皆さんは温州みかんはお好きですか?実は温州みかんと言ってもかなりの種類があり、その土地でとれた温州みかんにその土地の名前やその土地で初めて発見した人の名前をとって、新しい名前をつけることがあります。今回紹介する青島みかんという温州みかんは、人によってはかなり馴染みのある人もいるかもしれませんが、馴染みのない人にとっては全く見たことも聞いたこともないみかんだと思います。
今回の記事では青島みかんとはどのような温州みかんなのか、青島みかんの旬、青島みかんがまずいと言われる理由、美味しい温州みかんの選び方について解説していきたいと思います。
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目次
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青島みかんとは?
1935年(昭和10年)頃に静岡市福田ヶ谷青島平十氏のみかん畑で発見されたみかんです。青島氏の名前をとって青島みかんと呼ぶようになりました。温州みかんの中でも、人気の高い品種です。
普通の温州みかんより一回り大きめで、果実が平たいのが特徴です。その他にも早生のみかんよりも皮が厚めで、剥きやすく貯蔵性に優れているのも特徴的です。高い糖度とコクのある味わいが美味しいと言われています。静岡県の温州みかんの栽培面積の50%も占めているほど、静岡県ではとてもメジャーな品種となっています。
青島みかんの旬は?
青島みかんが販売されるのが12月上旬~2月の初旬となっています。収穫するのは11月下旬から始まるのですが、青島みかんは収穫後線路に並べて貯蔵し、酸味を抜いて甘みを増す作業がありますので、販売されるピークは12月上旬からになります。
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そもそも温州みかんとは?
青島みかんの元となる温州みかんとはそもそもどのようなみかんなのでしょうか。温州みかんは日本を代表する柑橘で日本生まれと言われています。大体400年ほど前に中国から鹿児島に柑橘の種が伝わったとされていますが、実際はよくわかっておらず鹿児島の長島にあった古木から温州みかんがなっていたということが分かっています。
温州みかんは収穫時期の違う極早生温州、早生温州、中生温州、晩生(おくて)温州の4つに分かれています。それでたくさんの品種がありますが、日本でもかなり有名な愛媛みかんや有田みかんなどの温州みかんの代表的な品種の一つです。
基本的に収穫された土地の名前や、派遣した人の名前を最初につけて「〇〇みかん」とするのが一般的なようです。
紀州みかんと温州みかんって違うの?
温州みかんと勘違いされやすい紀州みかんは、実は温州みかんと全く別の種類です。紀州みかんは温州みかんよりも歴史が古く、一回り小さいのが特徴的です。中国から熊本県に渡来した小さなみかんが和歌山県にわたり、そこで生産されることになったため紀州みかんと言われるようになりました。
紀州みかんと言いますが今では鹿児島県や熊本県の生産量が多く、ついで和歌山県でも生産が進められています。
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皮が厚すぎるのが食べにくいと感じる人が多い?
青島みかんは皮が非常に厚く手でむきやすいといったメリットがあるとお伝えしましたが、通常の温州みかんに慣れている人は皮が厚すぎるので若干手間取ってしまう人が多いようです。
青島みかんは外側の皮だけでなく、一つ一つの果肉を包んでいる中の「じょうのう膜(袋)」もかなり分厚いようで食べにくさを感じてしまう人が多いといいます。
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美味しいミカンの選び方
今回は青島みかんについて解説してきましたが、最後に美味しいみかんの選び方について解説していきたいと思います。以下のような見分け方がありますので是非チェックしてみてください。
<美味しいみかんの特徴>
- 果実が扁平型で持った時に重量感がある
- 皮に張りがあって色付きが良い
- 皮が薄めでつぶつぶが小さくきめ細かい
- ヘタの切り口が小さい
- サイズが小さい(小さい方が甘さが強い傾向にある)
- お尻がでこぼこしている
- 日焼けしていない
- 箱の底の方にない
美味しい温州みかんの特徴とは?
温州みかんは高さやしっかりした形のあるものよりも扁平型(平たい形)をしており高さが低い方が甘みが強いと言われています。まずは見た目の形から確認すると良いでしょう。さらに果汁が多い方が美味しく食べることができるので、しっかり手にとって重みを感じるものを選ぶようにしてください。
温州みかんは新鮮なものほど皮にしっかりとした張りがあり、色付きが綺麗であるという特徴を持ちます。時間が経ってしまう皮がしわしわになったり、日焼けしてしまうのでパッと見で綺麗なものを選ぶようにしましょう。
ごつごつ感が強いものも美味しい品種がある
ちなみにお尻が凸凹しているのは美味しいみかんの特徴という説明を行いましたが、お尻がかなりデコボコしていて外観が少し悪くなっているような岩崎早生という温州みかんは、後ろ外観が良くないくらいまでお尻がでこぼこしている方が糖度が高いと言われていますので、完全に見た目だけで判断できないということも覚えておくと良いでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 青島みかんは温州みかんの中の品種の一つ
- 皮が分厚く、味やコクが強いみかんと言われており静岡ではかなりメジャーなみかん
- 皮と中の膜が分厚すぎるのでまずいと言われることがある
- 美味しい温州みかんを選ぶ特徴は扁平型でずっしりと重いもの!
- なるべく皮に張りがあってつぶつぶのキメが細かいものを選ぼう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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