自然薯は生でも食べられる?食べ方・すり方|むかごや山芋との違いは?

古来から日本に野生する日本原産自然薯「山菜の王者」とも呼ばれ、滋養強壮に効果がある食材として広く知られています。漢方薬にも「山薬」として用いられてもおり、自然薯の効能は折り紙付きです。

自生している自然の自然薯もありますが、現在では自然環境に近い管理をされた自然薯栽培も行われています。

今回は自然薯

  • そもそも自然薯ってどんな食材?特徴や価格、生産地などを詳しくご紹介!
  • 自然薯と、「山芋」「むかご」「とろろ」の違いとは?それぞれを徹底解説!
  • 自然薯は生でも食べられる??美味しい頂き方やすりおろし方までご紹介!
など自然薯が食べてみたくなる情報盛りだくさんです。是非、お疲れ気味の方は参考にされてくださいね。

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自然薯ってどんな野菜?

自然薯はヤマノイモ科に分類される「山芋」の1種で、自然に生えている芋なことから自然薯と名付けられたと言われています。

特徴

自然薯

ヤマノイモ科に属する中でも「日本原産」の山芋を自然薯
と呼びます。長芋と形状や色味が似ていることから混同されて販売されるケースもあるそうですが
い粘りと独特の風味、ほのかな甘さ
が最大の特徴で、粘り気の強さで判断できます。

値段は高い?

日本の山に自然と生息する自然薯は、非常に希少性が高く

その他の山芋・長芋などと比較しても高価
なことが多いです。自然薯の自然栽培を行う農家さんなどから直接購入のできるネット店舗も多数あります。

生産地

自然に自生している自然薯

北海道南西部~本州~四国~九州~沖縄
と広範囲に分布されているとされています。

自然薯の栽培が盛んな地域
北海道・青森県など
ですが、国的に栽培は行われており地域によって味わい・風味が変化するとも言われているため、拘りの強い方は好きな生産地のものをお取り寄せするケースなどもあります。

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他の野菜との違いはある?

ここからは自然薯と「山芋」「むかご」「とろろ」との違いをそれぞれ見ていきましょう。

山芋との違い

山芋とは品種名ではなく、一般的に「山芋」の表示がされて販売されているものは「いちょう芋」「つくね芋」「大和芋」などと呼ばれる品種です。自然薯と山芋の大きな違い

日本原産の天然のものか、外来種のものなどを栽培されているか
箸で摘めるくらいの粘り気の強さかどうか
などがあります。含まれる栄養素には余り違いは無いでしょう。

むかごとの違い

むかごとは

山芋の葉の付け根にできる球芽
のことで、山芋の種のようなものです。そのため、むかごを栽培することで山芋の収穫をすることも可能です。自然薯とむかごは大きく
形状や食べ方、食感・味わい
などが異なります。

とろろとの違い

一般的なとろろ

伸ばさなくても、すりおろしたまま
のものが多いですが、自然薯の場合は
すりおろしただけでは、とろろ状にはならない
くらいに粘り気が強いです。そのため、自然薯のとろろを頂く際はだし汁などで伸ばします。

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自然薯は生でも食べられる?

自然薯は、「山芋の王様」とも言われるくらい滋養強壮食材として認知されています。自然薯は生の状態で食べることができ、焼く・煮る・揚げるなどの調理はもちろん、様々な献立に活用することができる万能食材でもあります。

皮ごと食べられる?

自然薯は他の山芋・長芋などと違い

非常に皮が薄く、皮の周りに栄養素が含まれている
ため皮をむかずに調理すると良いでしょう。皮をむかずに使用する事で
自然薯本来の風味が増す
ため美味しいです。

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生の自然薯の食べ方

ここからは生の自然薯を美味しく頂けるおススメの頂き方を2つご紹介します。

とろろ卵

濃厚な自然薯のとろろ×卵は、見た目からも美味しさが感じられる1品です。ご飯・お蕎麦などに合わせて頂くと、元気になれますよ。頂く際には、お好みの味付けで少しのばすと良いです。卵は、鶏卵だけでなくうずら卵なども非常に合いますよ。

自然薯×めんつゆor白だし

自然薯のとろろを頂く際の味付けには、めんつゆ・白だしなどの出汁がよく効いている調味料がおススメです。自然薯のとろろを伸ばす際に水などを使用せず、是非めんつゆ・白だしを加えて伸ばして頂いてくださいね。

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自然薯のすり方

自然薯は他の山芋と違い、すりおろし方に幾つかのポイントがあります。

  1. ひげ根をコンロなどであぶり焼きし、燃えカスを洗い流しておく
  2. 水気を切り、皮をむかずにすりおろす
  3. おろし金などですりおろした場合は、更にすり鉢・すり棒ですりおろすことで粘り気が増す

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まとめ

この記事をまとめると

  • 自然薯は日本原産の山芋で、野生のものは非常に希少性が高く高価。全国的に野生しているが生産もされており、北海道・青森県は自然薯の生産地として知られる。
  • 山芋との大きな違いは、日本由来であるかどうかと箸で摘めるくらいの粘り気の強さ
  • むかごとは山芋の種のようなもので、自然薯とは形状も味わいも大きく異なる
  • 一般的なとろろに比べて、自然薯のとろろは非常に粘り気が強く調味料などでのばして頂く
  • 自然薯は生食・皮のまま頂くことが可能で、すりおろす際には①ひげ根処理②皮をむかない③おろし金を使用した場合は更にすり鉢・すり棒を使用し再度すりおろすなどに気をつけると良い

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