橙(だいだい)・みかん・ゆずの違いは?ポン酢・ジャムなど大量消費の使い方

ビタミンを豊富に含み、甘酸っぱい味が特徴の柑橘類には多くの種類があります。たくさんある柑橘類の中でも橙・みかん・ゆずの違いはわかりますか?この記事では、橙・みかん・ゆずの違い。ポン酢ジャムなどの、大量消費の使い方をお伝えします。ぜひ最後までお読みください。

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橙(だいだい)ってどんな果物?

多くの柑橘類の中から、「これが橙」と分かる人は少ないでしょう。筆者も柑橘類が並ぶ中、橙と分かる自信はないので、特徴などを調べてみました。

特徴

橙は、ヨーロッパでは「ビターオレンジ」と呼ばれています。大きさは直径8cmほどで、固めの皮が特徴的です。切って断面をみてみると種が多のがわかります。

味は、「ビターオレンジ」と呼ばれるように、苦味があるのが特徴です

縁起がいいもの?

橙といえば、お正月の鏡もちの上にのっているというとわかりやすいでしょう。鏡もちの上にのっているのは理由があります。橙は、不思議な果物で一度実ると木から落ちない特性があるのです

しかも、冬には橙色に色づき夏には緑色になります。一度実ると落ちない特性から、不老長寿や繁栄を願う縁起物として使われているのです。年の始まりに飾る、鏡もちの上にのっているのはこん
な理由があるからなんですね。

そのまま食べられる?

橙は「ビターオレンジ」とヨーロッパで呼ばれているように苦味が強い柑橘類です。種も多いので、生のまま食べるのにはむいていません。ジャムを作ったり果汁をしぼってドレッシングなどに混ぜるのにむいているでしょう。

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みかん・柚子との違いは何?

スーパーに行くと酎ハイやポン酢に、橙・みかん・柚子のものがありますね、同じ柑橘類なので、どれがいいか迷う時もあるでしょう。橙・みかん・柚子の違いをみていきましょう。

橙とみかんの違い

橙とみかん、それぞれの特徴から違いをみていきます。

・・・橙の皮は固く手でむくのは難しいでしょう。味は酸味が強く苦味もあるので、ジャムなどに加工したり果汁をしぼって食べます。旬の時期は10月〜12月で需要が多いお正月時期に多く収穫されます。

みかん・・・手軽に食べられる果物として親しまれているみかんは、子どもでも手でむいて食べられるのが特徴です。味は甘みが強く、ジューシーで中の小袋ごと食べられます。

旬の時期は、10月〜12月出荷時期により、極早生→早生→中生→晩生と種類と甘みが違ってきます

橙とみかんの違いをまとめると、下記のようになります。

  むき方 食べ方
苦味と酸味が強い 手でむけない ジャムなどに加工して食べる
みかん 甘みが強く酸味が少なめ 手でむけない 生のまま食べられる

橙と柚子の違い

橙とゆずそれぞれの特徴から違いをみていきましょう。

・・・橙の色は、クレヨンにもだいだい色があるように、深く濃ゆいオレンジ色が特徴です。気候が温暖な和歌山や静岡で多く生産されます。橙は、皮が厚く手ではむけません。苦味も強いので、生色よりも加工して食べた方が美味しさが引き立つでしょう。

ゆず・・・ゆずは、鮮やかな黄色い皮の柑橘類です。寒さに強く、東北地方でも生産できる数少ない柑橘類です。主な生産地は高知県徳島県です。

黄色いゆずは11月〜1月が旬になります。酸味が強く種も多いので、生色にはむいていません。ただし、加工すると皮まで丸ごとつけるのが特徴的です。

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橙の使い方・大量消費レシピ

橙が大量に手に入った時に作ってほしい、レシピをご紹介します。

橙ジャム・橙マーマレード

<材料>

橙3〜4こ  砂糖適量

<作り方>

  1. 橙はしっかり洗う。塩水で洗うと汚れがよく落ちます。
  2. 橙の皮と実を切り分ける。
  3. 皮は細長くきる。実は種をとりザク切りにする。
  4. 皮を鍋に入れ煮立たせる。煮たったらザルにとり水洗いをする(2回繰り返す)
  5. 皮の入った鍋に、実と砂糖を入れて弱火で煮込む。(焦げないように時々かき混ぜる)
  6. 水分がなくなり、とろみが出てきたら出来上がり。

ポイント

  • 密閉できる清潔な瓶に入れて保存する。

  • 皮にはえぐみがあるので、沸騰させて洗うを2、3回繰り返すと良い。

橙酢・橙ポン酢

<橙酢>

橙大1・酢小1砂糖大1を合わせる。

<橙ポン酢>

橙大2・酢小1・砂糖大1・しょうゆ大1

おすすめの食べ方

  • 鍋物や餃子におすすめです。保存する時は、密閉容器に入れ冷蔵庫保存で2.3日で使い切りましょう

橙シロップ

<材料>

橙2〜3こ グラニュー糖、ハチミツ(適量)

<作り方>

  1. 橙はしっかり洗う。
  2. 輪切りにして種をとる。
  3. 切った橙を清潔な瓶に入れ、グラニュー糖ハチミツをいれる。
  4. 冷蔵庫で23日保存し、橙がしっとりしていたらできあがり。

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まとめ

ここまで、橙・みかん・ゆずの違いや大量消費のレシピについて書いてきました。

この記事をまとめると

  • 橙は一度実ると木から落ちないことから、縁起物で、鏡もちの上にのっている柑橘類として知られている。

  • 橙・ゆずは手で剥くのが難しいがみかんは手でむいて気軽に食べられる。

  • 橙ゆずは生色よりも加工した方が美味しく食べられる。

橙はマーマレードによく使われているので、食べたことがある人も多いでしょう。繁栄、不老長寿の食べ物として縁起が良い食材とも言われているので積極的にとりたいですね。

大量に橙を手に入れてた時には、ぜひマーマーレード作りにチャレンジしてみてくださいね。この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです。

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