鶏胸肉は1日何グラム食べてもいいの?痛風になるって本当?タンパク質量は?

皆さんは鶏胸肉をよく食べますか?鶏胸肉といえば非常にあっさりとした食感が特徴でありながらも、タンパク質が豊富に含まれており非常にヘルシーなのでダイエットや筋トレ中の方に人気の部位ですよね。そんな鶏胸肉ですが、どんな栄養素が含まれているか詳しく知っている方は少ないのではないかと思います。

今回の記事では鶏胸肉とはどのような食材なのか、どんな栄養素が含まれているのか、1日どれくらいなら食べても良いのかについて解説していきたいと思います。

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鶏むね肉はどんな食材?

鶏むね肉はキジ科ニワトリの食肉でむねの部位を言います。鶏むね肉は脂肪が少なく引き締まっており、全体的にパサパサしたしていて歯ごたえのある部位です。うま味成分であるグルタミン酸やイノシン酸といった成分は多く含まれているため味わい深いです必須アミノ酸が9種類、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンKが豊富に含まれています。おすすめのレシピは蒸し鶏や、から揚げ、バンバンジーや鶏飯などです。

胸肉とささみは同じもの?

鶏胸肉と同じようにスーパーなどで販売されているささみ。ささみは胸肉の一部です。胸肉は鳥の胸部分のお肉の事を言い、他の部位に比べると白っぽい肌色をしています。その胸肉に隣合わせについているのがささみです。

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鶏むね肉の主な栄養素

鶏肉には、体の筋肉を作る元となるタンパク質が豊富に含まれています。そのためダイエット中にもオススメの食材で、特に胸肉やささみは高タンパク・低脂質です。

他にも、ビタミンB群やアミノ酸であるトリプトファンなど栄養豊富です。トリプトファンは、精神的ストレスを緩和させたり、睡眠の質をアップさせるといった効果もあります。

  • たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • トリプトファン:トリプトファンは、脳内物質メラトニン、セロトニンの材料です。メラトニンは人間の睡眠の質に関わる物質で、セロトニンは脳内を穏やかにする働きがあります。不足すると睡眠の質が低下やいつもイライラすると言った症状が現れます。摂取することで冷静で穏やかな思考を保ちます。
  • ビタミンB6:ビタミンB6は、たんぱく質をアミノ酸に分解し、再合成して筋肉や必要な組織を作る働きがあります。加えて、体内のホルモン分泌のバランスも整える働きを持っています。エネルギー代謝にも関わり、加えて神経伝達にも関わる多くの役割を持つビタミンです。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

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鶏むね肉の食べ過ぎてはいけないの?

鶏胸肉にはたくさんの栄養素が含まれているということが分かっていただけたと思います。上記で説明した以外にも様々な栄養素が含まれているのですが、鶏むね肉には「プリン体」も多く含まれているといわれます。そのため鶏胸肉を食べ過ぎてしまうと痛風になってしまう可能性があるのです。

ちなみに鶏胸肉に含まれるプリン体の量は100gあたり141.2mgと豚肉や牛肉などよりも高い数値になっています。鶏胸肉ではないですが鶏肉の中でも鶏レバーに関しては100gあたり 312.2mgのプリン体が含まれているので食べ過ぎには注意しなければなりません。

では1日どれくらいなら食べてもいいの?

先ほどプリン体の量が高いので食べ過ぎてしまうと痛風になるという説明を行いましたが、基本的には鶏肉を相当な量を食べないと痛風につながることはないと言われています。ただし鶏胸肉と一緒に他のプリン体が多く含まれている干物・肝類などを食べてしまうという風に繋がってしまうので注意が必要です。

タンパク質量で考えると?

タンパク質の量を基準にして考えると、一般の人が必要とするたんぱく質の量は体重1kg当たり0.8g位と言われています。なので体重60kgの人は1日あたり48g程度となりますね。これに加えて筋力アップを行いたいなら1食あたり大体15g~20gくらいのタンパク質が推奨されています。 

鶏胸肉100gあたりのタンパク質22.3gなので、1食でたべる量は約100g程度の鶏胸肉しておいた方が良いでしょう。スーパーなどで販売されている鳥胸肉はだいたい一個あたり200g程度になっているかと思いますので、一食で半分の鶏胸肉を食べるようにすればGOODです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 鶏胸肉は低カロリーでありながら非常に栄養価に優れた食材である
  • 鶏胸肉の食べ過ぎによって痛風になる可能性もあるが、そこまで気にしなくてもOK
  • だいたい一食あたり20g程度のタンパク質量を摂取するのがオススメ
  • 鶏胸肉は100gあたり22g程度の タンパク質が含まれるので、一食あたり100g程度 食べよう!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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