焼き芋は濃厚な甘さでねっとりと美味しいスイーツで、最近はスーパーでも手軽に購入することができます。ですが、常温で放置してしまうと腐って食中毒症状を起こすこともあるようなのです。今回は、
- 焼き芋の賞味期限
- 腐るとどうなる?見分け方
- 変色・酸っぱい原因は?
- 腐った焼き芋による食中毒
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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焼き芋の賞味期限
焼き芋の日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…1〜2日
- 冷蔵保存…約4日
- 冷凍保存…2週間〜1ヶ月
焼き芋は常温だとあまり日持ちせず、期限は1〜2日となっています。冷蔵庫に入れれば4日ほど日持ちするので、すぐに食べない場合は冷蔵保存がオススメです。
また、冷凍した場合は2週間〜1ヶ月日持ちするので、たくさん購入した時はストックおやつとして常備したい時には冷凍保存が便利です◎
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一日放置した焼き芋は危険?
焼き芋は1本が大きいことが多く、その日中に食べきれないこともありますよね。一日常温で放置してしまった焼き芋は、涼しい時期であれば問題なく食べられることが多いです。
温かい時期だと焼き芋が腐ることもあるので、よく見分けてから食べるようにしてください。
消費期限切れは食べられる?
市販の焼き芋には“消費期限”が記載されていることがあり、安全に食べることができる期限となっています。“賞味期限”であれば美味しく食べることができる期限なので、多少過ぎてしまっても食べられることが多いです。
消費期限切れの場合、焼き芋が腐っていたり傷んでいることがあるので注意 しましょう。特に食べかけで常温で放置していたものは傷みやすいので、腐っている可能性があります。
焼き芋が腐るとどうなる?見分け方
焼き芋は腐るとどうなるのでしょうか?冷蔵すれば腐りにくい焼き芋ですが、常温のまま放置してしまったり、保存期限を超えてしまうと腐ることもあります。腐った焼き芋の特徴・見分け方を確認してみましょう。
- 黒く変色する
- カビが生える
- 乾燥してカチカチになる
焼き芋は腐ると黒っぽく変色したり、カビが生えたりします。また、乾燥することで芋がカチカチになるので、保存の際はラップやアルミホイルに包むなどして乾燥を防止しましょう。
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酸っぱい焼き芋の原因
焼き芋は腐っていなくても酸っぱいことがあります 。その原因は、さつまいもの皮に含まれる“クロロゲン酸”という成分によるもので、焼ける時にキナ酸に変化して酸味を持つためです。そのため皮に近い部分の味が酸っぱいことがありますが、腐っているわけではないので食べることができます◎
変色は食べられることも
焼き芋は黒や緑色に変色することがあり、ねばり気やカビなど腐っている状態が見られないのであれば食べることができます。
変色する原因はさつまいもに含まれる天然色素のポリフェノールによるもので、 空気と結合することにより黒や茶色・緑色に変色 します。ポリフェノールは食べても問題のない成分なので、腐敗ではない変色であれば食べることができます◎
腐った焼き芋を食べたら食中毒になる?
消費期限切れの焼き芋には、目に見えない細菌や雑菌が繁殖している場合があります。食べかけの焼き芋は菌が繁殖しやすく、「黄色ブドウ球菌」という菌が原因で食中毒になる可能性があるので注意しましょう。
- 炭水化物と水分量が多い場合に繁殖しやすい菌
- 加熱しても菌は死滅することがないのでどう調理してもNG
焼き芋による食中毒症状と症状が出るまでの時間は下記となります。
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食中毒症状
腐った焼き芋による食中毒症状には、腹痛や下痢・嘔吐などがあります。
症状が出るまでの時間
黄色ブドウ球菌による食中毒症状が発症するまでの時間は、食後30分〜6時間以内が多いです。
まとめ
この記事をまとめると
- 消費期限切れは腐りやすいので注意!
- 腐っていなくても変色・酸っぱいことがある!
- 腐った焼き芋は黄色ブドウ球菌による食中毒になることも
- 食中毒症状が出るまでの時間は、食後30分〜6時間程度
焼き芋はすぐに腐るものではありませんが、食べかけのまま温かい場所で放置してしまうと傷みやすいです。さつまいもが持つ黄色ブドウ球菌が繁殖して食中毒を起こす可能性もゼロではないので、できるだけ早めに食べきるのが吉ですよ♩
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