たらこは体に悪い?プリン体は意外と少ない!効果と効能・食べ過ぎはどうなる?

ご飯のおかずや日本酒のお供にもってこいの「たらこ」ですが、含まれる栄養や食べることによって得られる効用を理解している人は少ないです。

たらこってどんな食べ物?

たらこは体に悪い?

たらこが体に悪いと言われる理由

たらこを食べ過ぎるとどうなる?

たらこの一日の摂取目安

今回は、こちらについて解説します。

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たらこってどんな食べ物?

たらことは、スケソウダラや真鱈の卵巣及びそれを加工した食品のことを指します。日本における主な産地は北海道です。

たらこと明太子の違いって?
たらこと明太子、どちらも同じスケソウダラの卵巣を用いた食品ですが違いはどこにあるのでしょうか。その答えは「唐辛子の有無」。たらこに唐辛子が使われているものを「辛し明太子」と呼びます。

栄養

たらこの中に含まれる栄養素の中では、特にたんぱく質、ビタミンB3、ミネラルが豊富に含まれています。全ての栄養素が健康な体を作るうえで、なくてはならないものになります。

たんぱく質

たんぱく質は肌や髪の毛、筋肉を作る上で必要となる栄養素です。人体の7割は水分で出来ているという話を聞いたことはないでしょうか?この水分以外の残り3割の大部分を占めているのがたんぱく質になります。たんぱく質は不足することによって、体に様々な不調が現れますが明確に症状として発生するまでには時間がかかります。これは、体内で不足したたんぱく質を他の栄養素が補おうとするためと言われています。そのため、たんぱく質は普段から意識して摂取をする必要があるのです。

ビタミンB3(ナイアシン)

あまり聞きなれないビタミンですが、その効能は絶大です。ナイアシンは別名「肌のビタミン」とも呼ばれる栄養素で、血行の改善や肌を健康に保つ効果に加えてアルコールを分解する酵素を補助する役目もあるのです。一方で、ナイアシンは熱に強く水に溶けやすい性質を持っています。たらこから効果的に摂取するには「焼きたらこ」を選択すると良いでしょう。

ミネラル

たらこに含まれる主なミネラルは以下の通りです。

ミネラルの種類 働き
鉄分 赤血球で酸素を運搬し貧血を予防
亜鉛 体内で酵素を作り、筋肉を強くする
カルシウム 歯や骨を作り、丈夫にする
カリウム 血圧の調整やナトリウムの排出を促す

これら4種の栄養素は全て、食品からの摂取が不足しやすいと言われていることから、たらこに含まれる栄養素が特に優れているということがわかります。

効果効能

たらこを食べることで得られる主な健康効果・効能は以下の通りです。

  • 疲労回復
  • 美肌効果
  • 整腸効果
  • ガン予防
  • 肝機能の強化
  • 体内の新陳代謝改善
  • 免疫強化
  • etc…

カロリー

たらこに含まれるカロリーは100gあたり140kcalです。同じ魚卵と比較すると下記の通り。

魚卵名 カロリー含有量(100gあたり)
たらこ 140kcal
いくら 272kcal
すじこ 282kcal

こうしてみると他の魚卵と比べて、たらこに含まれるカロリーがそれほど高くないことがわかります。

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たらこって体に悪いの?

体調不良

たらこから得ることの出来る栄養素や健康効果について解説してきました。たらこを食べることは決して体に悪いわけではありません。その一方でたらこは、食べる量や食べ方を間違えてしまうことで体に悪い影響を及ぼすことがあります。

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たらこが体に悪いと言われる理由

アレルギー

塩分が多い

たらこは、製造過程で塩漬けにするため他の食品と比較すると塩分を多く含んでいます。具体的には約5%が塩分濃度と言われています。食品からの過度な塩分摂取は、生活習慣病を引き起こす恐れがあるためたらこの食べ過ぎには特に注意が必要です。

添加物が多い

スーパーに売られているたらこの中には鮮やかな色が付いているものが少なくありません。しかし、これらの色は食品添加物によって着色されたものであることをご存じですか?具体的には発色剤や着色料が色付けに使用される食品添加物。最近は健康志向が高まってきており「完全無添加」のたらこも珍しくなくなりました。少し色は悪いものの必要以上の食品添加物の摂取を抑えることが出来るため人気を博しています。

コレステロール値が高い

卵や魚卵、肝や内臓などの部位にはコレステロールが多く含まれている特徴があり、たらこも例外ではありません。コレステロールの中でも悪玉コレステロールが高い場合は、動脈硬化の原因となったり心筋梗塞発生のリスクがあります。ただし生活習慣病は食生活ばかりに気を配るのではなく、適度な運動なども組み込み体重を適正に保つことが最も重要となります。

プリン体は意外と少ない

たらこが体に悪いと言われる理由で、コレステロールと同じ位に問題とされるのが含まれるプリン体です。プリン体自体は体の細胞を作るために必要な要素でありますが過剰摂取によって痛風が発生することも。たらこ100gあたりに含まれるプリン体は約120㎎ですが、1食の適量である30gに換算するとプリン体含有量は約33mgとなります。この量は決して多い量とは言えないでしょう。

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たらこを食べ過ぎるとどうなる?

高血圧

たらこを過剰に摂取することは同時に塩分の過剰摂取にも繋がります。過剰な塩分によって血圧が上昇し高血圧になると、血管の収縮や動脈硬化を引き起こすリスクがります。

腎臓病

腎臓と血圧は深い関係性があります。たらこの過剰摂取により高血圧となった場合は、動脈硬化による腎臓病「陣硬化症」を発病しやすくなるリスクがあります。

脳卒中・心筋梗塞などの生活習慣病

たらこに含まれるコレステロールの過剰摂取によって動脈硬化が発生した場合、同時に脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病を発症しやすくなるため注意が必要です。

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たらこの1日の摂取量目安

栄養

恐ろしい病気の症状について解説しましたが、一日の摂取量をしっかりと守ればたらこを食べることも全く問題ではありません。具体的には白米一膳160gに対してたらこ30g程度が過剰摂取とならず食べ切ることが出来る摂取量と言えるでしょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • たらこはスケソウダラや真鱈の卵巣を塩漬けにしたものの総称である
  • たらこを食べることで不足しがちなミネラルを始め様々な栄養素を摂取できる
  • たらこの健康効果は疲労回復や美肌効果など多岐に渡るが食べ過ぎには注意
  • たらこを食べることは決して体に悪いわけではなく、適量を楽しむことが大切

いかがだったでしょうか。たらこの旬は、スケソウダラの漁獲が最盛期を迎える11月頃と言われています。しっかりとたらこについての知識を深めて、旬のたらこを美味しくいただきましょう。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

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