漬物の冷凍保存期間はどれくらい?きゅうり・たくあん・高菜・大根も冷凍できる?

皆さんはお漬物はお好きですか?お漬物は人によっては全然食べない人もいる中で、漬物がなければ食事が進まない!という方もいるくらい愛されている食べ物です。

元々漬物は野菜の保存のために考えられた調理法ですが、ただ保存期間を延ばすだけでなく野菜のうまみを格段にアップさせることがわかり、以来様々な場所で作られるようになりました。

そんなお漬物ですが、他の料理と違って今回の料理だけの分を作るということはできないのでどうしても作りすぎては余ってしまいますよね。今回の記事ではお漬物を保存するときに「冷凍保存」は使えるのかについて紹介していきたいと思います。

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漬物の種類とは?

漬物はとても多くの種類があります。その種類もそれぞれの地方や習慣・気候などによって浸け方がかわり、本当に多種多様です。

漬物を大きく分けると一般によく知られている分類法として、漬物を作る時の使用する材料による分類がされています。塩・ぬか・酒粕・みりん粕・酢・みりん・味噌・麹・醤油・砂糖などですね。

<漬物の種類>

  • ぬか漬け:たくあん漬け
  • ぬか味噌漬け:キュウリやナス、カブなどが使われる
  • 粕漬け:奈良漬け、わさび漬けなど
  • 酢漬け:らっきょうやピクルスなど
  • 麹漬け:べったら漬け、三五八漬けなど
  • 味噌漬け:ごぼうの味噌漬け屋昆布の味噌漬けなど
  • 醤油漬け:福神漬けなど
  • からし漬け:なすの辛子漬け、きゅうりの辛子漬け

このように漬物と言いましても様々なバリエーションがあるのです。この中で冷凍保存に向く漬物と向かない漬物というのがありますので解説していきます。

冷凍保存が可能な材料

様々な漬物も種類があることが分かりましたが、その中で冷凍保存ができるものというのは「使われている材料」によります。次は冷凍保存ができる素材を以下に紹介します。

<冷凍保存可能な食材>

  • かぶの葉
  • からし菜
  • キャベツ
  • 小松菜
  • セロリ
  • 大根の葉っぱ
  • 高菜
  • 菜の花
  • 野沢菜
  • 白菜
  • 水菜
  • わさび菜
  • 大根の皮
  • スイカの皮
  • 赤かぶ
  • うり
  • オクラ
  • カブ
  • きゅうり
  • ゴーヤ
  • 大根
  • たくあん
  • じゃがいも
  • なす
  • 水ナス
  • にんじん
  • にんにく
  • らっきょう

ここで出た漬物に使われる食材は基本的に冷凍することができます。冷凍すると若干食感が変わってしまうのもありますので、必ずしも冷凍する前と同じ状態で保存できるとは限りませんのでご注意ください。

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漬物を冷凍する方法

漬物は塩分が含まれていて食材から水分が抜け出ている状態のものですが、火を通していない生の状態であることに変わりはありません。ですので美味しさをキープするポイントは「空気の通り道を作らない」「なるべく早く凍らせる」というところです。

冷凍保存の手順

漬物の状態ごとに冷凍保存の手順を紹介します。

  • 汁気のない漬物:一回に食べる分の量に分けてラップに包む
  • 汁気のある漬物:汁は捨てずにそのままタッパーに入れて冷凍する
  • 葉物野菜の漬物:水を買うって1回に食べる量に分けてラップに包む

漬物をラップに包んだら以下の通りに保存するようにしましょう。

①ジップロックなどの密閉できる保存袋に平らになるように入れていく

②空気を抜いてから口を閉じる

③平らのまま冷凍庫に入れる

冷凍庫に入れる時に可能であれば金属製のトレーの上に乗せて冷凍保存すると「急速冷凍」することができます。急速冷凍は食材の鮮度やおいしさを損なわずに冷凍できる方法です。漬物以外でも活用することができますのでぜひ覚えておいてください。

冷凍保存期間はどれくらい?

漬物を冷凍した場合は「2週間~1カ月」くらい冷凍保存ができると考えておいてください。ただし食材は冷凍していてもどんどん鮮度が落ちてきますので、1ヶ月ぐらい猶予があると考えるのではなく食べることが出来る時に早めに食べるようにしてください。 

解凍方法は?

お漬物を解凍するときは電子レンジなどを使うのは絶対にやめてください。おすすめの解凍方法は、漬物を食べる半日ぐらい前に冷凍庫から冷蔵庫に移しておいて、冷蔵庫の中で自然解凍させる方法です。この方法が一番食材の鮮度を損なわない解凍方法と言われています。

冷蔵庫を使った自然解凍はどうして良いの?
低温で解凍する方法なので、常温解凍や流水解凍などの他の解凍方法に比べて時間が掛かってしまいますが、 一方でゆっくりと解凍するぶん、余分な水分はでなくなり、食品の水分を保った状態で解凍できるというメリットがあります。

 

その結果、衛生的で味を守りやすいという特徴があります。 また、食材を低温で保つので、細菌の繁殖を防ぎながら解凍することができるので、様々な場面でおすすめされています。

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こうなっていたら食べないこと!

お漬物は冷凍したとしても徐々に鮮度が落ちてきます。あまり長い間保存してしまうと腐敗が進んでしまうこともあります。以下のようになっていたら食べるのをやめてください。

<漬物が腐っている状態>

明らかに変な酸味を感じる

明らかに色がおかしい

カビが生えている

この状態は食材が腐敗している状態です。腐敗というのは細菌によって、食品の構造が変わってしまうことを言い、食べた時に体に害を与えることもあります。変だなと思ったらすぐに食べるのを止めるようにしてくださいね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?お漬物は冷凍保存することで気持ちをずいぶん長くすることが生きることがわかりましたね。余ってしまったお漬物を捨ててしまうのがもったいないので、上手に冷凍保存を活用して長く楽しめると良いですね!

この記事をまとめると

  • 漬物は使われている食材によって冷凍保存できるかどうかが決まる
  • 汁気のあるものはつけ汁のまま冷凍保存すること!
  • 冷凍保存するときのコツは空気に触れさせない、急速冷凍行うこと!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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