焼き芋は体に悪い?ダイエット効果･毎日食べると太る?美容効果は?

焼き芋はどっしりしていて濃厚な甘みを持つスイーツですが、”体に悪いの？”と言われることがあるようです。甘いのでカロリーや糖質量が気になるところですが、実際に体への影響はあるのでしょうか？ダイエット効果や美容効果についても着目しました。今回は、

これらのテーマについて紹介いたします。

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焼き芋は体に悪いって本当？

“焼き芋は体に悪い”と言われることがありますが、みなさんはどう思いますか？最近はスーパーでも気軽に買える焼き芋は、ねっとりした甘みが魅力的です。おやつ代わりに食べることもあるかと思いますが、体への影響はあるのでしょうか？

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焼き芋が体に悪いと言われる理由

焼き芋が体に悪いと言われる理由には、「甘さ」が一番関係しているようです。原料はさつまいも100%なので添加物の心配はありません。じっくり低温で焼き上げることで濃厚な甘さを引き出しているわけですが、そのカロリーや糖質量について確認してみましょう。

カロリー･糖質は？

よく生のサツマイモの状態に比べて、焼き芋の状態の方がカロリーが高いと思われがちですが、実はカロリーは変わりません。ただ、焼くことにより水分が飛んでしまうため、例えば同じ100gでも、生の状態の100gと焼いた状態の100gとでは、どうしても元々の量が違うためカロリーが高く感じてしまうのです。「焼くと甘くなるからカロリーが増える」ということはなく、「生の状態と同じg数の焼き芋を食べようとするなら、カロリーが増える」と考えると良いでしょう。

糖尿病に悪そう

焼き芋は濃厚な甘みがあるので糖分が多く、ブドウ糖・ショ糖・麦芽糖・果糖の4種類の糖分が含まれています。糖尿病の方はたくさん食べると糖分過多となり、あまり体に良くないので控えるようにしましょう。しかし、焼き芋は実は低GI食品なので血糖値が上昇しにくく、太りにくい食材とも言えます。

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焼き芋の食物繊維による美容効果

焼き芋の原料はさつまいも100%なので、食物繊維がたっぷり含まれています。水溶性・不溶性それぞれの食物繊維を持つので、腸内環境を整えるのに効果的です。

• 水溶性食物繊維：水溶性食物繊維は、食物繊維の中で水に溶けやすい分類のもので、主な働きは腸内細菌の餌となり、善玉菌を増やすと同時に酪酸や酢酸と言ったエネルギーの材料になります。腸内環境を整える効果が高く、便秘や下痢と言った不調を改善していきます。免疫力や肌も綺麗にする栄養素です。
• 不溶性食物繊維：不溶性食物繊維は、食物繊維の中でも水に溶けることが出来ないため腸内まで届きます。腸まで消化されないため、便として排出されるのが不要性食物繊維です。腸管を適度に刺激をするため、蠕動運動が活発化し食べ物の吸収や消化を助ける働きがあります。善玉菌の栄養にもなるため腸内環境もよくなることが知られています。

便秘解消

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維はどちらも 便秘解消に効果的な栄養素 で、焼き芋を食べることで腸内環境の改善効果を期待することができます。焼き芋を食べると繊維質が口の中に残ることがありますが、それが腸に効果的な食物繊維です。

美肌効果

腸内環境が良くなり便秘が解消されると、 肌荒れが治ったり美肌効果 を得ることができます。便が溜まっていると体内に毒素が循環するため、吹き出物やニキビができやすくなります。お通じを良くすることが美肌につながるので、食物繊維は美容にも嬉しい栄養素なのです。

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焼き芋を食べ過ぎるデメリット

焼き芋は食物繊維による便秘解消や美容効果のある食べ物ですが、食べ過ぎると体に影響が出てしまうこともあります。1本でかなりお腹いっぱいになる焼き芋ですが、食べ過ぎた時は下記のような症状が出ることがあるので注意してください。

下痢･腹痛

焼き芋を食べ過ぎると、体質や体調によって腹痛･胃痛･下痢を起こすことがあります。その原因は、さつまいもに含まれる水溶性食物繊維の過剰摂取により消化不良を起こすためです。

水溶性食物繊維は適量であれば腸内環境を整え、便秘や下痢などの症状を改善する働きがあるのですが、過剰摂取すると消化することができず、逆に腹痛や下痢を引き起こしてしまいます。

気持ち悪い･吐き気

焼き芋は食物繊維が多く水分を吸収して膨れるため、きもつ悪さを感じたり吐き気をもよおすこともあるようです。

次の日の胃もたれ

焼き芋を食べた時は体に影響がなくても、次の日になんだか胃もたれすることもあります。消化不良により胃で上手く消化できていない状態です。

冷やし焼き芋ダイエットとは？

“冷やし焼き芋ダイエット”という言葉があり、冷やした焼き芋を食べることによって「痩せた」と実感した人もいるようです。

どっしりした焼き芋で痩せられるの？と疑問に思うかもしれませんが、焼き芋は少量でもお腹にたまりやすいので満腹感を得やすく、他のものを食べ過ぎずに済むといったメリットもあるようです。

食物繊維以外にもビタミン類やミネラル類も含まれているので、麺類など重めの主食に置き換えて食べると効果的です◎

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韓国の焼き芋ダイエット

さつまいもをお米やパンなどの主食に置き換える“さつまいもダイエット”があります。さつまいもダイエットは美容大国である韓国発祥のダイエット法で、お米やパン･パスタなどの麺類を食べるよりも食物繊維を始めとする栄養素を摂ることができます。

また、おやつに高カロリーの洋菓子を食べる代わりにさつまいもを食べることで、ヘルシーに小腹を抑えることができます◎さつまいもには、むくみを改善する”カリウム”が含まれているので、むくみが気になる時にもオススメの食材です。

まとめ

焼き芋は食べ過ぎなければ体に悪いものではありません。原料はさつまいも100%で健康的なので、適量を超えないよう食べれば便秘解消効果や美容効果も実感できますよ♩

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