皆さんはコーラやファンタなどの甘い炭酸飲料はお好きですか?私も小さい頃からこういった甘い炭酸飲料が大好きで、コンビニに連れて行ってもらってはよく買ってもらっていました。程よい甘さと、刺激的な炭酸のおかげでとっても飲みやすくペットボトル一本ですが簡単に飲みきることができます。
そんな甘い炭酸飲料ですが、実は相当な量の砂糖が含まれているんです。
今回の記事ではコーラやファンタなどの様々な甘いジュースに含まれている砂糖はどれくらいの量が含まれているのか、砂糖を摂りすぎると体にどんな影響があるのかについて解説して行きたいと思います。
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目次
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ジュースに含まれる糖分の量とは?
では始めに各種ジュースに含まれる糖分の量を角砂糖いくつ分なのかで表してみました。
<ジュースの糖分量(500mlペットボトル)>
コカ・コーラ:角砂糖約17個(56.5g)
ファンタグレープ:角砂糖17個(57.5g)
カルピス:角砂糖16個(55.5g)
CCレモン:角砂糖17個(56.5g)
午後の紅茶ミルクティー:角砂糖11個(37.5g)
いろはすもも味:角砂糖8個(26.6g)
コーラやファンタなどのは、感覚的に糖分の量が多いイメージがありましたが、いろはすやミルクティーはそこまで砂糖の量が入っているとは思いませんでした。
角砂糖に表すとかなりの量が入っているイメージがあり、飲みづらいのでは?と思ってしまいがちですが、炭酸が入っているとこのように糖分が多くても飲みやすく感じてしまうのです。
1日の砂糖摂取量簡単にオーバーしてしまう
皆さんは一日の砂糖の推奨摂取量をご存知ですか?砂糖は1日「25g」までに抑えておいた方が良いと言われています。これ以上になると多量摂取になってしまい、血糖値を急激に上げてしまったり肥満の原因になってしまいます。
25gというと、コカコーラやファンタだけでなくミルクティーやフレーバーがついたいろはすだとしても、ペットボトル一本飲んだだけでだいぶオーバーしてしまいます。ジュースはとても美味しいですが、美味しさの陰にはたくさんの砂糖が含まれていたのです。
砂糖を摂りすぎている人の体に起こるものとは?
もちろん甘いジュースだけではなく、ほとんどの食品に糖分は含まれています。こんなに苦いのに糖分は含まれているの?と思うような食べ物にでさえ砂糖が入っていることは珍しくありません。では次は糖分を摂りすぎているかどうかを見極めるサインについて解説していきます。
糖分が欲しくてたまらなくなる
実は砂糖には中毒作用があります。砂糖中毒に侵されている可能性がある人は、とにかく砂糖が含まれている甘いものを食べたくてたまらなくなってしまいます。
糖分の多い食事をすることで体内でホルモン反応が起き、体がとても満足で元気になると共に、糖分が足りなくなってくると急激に落ち込んだりイライラしたりを繰り返します。これを繰り返していくことで砂糖の入った食品を食べれば元気になれるということを体が学習し、砂糖が欲しくてたまらなくなってしまうのです。
甘味の強いものを欲しくなる
糖分が欲しくてたまらなくなり、日常的に甘いものを食べていると口の中が甘さに反応しにくくなってきます。糖分を摂りすぎると味覚を感じる舌の感覚受容器である味蕾が順応してきてしまうのです。
ですので普通なら到底甘すぎて食べることもできないお菓子なども、ペロリと食べることができるようになってしまうのです。結果的に糖分の摂取量は増えます。
体重が増えてくる
当たり前のことですが糖分を摂取しすぎると、体が脂肪として蓄え始めるので体重が増えていきます。当分にはタンパク質も炭水化物も含まれていないので、満足感を感じにくく自然に摂取する量が増えがちになってしまいます。
気分の上下が激しい
糖分を摂取し血糖値が上がることによって体が満足し、幸福な感覚を得ることができますが、この幸福感の上がり幅が多ければ多いほど、血糖値が下がるとイライラや負の感情が強く出てきてしまいます。
様々な研究でうつ病になりやすい人は糖分の過剰摂取を行なっている傾向が強いという結果もあります。糖分は体に悪いのではなく心にも悪影響を及ぼす可能性があります。
肌荒れが治らない
糖分の摂取によって血糖値を下げるインスリンの血中濃度が上昇します。このインスリンの上昇に敏感な体質の人も中にはおり、それが様々なホルモンに影響を及ぼしニキビやシミなどの皮膚の炎症を誘導する可能性があります。
虫歯が増える
こちらも当たり前のことですが、甘いものをたくさん食べるとそのぶん口の中に甘いものの食べかすが残ってしまう確率があがります。さらに甘いものは虫歯菌によって酸が生成されやすく、その他のものよりも虫歯の原因になりやすいので自然に虫歯が増えます。
疲れを感じやすくなる
砂糖はエネルギー源になるので疲れを感じにくくなるのでは?と思う人も多いかもしれませんが、実は血糖値の上下が激しいと血糖値を下げるインスリンの量が安定せず必要なエネルギーも余分に吸収してしまうようになります。
そうなると普通の食事で取ったエネルギーも過剰に脂肪へと蓄えてしまうので、体を動かすために使う分が減ってしまい疲れやすくなってしまうという流れになります。
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どうしても甘いジュースが止められない!
ここまでは甘いジュースの糖分量や糖質を摂りすぎることによって生じる悪影響について解説してきました。ですがすでに甘いジュースが大好きで少し中毒気味になってしまっている人に、今すぐにジュースをやめた方が良い!といってもなかなか難しいと思います。
もし甘いジュースを飲みたいなら
もし甘いジュースを飲みたいならば、「ゼロカロリー」もしくは「ゼロシュガー」と記載されている飲み物に置き換えてみると良いでしょう。
これらは人工の甘味料を使って糖分量を限りなく少なくしています。人工の甘味料は様々な噂がありますが、血糖値を大幅に上下させないので、先ほど説明したような糖分を摂りすぎることによる悪影響が出にくいと言えます。
ゼロカロリーの飲み物も飲み過ぎは厳禁ですが、通常の砂糖が含まれているものよりも体に与える影響は少ないと言えますので、ぜひ活用してみてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?私たちの身近な存在であるペットボトル入りの甘いジュースは、想像を超える量の糖分量が含まれていることがわかりましたね。もちろん今すぐ飲まないように!と言うわけでもありませんが、体に与える影響を理解してご自身で判断して飲むようにしてください。
この記事をまとめると
- コーラに含まれる砂糖の量は角砂糖17個分!
- ファンタに含まれる砂糖の量は角砂糖17個分!
- 砂糖には中毒作用がある!
- 疲れやすくなったり、イライラしやすくなったと感じるのは砂糖の摂りすぎかも
- 甘いジュースが飲みたくなったらゼロカロリーがゼロシュガーのものにしよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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