし腎臓に問題のある方は、カリウムの取りすぎで重症化してしまうケースもあります。食べ過ぎには注意しましょう。
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ゆずの皮を使ったレシピ
冬至の時にゆず湯に入ると「一年中風邪をひかなくなる」といわれているように、寒くなる時期にゆずを積極的にとるいいでしょう。ビタミンCが豊富なゆずの皮を使ったレシピをご紹介します。
ゆず茶
<材料>ゆず300g(果汁と皮)砂糖300g
<作り方>
- ゆずはしっかり洗う
- 半分に切り種を出していく
- 絞り機や手で果汁を絞る
- 皮を薄くむく
- 皮と果汁と砂糖を鍋に入れ煮詰める。途中アクが出たらすくいとる
- 清潔な瓶に入れ冷ます
ポイント
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冷蔵庫で2週間程度保存できます。
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翌日から飲めます。お湯はもちろんソーダで割っても美味しいですよ。
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白い部分に苦味があるので、皮をむく時や果汁を絞るときは白い部分が入らないようにする。
ゆず酢
<材料>ゆずの果汁300g・塩30g
<作り方>
- ゆずは半分に切り、種をとる。
- 絞り器か手で絞る。(強く絞ると苦味成分が出るので手で優しく絞るのがおすすめです)
- 果汁を塩を混ぜ清潔な瓶に入れる。
おすすめアレンジ
- しょうゆを足すとポン酢。砂糖を酢を足すと寿司酢になります。いろんなアレンジを楽しんでくださいね。
ゆずジャム
<材料>ゆず200g砂糖200g(ゆずと砂糖同量)レモン汁大1
<作り方>
- ゆずはしっかり洗う。
- ヘタと種を取り除き、細かく刻んで鍋に入れる。
- 鍋に砂糖も入れて煮詰める。
- 途中アクをとり、レモン汁を入れる。
- 煮沸消毒をした清潔な瓶に入れて冷ます。
おすすめアレンジ
- ヨーグルトにトッピングしたり、ケーキに混ぜると美味しいです。
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まとめ
ここまでゆずピールは食べられる?食べすぎるとどうなる?などについて書いてきました。
この記事をまとめると
- ゆずピールは食べられる。しかも、果実よりも皮の方がビタミンCが豊富に含まれている。
- ゆずに含まれる、ビタミンCカリウムは食べ過ぎても体外に排出される。健康な人であれば、食べすぎても問題はない。
- ゆずの白い部分に苦味成分が含まれるので、ジャムなど手作りする時には白い部分は避けると良い。
ゆずには、風邪予防になるビタミンCが多く含まれています。皮には特に多く含まれているので、ゆずピールは冬に積極的にとりたいですね。
冬至にゆず湯に入ると風邪をひかないという先人の知恵に習い、冬はゆずを食べたりお風呂に入れたりしましょう。この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです。
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