白玉粉の代用に使える粉はどれ?米粉・上新粉・コーンスターチ・小麦粉・片栗粉 |

皆様はお団子を手づくりした経験はありますか？お団子はお汁粉に入れたり、ぜんざいに入れたりなど和のスイーツを作るときには無くてならない物ですよね!お団子を作るときに使うのは「白玉粉」ですが、似たような小麦粉や片栗粉と違ってなかなか家に常備している人はいないのではないでしょうか？今回の記事では白玉粉ってそもそもどんなものなのか、白玉粉がない場合に代用できる物はあるのかについて紹介していきますね！

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1 白玉粉って？
- 1.1 白玉粉とは
- 1.2 白玉粉のカロリーや栄養価は？
2 白玉粉の代用に使えるもの！
3 白玉粉の代用に使えないもの！
4 まとめ

白玉粉って？

白玉粉とは

白玉粉の原料は「もち米」です。もち米を水に浸けて柔らかくした後に、石臼ですりつぶしたものを乾燥させると白玉粉が出来ます。これは水挽きという方法で、この方法を用いると水溶性のタンパク質が溶けだし、より純度の高いデンプンになります。

白玉粉のカロリーや栄養価は？

白玉粉100gあたりのカロリーは369キロカロリーです。水挽きして作られているのでデンプンの濃度が高く他の食品よりもかなり高いカロリーを持ちます。

炭水化物は100gあたり80gで、タンパク質は100gあたり6.3gほど含まれています。そのほかの栄養価はカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、モリブデンなどのミネラル成分が豊富に含まれています。

ミネラルとは？

ミネラルとは、生体を構成する主要4元素である酸素・炭素・水素・窒素以外の総称で「無機質」とも呼ばれます。私たちの体を構成する元素は、およそ95％を主要4元素が占めており、ミネラルは残りの5％ほどです。

しかしこのわずかなミネラルは、骨や筋肉の元となったり、体の調子を整えたりといった重要な役割を果たしています。ミネラルは体内で作ることができないため食事などから摂取する必要があるとされており、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミンと並んで五大栄養素の一つにも数えられています。

ミネラルは不足すると欠乏症などの問題が生じますが、一方で過剰に摂取することによっても問題が起こると言われています。「必須ミネラル」：ナトリウム、マグネシウム、リン、イオウ、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素※引用：トリムミズラボ

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白玉粉の代用に使えるもの！

米粉

白玉粉の代用品になるアイテムの1個目は米粉です。米粉はうるち米ともち米をブレンドしたものを粉にしていますので、白玉粉とほとんど同じように使うことができます。通常お団子や和菓子に使われることがあるので、白玉粉が無くても米粉があれば同じような物が作れますよ！

上新粉

白玉粉の代用品になるアイテムの2個目は、上新粉です。上新粉の原料はうるち米を乾燥させて粉にしたものです。うるち米というのは私たちが普段口にしている通常の白米のことを言います。もち米を使用しているわけではないので、粘りが少し少なくなってしまいますが歯ごたえなるお団子になります。

白玉粉よりも上新粉のほうが安く手に入りますし弾力もあるので、あえて白玉粉ではなくて上新粉を使う人もいます。上新粉は通常の使い方ですと、草餅や柏餅、ういろうなどに使用されます。

だんご粉

白玉粉の代用品になる3個目はだんご粉です。だんご粉はうるち米ともち米を使用して作られていますので、ほとんど米粉と同じようなものです。米粉よりもお団子を作るのに特化した製品だと思っていただいてよいでしょう。柔らかくなり過ぎず、ある程度の弾力もある歯ごたえのあるお団子を作ることができます。

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白玉粉の代用に使えないもの！

片栗粉

代用できない粉ものの一つ目は「片栗粉」です。片栗粉はジャガイモのデンプンで出来た粉で、料理にとろみをつけたり揚げ物の衣に用いられます。水に溶けにくい性質を持つので、水を混ぜてもまとまらずどろどろになってしまうのでお団子づくりには適しません。

コーンスターチ

代用できない粉ものの2つ目は「コーンスターチ」です。あまり日本人には馴染みのない食材かもしれませんが、実はいろんな場所で使われているんですよ。コーンスターチはその名の通りトウモロコシを原料とするデンプンで、非常にサラサラしています。片栗粉と同じく水に溶けにくいのでまとまらず、お団子づくりには向いていませんので白玉粉の代用はできません。