キウイで赤い品種⁉期待の新品種「ゼスプリ・レッド」とは?他のキウイとの違い |

皆さんはベリー風味の新しいキウイをご存知ですか？2021年から販売されている新しい品種で、果肉が真っ赤な面白いキウイです。宝石のような赤い果肉と熟したベリーのような上品な甘さが特徴の赤いキウイは、これから元気が出ること間違いなしな果物です！

今回の記事では赤いキウイのもつ栄養素、味わい、食べ方、他のキウイとの違いについて解説していきたいと思います。

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1 中が赤いキウイは幻のキウイ！？
- 1.1 流通量が非常に少ない！
2 ゼスプリレッドの特徴的な栄養素
3 レッド・ゴールド・グリーンキウイの味の違いは？
4 レッドキウイ「ゼスプリ・レッド」の価格は？
5 まとめ

中が赤いキウイは幻のキウイ！？

以前からたまにみかけると話題になっていたのですが、2021年からゼスプリで販売されている「ゼスプリ・レッド」というレッドキウイがとても話題になっています。

レッドキウイが注目されている理由は、中が赤いだけではなく、他のキウイに比べて栄養価が高く糖度も高いという特徴を持っているところです。追熟するとその糖度は約20度にもなるということですから驚きです！ちなみに糖度が20度というと、果物の中でもかなり甘い部類で、高級なルビーマンゴーや完熟したメロンのような甘さです。

流通量が非常に少ない！

レッドキウイは流通する時間が4月下旬から5月下旬までとかなり短いのです。なのでレッドキウイを手に入れたいなら、この期間に市場を探さなければなりません。2021年から販売されているゼスプリ・レッドは現在、本州と四国のイオンの直営店でしか手に入れることができません。

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ゼスプリレッドの特徴的な栄養素

かなり希少価値の高いレッドキウイであるゼスプリ・レッドには他のキウイには含まれていない抗酸化作用のアントシアニンが豊富に含まれています。

アントシアニンとは？

アントシアニンは言葉だけなら聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。アントシアニンとは簡単に説明するとポリフェノールの一種で、赤や紫色の植物が持っている青紫色の天然色素です。

アントシアニンは植物が紫外線などの有害な光によるダメージから身を守るために作られるのですが、その他にもアントシアニンを積極的に摂取することによって高い健康効果を得られるとして今注目を集めている成分でもあります。

アントシアニンは目に良い

アントシアニンの効果の大きなものとして「視覚機能を改善する効果」があります。長時間目を使いすぎることによって起きる眼精疲労や、その他の眼病予防にアントシアニンが非常に効果的と言われているのです。これはアントシアニンが目の網膜にあるロドプシンと呼ばれるタンパク質を作り出す働きをサポートしてくれるからと言われています。

アントシアニンは生活習慣病も予防できる

アントシアニンは目に良いだけでなく、内臓脂肪の蓄積を抑えてメタボリックシンドロームを予防する効果があると言われています。

食べ過ぎや運動不足といった生活習慣によって生じる様々な病気（糖尿病・高血圧・高脂質・動脈硬化など）を生活習慣病と言いますが、アントシアニンはこれらの予防にも効果的です。

ある研究でマウスにアントシアニンを混ぜた高脂肪の餌を与えたところ、脂肪の合成が低下し内臓脂肪や血液中の脂肪の蓄積が抑えられたという研究報告があります。それ以外にも血圧の上昇を抑える効果、動脈硬化抑える効果、血糖値の上昇を抑える効果など生活習慣病によって生じる様々な症状に効果があることが分かっています。

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