皆さんは舞茸はお好きですか?どんな料理にも合わせることができる、とても幅広い使い方ができる舞茸はまさに主婦の味方ですよね。そんな舞茸ですが、最近の研究で「高いダイエット効果がある」ということが分かったのです!情報通の方ならもう知っているかもしれません!
しかし舞茸は嬉しい効果だけではなくて食べ過ぎると、体に悪影響を及ぼしてしまう可能性もある少し注意が必要な食品なのです。今回の記事では舞茸の健康成分や食べ過ぎによる副作用について紹介していきたいと思います!
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目次
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舞茸ってどんな食材?
学名 | Grifola frondosa |
分類 | サルノコシカケ科マイタケ属 |
別名 | クロブサ、クロフ |
英語名 | hen of the woods |
おいしい時期 | 10月〜11月 |
まいたけの原産地は不詳とされていますが、アメリカやアジア・ヨーロッパなど広い地域において昔から食べられてきました。日本でも自生していて、平安時代にはたべられていたのではないかと言われています。
シャキシャキした食感で、特有の香りとほのかな苦味が特徴です。カサの部分が平たく、通常は茶色ですが中には白い品種のまいたけもあります。
生で食べられる?
舞茸に限らずきのこ類は湿度の高く暗い環境で栽培されています。このような環境だときのこは非常に成長しやすいのですが、きのこだけでなく食中毒を持つ細菌も繁殖しやすい環境と言えます。なのできのこは必ず火を通してからでないと食べることができません。加熱調理をして最近をしっかり退治することで安心して食べることができるようになります。
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舞茸の栄養素と期待できる効果
食物繊維がたっぷり!キノコキトサンが凄い
舞茸にはたくさんの食物繊維が含まれています。舞茸に含まれる食物繊維は「不溶性食物繊維」です。不溶性食物繊維は便の量を増やしたり、腸の蠕動運動を促進してくれる働きを持ちます。舞茸には「キノコキトサン」という特有の食物繊維も含まれています。キノコキトサンはダイエット効果が高い食物繊維として注目を集めています。
キノコキトサンは摂取すると体重の顕著な現象、肝臓への脂肪沈着の減少、脂肪の排泄、LDLコレステロールの減少などの効果が様々な研究で明らかになっています。キノコキトサンはサプリメントにもなっているので手軽に摂りたい場合はそちらを利用しても良いかもしれませんね。
MDフラクションって?
舞茸にはMDフラクションという成分が豊富に含まれています。MDフラクションという言葉は、あまりなじみがない言葉だと思いますが「マイタケDフラクション」という舞茸特有の成分です。MDフラクションはβグルカンという成分が含まれており、このβグルカンは腸の環境を整えてくれるなどの嬉しい効果を持ちます。
腸の環境が整うと免疫機能がアップしたり、メンタルヘルスが改善したりなど様々な健康効果をもたらしてくれるので、βグルカンを多く保有するMDフラクションという成分に注目が集まっているのです。
ビタミンDが豊富!
舞茸にはビタミンDが豊富に含まれています。ビタミンDの主な働きはカルシウムの吸収を促進して骨を強くしてくれる働きです。ビタミンDは日光に当たることで体内でも生成できるのですが、現代人はそれほど日光に当たる時間が多くありません。なのでしっかり食事から摂取する必要があるのです。
舞茸を食べることでビタミンDがしっかりとれるので、舞茸と一緒に高カルシウムな食品の煮干しや牛乳など摂取するとより効果的ですよ!
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舞茸の食べすぎは便秘になるの?
不溶性食物繊維の取り過ぎは便秘や腹痛の原因に
舞茸に多く含まれる不溶性食物繊維には、便のかさを増し、腸を刺激することで排便を促進する効果があります。しかし、もともと便秘状態で腸の動きが低下している人が不溶性食物繊維をとりすぎてしまうと、大きくかさが増した便をうまく排出できず、便秘がひどくなってしまうことがあります。
水溶性食物繊維もしっかり摂取しよう
舞茸を食べて便秘を引き起こさないようにするには、「水溶性食物繊維」もしっかりとる必要があります。ちなみに水溶性食物繊維も、それだけを摂取すると下痢や腹痛の原因になってしまいます。食物繊維は「水溶性と不溶性のバランスが大事」なのです。
水溶性食物繊維を多く含む食品は昆布、わかめ、こんにゃく、果物、里いも、大麦、オーツ麦などです。
最近トクホの食品に含まれることが多くなった難消化性デキストリンという成分も水溶性食物繊維です。これは水溶性の食物繊維不足を補う目的ででんぷんから作られた、安全性が高い食物繊維なので、舞茸や不溶性食物繊維を多く食べた後に、便秘になってしまった人や便秘気味の方はトクホの飲み物を活用してみると良いかもしれませんね!
食中毒の危険性は?
舞茸を生で食べてしまっても大きな症状が出てくることは稀です。ですが万が一に備えて食べた後はしっかり体の様子を観察しましょう。吐き気や下痢がひどくなってきたらすぐに医療機関を受診するようにしてください。
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まとめ
この記事をまとめると
- 舞茸にはダイエット効果のあるキノコキトサンや免疫効果を上げるMDフラクションなどの健康的な成分が豊富に含まれている!
- 舞茸には不溶性食物繊維が豊富に含まれている!
- 不溶性食物繊維ばかりを食べていると便秘や腹痛の原因になってしまうので、水溶性食物繊維も意識して摂取しよう。
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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