冬瓜は平安時代の書物にも記載がある程に古くから親しまれている食材で、原産地はインドと言われています。
冬瓜の種を乾燥させたものには「咳を鎮める」「利尿効果」「炎症を鎮めて膿を出す」などの効果があることから生薬・冬瓜子として漢方薬にも使用されています。
- 冬瓜とは?冬瓜を食べて期待できる身体に嬉しい効果!
- 生食で頂く冬瓜のおススメレシピ3つ
- その他にもおススメしたい冬瓜を使った絶品料理
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目次
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冬瓜とは?旬は夏!
“冬の瓜”と書く「冬瓜」の旬は夏の7~8月頃に迎え、低カロリーでカリウムを多く含む夏野菜の1つです。
冬瓜は”夏に収穫されてから冬まで保存が効く”という保存性の高さから名付けられており、実際にそのまま冷暗所で保存すると長期保存も可能です。
ビタミンCが健康維持に役立つ
冬瓜の約90%以上は水分でできていますが、その他にビタミンCも多く含まれています。同じウリ科の
- ビタミンC:抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を抑えるため動脈硬化含む血管疾患予防や免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。
コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。
カリウムが血圧を正常にする
冬瓜にはビタミンCの他に、カリウムも多く含まれています。
- カリウム:細胞の水分量・体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。
ナトリウムとセットで体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果もあります。
カリウムには過剰に摂取したナトリウムを体外に排出する働きがあるので
腎臓で老廃物の排出を促す
冬瓜に含まれるカリウムには利尿効果があり、尿量が増えることで
また冬瓜にはビタミンCとカリウムが含まれているため、ナトリウムの排出効果が高く
- むくみや腎臓病の方に効果的
- 血圧を下げる効果
- 血糖値を下げる効果
などに期待できるのです。
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冬瓜の生食レシピ
和洋中、どんなお料理にも使いやすい冬瓜は生食することもできます。生食することで、冬瓜に含まれるビタミンCを逃すことなく頂くことができますよ。
冬瓜とツナのサラダ
冬瓜×ツナの相性はとても良く、子供も大人もハマる美味しさです。冬瓜をサラダにする際には
- 冬瓜の皮を厚めに剥く
- ワタと種を取り除き、スライサーで薄切りする
- 塩もみし、水気をしっかり切る
ようにすることで、味の染み込みや食感が良くなりますよ。
冬瓜とわかめの酢の物
冬瓜×わかめは、低カロリーなのでダイエットメニューに最適です。冬瓜を酢の物にする際も
- 冬瓜の皮を厚めに剥く
- ワタと種を取り除き、薄切りする
- 塩もみし、水気をしっかり切る
するようにし、味の染み込みや食感を良くしてくださいね。
簡単お漬物
冬瓜には身体の熱を取り冷やしてくれる効果があるので、猛暑日が続いて食欲が落ちた際にもピッタリです。冬瓜をお漬物にする際には薄切りすると漬かりやすいですよ。塩もみし、水気をしっかりと切ってから漬けてくださいね!
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その他冬瓜の絶品レシピ
ここからは、冬瓜の絶品おススメレシピをご紹介します。冬瓜は重みがあり、果肉が白くて瑞々しく種が詰まっているものが完熟のサインです。是非、馴染みの無かった方も挑戦してみてくださいね!
冬瓜と豚肉の炒め煮
淡白な味わいの冬瓜×豚肉は、しっかりと味を染み込ませることでご飯の進む絶品おかずになりますよ。
- 冬瓜のワタと種を取り除き、皮むきして一口大に切ります。
- 豚バラなどの豚肉も食べやすい大きさに切ります。
- ごま油で、冬瓜と豚肉を炒めます。豚肉に火が通ったら、だし汁を入れて冬瓜が柔らかくなるまで煮込みます。
- お醤油・みりん・料理酒・砂糖などの調味料を入れて、水分が少なくなるまで更に煮詰めて完成です。
お好みの味付けでアレンジが無限にできますので、是非お好みの味付けで作ってくださいね。
スープ
冬瓜のスープは、
- 冬瓜×コンソメ×ベーコンで、洋風スープ
- 冬瓜×鶏がらスープ×卵で、中華風スープ
- 冬瓜×和風だし×鶏肉で、和風スープ
など、色々な具材と味付けで美味しく頂くことができます。冬瓜の味噌汁も絶品で、使い切れない時におススメですよ。
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まとめ
この記事をまとめると
- 冬瓜は夏が旬の夏野菜の1つで、主な栄養素は水分・ビタミンC・カリウム
- 冬瓜のビタミンC含有量はきゅうりの約2倍で、生食することでビタミンCを逃すことなく摂取できる
- 冬瓜に含まれるカリウムには過剰摂取したナトリウムを体外へ排出する効果があるため、利尿効果が高く血圧を下げる効果がある
- 利尿効果により尿量が増えることで、腎臓の強化作用・腎臓の炎症を抑える効果があり、むくみや腎臓病の改善に期待できる
- 冬瓜を生食する時は、皮を厚めにむく・ワタと種を取り除き薄切りする・塩もみし水分をしっかり切ることで味の染み込みや食感が良くなる
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