皆さんはくわいをご存知ですか?くわいはあまり聞くことのない食べ物ですが、おせち料理によく出る食材です。実は中国から伝来した野菜の1つで、日本では江戸時代から食べられている食材です。
しかし先ほども言ったようにあまり聞く食べ物ではないので、くわいがどんなもなのか、生でも食べられるのか知らない方もいますよね。そこでこの記事ではくわいについて紹介したいと思います。
くわいを知らない方はぜひ最後まで読んでくださいね。
スポンサードリンク
目次
|
|
くわいってどんなもの?栄養やカロリーは?
くわいには白くわいや吹田くわいなどの種類がありますが、日本で食べられているくわいは「青くわい」です。くあいはアクや独特な苦味、風味があり苦手という方も多いものです。好き嫌いが分かれやすい食べ物なんですよ。
くわいの栄養や糖質、カロリーなどについてみてみましょう。
スポンサードリンク
くわい栄養
くわいのにはビタミンE、カリウム、リン、銅、鉄分が含まれています。
- ビタミンE:強い抗酸化作用があり、コレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きがあります。その他にも毛細血管の収縮を抑制する働きがあり、細くなった血管を広げて血流の悪化による体の不調を改善してくれます。
- カリウム:体内の余分な塩分を体外へと排出してくれる働きがあります。ナトリウムとセットで体内の水分量も調整してくれるものです。むくみ、冷え症にはぴったりなものです。
- リン:リンはカルシウムと結合して歯と骨の材料になるものです。ですのでカルシウムと一緒にとることが大事です。
- 銅:銅はヘモグロビンを合成する際に必要なミネラルになります。抗酸化作用が強く、体内の老化を防いでくれます。体の不調を改善してくれる働きがある、優秀なものです。
- 鉄分:鉄分は赤血球のヘモグロビンの材料です。体内の酸素の材料にもなるエネルギーです。不足すると貧血にもなるので要注意。女性は積極的にとっていきたい栄養素です。
このようにくわいには重要な栄養素が含まれているので食べていきたい食材です。
糖質
くわいの糖質は100gで24gです。全食品の中であればやや多め、野菜の中ではかなり多い部類です。ですので食べ過ぎには注意したいですね。
カロリー
くわいのカロリーは100gで126キロカロリーです。全食品の中ではやや低い、野菜の中ではかなり高めです。
かなり高めと言ってもそこまで高いわけではないので歩いて土は食べても大丈夫でしょう。しかし食べ過ぎには気をつけてくださいね。
スポンサードリンク
くわいは苦い?生でも食べられる?
くわいはかなり苦いものです。アクやえぐみがかなり強いので下処理なしでは食べられません。下処理について紹介しますので、こちらを参考に下処理をして食べてくださいね。
くわいの下処理は?
くわいの下処理方法はくわいの芽を1.5cmほど残して切り落として、底を切って平にして、芽に向かって縦に皮を剥いて水に2分ほど晒します。
その後は鍋に入れて煮立ったら弱火にして落とし蓋をして20分ほど煮込むだけです。下処理をしないとえぐみやアクが抜けないので必ずするようにしてくださいね!
シャキシャキさせるには?
くわいをシャキシャキさせるには煮込みすぎないことです。煮込みすぎるとシャキシャキしないので注意してくださいね。
生で食べられる?
くわいはえぐみやアクがかなり強いので生では食べられません。ですので生では食べずにしっかりと下処理をして食べるようにしてくださいね。
スポンサードリンク
くわいのおすすめレシピ
くわいのおすすめレシピについて紹介します。くわい の調理方法で悩んでいる方はこれから紹介するレシピを参考にして作ってくださいね。
サラダ
1つ目がサラダです。糖質が高いくわいもサラダにすることによって美味しく食べることができます。キャベツを千切りにしてくわいを加えてお好みのドレッシングをかけるだけです。
くわいの冷凍であれば下処理をせずにすぐに調理できるのでおすすめです。
サラダの詳しいレシピはこちら→くわいのサラダ
チップス
2つ目がくわいチップスです。
くわいは下処理をしてから調理をするようにしてください。160度の油でじっくりと揚げてくださいね。油の温度が高いと苦くなるので要注意です。
くわいチップスの詳しいレシピはこちら→くわいチップス
中華
3つ目が中華です。
くわいと豚肉をオイスターソースと鶏がらスープで炒めれば中華風になり美味しく食べられます。くわいの苦味が苦手な方はこちらを参考にして作ってくださいね。
くわいと豚肉の炒め物の詳しいレシピはこちら→くわいと豚肉の炒め物
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- 日本で食べられているくわいは「青くわい」
- くわいにはビタミンE、カリウム、リン、銅、鉄分などの重要な栄養素が含まれている
- くわいの糖質は100gで24gとやや高め
- 100gで126キロカロリーと食品の中でも高め
- くわいはえぐみやアクがかなり強いので生では食べられない
この記事ではくわいについて紹介しました。くわいは好みの分かれる食べ物です。食べる際は必ず下処理をしてくださいね!
スポンサードリンク