野菜炒めや焼きそばなどの具材には欠かすことができないピーマン。
旬の時期になるとスーパーや青果店では大袋で安値で販売されていますよね。ついつい購入してしまいますが、ピーマンの大量消費はなかなか大変…。「上手に冷凍できたらラクなのにな…。」と思うことはありませんか?
今回は、ピーマンの上手な冷凍保存方法のコツをご紹介していきます!
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目次
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ピーマンはそのまま冷凍保存できる!
大量保存・大量消費にオススメ
1年を通して手に入れやすい食材であるピーマン。カットしてあるものだと約3日、切らずに丸ごとだと約1週間程度の冷蔵保存が可能とされ野菜の中では、わりと冷蔵保存期間の長い食材だといえるでしょう。
それでも、早めに使い切るのが難しいときもありますよね。そんなときは、ピーマンをそのまま冷凍することで保存期間をぐんと延ばすことができますよ。
また保存期間を延ばすだけではなく、その他にも数々のメリットがあります!旬の時期になると大袋で安値で販売されることが多いので、ぜひ活用してみてくださいね。
ピーマンを冷凍するメリットとは…?
- 保存期限を1カ月~1カ月半程度まで延ばすことができる
- 冷凍することで繊維が崩れるためピーマン特有の苦みを和らげることができる
- 料理の用途に合わせてカットしておくと時短に!
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ピーマンの冷凍保存方法
【そのまま丸ごと】冷凍保存の仕方
ピーマンはそのまま丸ごと冷凍保存することも可能です!
ピーマンを水洗いしキッチンペーパーなどで水気を拭き取ってからラップにくるみジップロックに入れると約1カ月半程度持ちますよ。使用する際には常温で5分程度解凍すると包丁でラクラク切れるほどに!種やわたを取る手間もないので忙しいときにはピッタリの冷凍方法です。
【みじん切り】冷凍保存の仕方
冷凍保存の仕方はいたって簡単です!種やわたを取り水気をしっかり拭き取ってから、みじん切りにしジップロックなどの保存容器・袋に入れるだけ。ピラフやチャーハンを作る際には解凍せずにそのまま投入するだけなので時短にもなりますね。
冷凍する際に、時間があるようでしたら1回分ずつラップなどにくるみ小分けにしておくとさらに時短調理することが可能なのでオススメです!
【ピーマンの肉詰め】冷凍保存の仕方
「ピーマンは苦手だけど、この料理だと何個でも食べられる!」というかたも多いのではないでしょうか。
子供から大人まで人気があるピーマンの肉詰めも冷凍保存が可能ですが、冷凍保存をする際にはぜひ火を通してからの冷凍をオススメします!
なぜ火を通してからの保存がオススメなの…?
- 挽肉は冷凍やけを起こしやすい食材のため、生のまま冷凍すると味が落ちてしまう
- 生のまま解凍することによって、パサつきや旨味を逃してしまう原因に…
あらかじめ火を通して冷凍しておくことで、すぐに食卓にだすことができます。朝寝坊した日のお弁当のおかずとしても大活躍すること間違いなしですよ。
詳しくはこの記事をチェック!
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冷凍ピーマンの保存期限・日持ち
冷凍したピーマンの保存期限は約1カ月~1カ月半程度です。これは生で冷凍した場合でも加熱して冷凍した場合でもあまり誤差はないと考えてください。
冷蔵保存した場合のピーマンの保存期限は約1週間なので、冷凍保存するといかに期限を延ばすことができるのかが分かりますね。沢山買ったときや、すぐには使う用途がない場合にはできるだけ新鮮なうちの冷凍保存をするのが良いでしょう。
ただ、冷凍保存した場合でも冷蔵保存と同じように早めに使い切ることをオススメします。冷凍した日にちを記載しておくと保存期限が把握しやすいですよ。
常温・冷蔵の日持ちはどれくらい?
常温保存の場合、ピーマンの賞味期限は1週間ほどになります。ただし、常温保存とはいえ、直射日光が当たるような場所は避けて保存しましょう。
冷蔵保存の場合は、ピーマンをカットせず丸ごと保存した場合には3週間ほど日持ちします。ピーマンを冷蔵保存する際は、丸ごとのピーマンをキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて密閉せずに軽く口を閉じ、通気性を良くして保存しましょう。カット済みのピーマンの場合は、ラップに包んで冷蔵保存し、2〜3日で使い切るようにしましょう。
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腐るとどうなる?
腐らせるつもりはなくても、新鮮なものを選べなかったり冷蔵庫の中で忘れ去られていたりしたことはありませんか?ここからはピーマンが腐っている場合に見られる特徴4つをお伝えします。
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実が溶ける
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生ごみのような臭い
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茶色い汁
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黒いカビや白いカビ
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解凍するとぶよぶよ・まずい?対処法は?
冷凍することによって繊維が崩れるのでピーマン特有の苦みが和らぎ食べやすくはなりますが、決して「まずくなる」ということはありません。ピーマン嫌いなかたや子供には、生のものを調理するよりも冷凍保存したものを調理する方が抵抗なく食べることができるでしょう。
ただ冷凍保存したピーマンを解凍すると、どうしても”ぶよぶよ”とした食感になってしまいがち…。シャキシャキとした食感を楽しむ料理には、不向きといえるでしょう。
具体的に向いている料理例と不向きな料理例を挙げてみますので、参考にしてくださいね。
向いている料理例
- 焼きそば・パスタ・チャーハン・ピラフなどの炒め物
- ラタトゥイユやスープなどの具材として
- ピザの具材として
- 煮物などの煮込み料理
不向きな料理
- 金平やチンジャオロースなど食感を活かした料理
- サラダなど素材の味を感じたい料理
栄養価が高いピーマンは子供に食べてほしい食材ですよね。冷凍保存することによって苦みが和らぎ食べやすくなるなどの利点をぜひ活かしたいものです。
肉詰めやじっくりと火を通す煮込み料理、濃いめの味付けの料理などがオススメですよ。
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まとめ
いかがでしたか?今回はピーマンの上手な冷凍保存のコツについてご紹介しました。
この記事をまとめると
- ピーマンは冷凍保存することで期限をぐんと延ばすことができる
- 生の状態でも加熱した状態でも冷凍保存することが可能
- 冷凍保存したピーマンは苦みが和らぎ食べやすくなる
- 解凍すると、ぶよぶよとした食感になってしまうため煮込み料理や味付けが濃い料理に使用するのがオススメ
栄養価が高くレシピ幅も広いピーマン。冷凍することで保存期限を延ばせたり料理の時短ができたりと利点ばかりです。
特売などで大量に買ったときなど、上手く冷凍術を活用し食材を無駄なく最後まで美味しく食べきりましょう。
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