コチュジャンとテンメンジャンには、両方ともジャンがついていますが違いはわかりますか?料理が上手い人が使うイメージがあり、買っても使いこなせないと思う人もいるでしょう。
この記事では、コチュジャンとテンメンジャンの違い、ホイコーローで代用できるかについて書いていきます。ぜひ最後までお読みください。
スポンサードリンク
目次
|
|
コチュジャンとはどんな調味料?
コチュジャンとはどんな調味料なのでしょうか?特徴や使い方などをお伝えします。
特徴
コチュジャンは、韓国の調味料になります。米・麹・もち米唐辛子を発酵させたものです。日本で発酵調味料といえば、みりん・みそがおなじみですね。発酵調味料は、熟成させるほどに味が変わるのが特徴的です。コチュジャンも、作る地域や家庭により味が変わってくるようです。
味
コチュジャンは、唐辛子を使っているので、辛味があります。辛いものが苦手な人やお子さんは控えた方がいいでしょう。しかし、ただ辛いだけでなく米、麹と合わせているので辛い中にも深い味わいがある調味料です。
使い方
コチュジャンの特徴や味がわかったところで、美味しいい使い方をご紹介しますね。
<チーズダッカルビ>
韓国の人気料理チーズダッカルビは、コチュジャンが決め手です。鳥もも肉、玉ねぎ、キャベツ、じゃがいもを炒めたら、コチュジャンを入れてとろけるチーズをかけてくださいね。
<肉と野菜炒め>
いつもの野菜炒めに、コチュジャンをプラスするだけで簡単に韓国料理風になります。
<チャーハン>
チャーハンに牛肉とコチュジャンとをプラスすると、いつものチャーハンがプルコギご飯風になりますよ。
<ヤンニョムチキン>
スパイシーな味で病みつきになる人続出の、ヤンニョムチキンもコチュジャンがあれば簡単に作れます。下味をつけた手羽元を揚げてからコチュジャンをからめてみてください。止まらない美味しさに家族にも喜ばれますよ。
スポンサードリンク
テンメンジャン(甜麺醤)とはどんな調味料?
テンメンジャンもよく聞くけれど、どの料理に使っていいのかわからない人も多いのではないでしょうか。どんな調味料なのか詳しくみていきましょう。
特徴
テンメンジャンは、中華料理に使われる調味料です。原料は、小麦・塩・麹で混ぜ合わせて発酵させています。発酵調味料になるので、使うと味わい深くなり、一気に料理上手になったような気がします。唐辛子を使っていないので、辛いものが苦手な人にも使いやすいでしょう。
味
テンメンジャンは黒くどろっとした液体状の調味料です。味は味噌に近いですが、味噌よりも甘く濃い甘さが特徴的です。
使い方
テンメンジャンの美味しいい使い方をご紹介します。
<麻婆豆腐>
家で麻婆豆腐を作る時は、市販の麻婆豆腐の素を使う人も多いのではないでしょうか。甜麺醤を使いうだけで、お店の麻婆豆腐のような味わい深いになりますよ。
<坦々麺のそぼろ>
坦々麺の具は、家でも簡単に作れます。合い挽き肉と、玉ねぎのみじん切りをフライパンで炒めテンメンジャンで味付けしてみてください。本格坦々麺がお家でも味わえます。
スポンサードリンク
コチュジャンとテンメンジャンは代用できる?
コチュジャンとテンメンジャンは同じような黒褐色でどろっとした形状をしています。「代用できるかも?」と思う人も多いでしょう。2つ揃えるよりどちらかだけ常備しておいた方が冷蔵庫もスッキリしますね。
コチュジャンとテンメンジャンの大きな違いは、唐辛子が使われているかどうかです。辛いものが苦手な人や子どもには、コチュジャンの辛さが食べられない人もいるでしょう。
なので、テンメンジャンを常備しておいて、辛いものが食べた時はテンメンジャンに唐辛子を加えたらいいでしょう。テンメンジャンはコチュジャンの代用になるでしょう。
ホイコーロー(回鍋肉)でも使える?
回鍋肉は、キャベツと豚肉を炒めた中華料理です。お店で食べると、家では食べられない味に感動することもありますね。
実は、回鍋肉にかかせない調味料はテンメンジャンなのです。ただし、テンメンジャンは焦げやすい性質があるので、仕上げに回しかけてサッと炒めひを止めるのがポイントです。
豆板醤でも代わりになる?
テンメンジャン、コチュジャンとにた調味料に豆板醤があります。3つの調味料の違いをまとめてみました。
調味料名 | 料理の種類 | 原材料 | 味 |
テンメンジャン | 中華料理 | 小麦・塩・麹 | 甘め |
コチュジャン | 韓国料理 | 米・もち米・麹・唐辛子 | ちょい辛 |
豆板醤 | 中華料理 | そら豆・塩・麹・唐辛子 | めちゃ辛 |
豆板醤は辛味が強い調味料になるので、スパイシーな辛さが好きな人は味噌に豆板醤を加えるとコチュジャンのような味わいになるでしょう。辛いものが苦手な人や子どもには、豆板醤は代りにはならないです。
スポンサードリンク
まとめ
コチュジャンとテンメンジャンの違い、回鍋肉で代用できるについて書いてきました。
この記事をまとめると
-
コチュジャンは韓国料理、テンメンジャンは中華料理に使われる調味料である。
-
テンメンジャンよりコチュジャンの方が辛いので、辛いのが苦手な人や子どもにはむいていない。
-
回鍋肉の味の決め手は、テンメンジャン。使うときは焦げやすいので、最後の仕上げに使うと良い。
テンメンジャンとコチュジャンは気になりながらも、使い方がわからず買ったことがない人も多いでしょう。この記事で、使い方のコツがわかり食卓のレパートリーが広がると嬉しいです。
スポンサードリンク