銀杏は秋の味覚で、ほっこりと甘い味ともっちりとした食感で好きな方も多いですね。銀杏の収穫時期は9月〜11月になります。収穫時期が限られているので、たくさん収穫したり頂いて、保存に困る方もいるでしょう。
この記事では、秋の味覚である生銀杏の保存法、正しい処理の仕方レシピを紹介していきます。ぜひ、最後までお読みください。
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目次
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生銀杏の正しい保存方法
銀杏は殻つきのまま保存すると、常温でも2週間ほど日持ちがします。銀杏は実の中にある胚芽腫を食べる植物です。種子の部分になるので、栄養価が高く、漢方薬にも使われています。
実の部分は強烈な匂いがする上、触るとかぶれるので銀杏拾いをする方は実を触らないように、ゴム手袋などで銀杏を触るようにしましょう。
銀杏は、湿気、乾燥、高温に弱いので、高音多湿をさけて保存するといいでしょう。
- 保存する時は、紙袋などに入れて冷暗所に置きましょう。
常温で保存する場所がない場合は、冷蔵庫で保存するのもいいでしょう。ただし冷蔵庫は乾燥しやすいので、気をつけるべき点があります。冷蔵庫で保存する時のポイントは次の通りです。
- ペーパータオルに水分を含ませ銀杏を包むようにしジッパー付きのビニール袋に入れる。
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冷凍保存がおすすめ
銀杏独特の風味を損なわないためには冷凍保存がおすすめです。冷凍保存する場合は、茹でで実を取り出して保存しておくのがいいでしょう。食べたい時にサッと使えるので便利です。銀杏の茹で方は次の通りです。
- ハンマーなどで殻を割ります。
- 殻を取り除いて、薄皮はついたままで塩を入れて5〜7分茹でます。
- 茹でると薄皮がつるんとむけるので、冷めてから薄皮をむいてビニール袋に入れて冷凍庫に入れます。
解凍方法は?
冷凍していた銀杏を解凍するには、料理に使う時は事前に茹でてあるので解凍せずにそのまま使えます。おつまみなどで、そのまま食べる場合は電子レンジで軽く加熱するといいでしょう。
銀杏は小さいので、加熱しすぎると固くなってしまいます。10秒ほど加熱して、解凍できているか様子をみるのがいいでしょう。
保存期間は?
茹でて冷凍した銀杏は、2ヶ月ほど保存できます。銀杏をたくさんもらった時は、茹でてから冷凍保存するといいでしょう。
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銀杏の簡単な下処理&レシピ
実は銀杏を電子レンジで下処理する方法があります。鍋を洗う手間も省けるので、覚えておくと便利です。ぜひこの機会に覚えて、電子レンジを活用した下処理してみてくださいね。
レンジで簡単下処理
<準備するもの>トンカチかキッチンバサミ、紙封筒、銀杏
<手順>
- 銀杏をトンカチかキッチンバサミを使って殻をわる
- 紙封筒に殻を割った銀杏を入れる
- 600Wで30秒〜40秒加熱する(紙封筒の口は2、3回折って、しっかりしめましょう)
- 冷めてから、殻と薄皮をとる
ポイント
- 殻を割るときは、手が滑ってけがをしないように軍手をしましょう。
茶碗蒸し
<材料>卵2こ、しいたけ1枚、カニカマ2本、下処理をした銀杏、好みの量、水150CC、めんつゆ大1
<作り方>
- ボールに卵を割り入れる。水、めんつゆを加え混ぜる。
- しいたけは薄切りにし、カニカマはほぐす
- しいたけ、カニカマを器に入れる
- 卵液をこしきでこしてから器に入れ銀杏も入れる
- 器にラップをし、600Wで2、3分加熱する。様子を見て加熱時間を増やしましょう
ポイント
- 蒸し器がなくても、電子レンジで簡単に茶碗むしが作れます。
炊き込みごはん
<材料>米2合、下処理した銀杏、酒大1、しょうゆ大1
<作り方>
- 米は洗って通常の水加減より少なめにセットする
- 洗った米に、銀杏、酒、しょうゆを入れる
- 通常通りに炊く
ポイント
- 銀杏だけでも美味しいですが、きのこやあげを入れるとさらに美味しいです。
銀杏とじゃこのパスタ
<材料>パスタ、じゃこ、下処理した銀杏、しょうゆ大1、みりん大1、しそ
<作り方>
- パスタを茹でる
- フライパンを熱し、多めの油でじゃこをカリッとするように炒める。1度フライパンからだす
- 茹で上がったパスタをフライパンに入れる、銀杏、じゃこを入れ混ぜる
- しょうゆとみりんで調味する。
- お皿に盛り付け飾りにしそを飾る
ポイント
- ぎんなんのもっちり感と、カリカリのじゃこが美味しいパスタです。
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まとめ
ここまで生銀杏の保存方法、下処理の仕方、レシピを紹介してきました
この記事をまとめると
- 銀杏は、殻付きのままで2週間ほど日持ちする。
- 茹でて殻と薄皮をむいてから冷凍庫に入れると、2ヶ月ほど保存可能である。
- 殻をわり、封筒に入れて電子レンジで加熱すると簡単に下処理ができる。
銀杏はタンパク質、βカロテン、ビタミンCを多く含み栄養価が高い食物です。同じ木の実の仲間である、ナッツ類と比べるとカロリーが低いのが特徴です。
下処理さえすれば、長く保存できるので冷凍庫に入れておくといつでも秋の味覚が楽しめます。この記事を読んで、銀杏の保存方法がわかり、食卓に取り入れる人が増えれば嬉しいです。
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