ゆで卵は栄養にも優れており、手軽に食べられるので、美味しくて人気ですよね。そのため、夏場のお弁当にゆで卵を使いたいという方も多いのではないでしょうか。しかし、夏場のお弁当にゆで卵を入れると危ないという情報もあるようです。そこで、この記事では以下について紹介します。
- 夏場のお弁当にゆで卵を使ってもいい?
- お弁当に入れるときの工夫
- お弁当用ゆで卵の茹で時間の目安
以上の3つについて紹介します。夏場のお弁当にゆで卵を入れたい方はぜひ参考にしてくださいね!
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目次
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ゆで卵を夏のお弁当に使うのは危ない?
ゆで卵は用途が広いですが、夏場のお弁当に使うのは危ないと言われているそうです。なぜなのか詳しい理由をみていきましょう。
生や半熟はNG
卵をお弁当に入れる場合は、生や半熟卵などを入れるのはやめましょう。どうしても卵をお弁当に入れたい場合は、火が通った卵にしましょう。
食中毒になる可能性がある
なぜお弁当に、生卵や半熟を入れてはいけないかというと、食中毒になる恐れがあるからです。特に夏場は温度が高いため、食中毒の菌が発生しやすい時期となっています。ただし、殻付きのたまごならば、夏場でも大丈夫という情報がありました。もし、夏場に卵を持っていく場合は、保冷剤など用意してなるべく冷やして食べた方が良いでしょう。
ただし、それ以外の卵は、食中毒のリスクが高く、吐き気や腹痛などが起きるので避けた方が安全でしょう。ちなみに、卵の食中毒菌は、サルモネラ菌という名前です。
妊娠中は特に注意!
卵は、妊娠中でも食べられるオススメ食材です! 卵には食物繊維とビタミンC以外のほとんどの栄養素が含まれており 、その栄養価の高さから『完全栄養食品』と言われています。
卵には“タンパク質”が豊富に含まれており、妊娠中の体つくりをサポートします。卵1個当たりには、6.2gのタンパク質が含まれています。
しかし、半熟卵や生卵で食中毒を起こした場合、直接胎児には影響しませんが、繰り返す下痢によって子宮収縮を起こし、早産や流産リスクが上がる原因となります。
詳しくはこの記事をチェック!
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ゆで卵をお弁当に入れる時の工夫
ゆで卵をお弁当に入れる際は工夫をすることによって、安全に食べることができます。どのような工夫があるのかみてみましょう。
固めに茹でて完全に火を通す
もしゆで卵をお弁当に入れる場合は、固めに茹でて完全に火を通してください。先ほども言ったように、生卵や半熟卵をお弁当に入れると、食中毒の危険があります。なので、硬めに茹でたて、完全に火を通すことによって、食中毒のリスクを下げられます。
前日に茹で、冷蔵庫で冷やしたものを入れる
前日に茹でて、冷蔵庫で冷やしたものを入れるのもおすすめです。前日に茹でておくことによって、次の朝もすぐに使うことができます。また、この時もしっかりと中身まで火を通すようにしてくださいね。前日に茹でた卵は、腐らせないためにも、冷蔵庫に入れておきましょう。そして翌日も、持っていく際に保冷剤を入れておくと、より食中毒のリスクが減らせます。
殻を剥かずに入れる
3つ目は殻を剥かずに入れてみてください。スーパーなどのお弁当コーナーで殻付きの卵が付いているのを見かけたことはありませんか?卵は自宅で保存する際、冷蔵庫などに入れて保存しますが、スーパーなどでは常温で売られていますよね。つまり、卵は常温で保存しても問題ないのです。
冷蔵保存だと、日持ちが良くなるというだけですので、どうしても夏場に卵を持っていきたい方は、殻を剥かずに持っていくと良いでしょう。
梅干しなど抗菌効果のある食材と一緒に入れる
梅干しには、有機酸という、クエン酸やカテキン酸が豊富に含まれているため、抗菌効果が期待できます。黄色ブドウ球菌や病原性大腸菌などを消してくれる効果があるため、それらと一緒に入れるのも効果があるでしょう。
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お弁当に入れるゆで卵を茹でる時間の目安
お弁当に入れるゆで卵の茹でる時間を紹介します。これを目安に茹で卵を作ってくださいね。
8分以下は半熟
ゆで卵の茹で時間が8分以下は基本的に半熟だと言われています。ちなみにこの8分とは、沸騰したお湯に、冷蔵庫から出した卵を入れてから測った時間です。ストップウォッチで測って8分以下は、半熟ですので、お弁当に入れないようにしましょう。茹で過ぎかな?と思うぐらい茹でましょう。
10〜12分で半熟部分がなくなる
ちなみに半熟部分がなくなるのは、10分から12分ぐらいです。ここまで来ると、半熟部分がなくなるので、黄身も硬いため、好き嫌いが分かれるでしょう。しかし、しっかりと茹でることによって、食中毒のリスクも低くなるので、お弁当に入れる場合はしっかりと茹でましょう。
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ゆで卵入りのお弁当の持って行き方
さらに食中毒のリスクを極限まで減らすには、これから紹介する持っていき方を参考にしてください。
保冷剤
ゆで卵と保冷剤を一緒に入れて持っていってください。基本的に食中毒は、温度が高い場所で起こりやすいです。そのため、保冷剤を入れておくと、温度を下げることができ、少しでも食中毒のリスクを減らせます。
保冷バッグ
2つ目は保冷バッグです。保冷バッグも温度を上昇させないのに効果的です。保冷バッグに入れると、ゆで卵に効果があるだけではなく、お弁当に入っている食材が、痛みにくくなります。保冷剤と保冷バッグを一緒に入れると、さらに効果的でしょう。
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ゆで卵が腐るとどうなる?
ゆで卵は、殻に覆われていることもあり外からは腐っているかどうかを判断するのが難しい食材の一つです。ここでは、ゆで卵が腐っているかどうかを簡単に見分ける方法を解説します。
腐った茹で卵の特徴
ゆで卵が腐っているかどうかを見分ける簡単な方法は、匂いです。殻を剥いたゆで卵から以下の8日匂いが発生していた場合は、悩むことなく廃棄しましょう。
- 強烈なアンモニア臭
- 鼻を覆いたくなるような異臭
なお、どうしても判断に悩むような場合は安全のために食べずに廃棄することをおすすめします。腐敗したゆで卵を食べてしまうとサルモネラ菌などによって食中毒を発症する恐れがあるためです。
食中毒の主な症状である激しい下痢や嘔吐は非常に辛く心身共に疲弊するため、「迷ったら食べない」を心がけておくと良いでしょう。
黄身の状態が最初に変わる?
ゆで卵が腐敗すると、白身と黄身両方に変化が生じます。具体的には、
- 白身が糸を引くようになる
- 黄身がどろどろに溶け始める
といった特徴があります。賞味期限内のゆで卵だからといっても油断は禁物です。ゆで卵の殻に微小なヒビなどが入っているとそこから雑菌が侵入して中の卵を腐敗させることがあるためです。
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
この記事をまとめると
- 生や半熟は、食中毒の危険があるため、夏場のお弁当に適さない
- しっかり茹で、抗菌作用のある食材取れるとよし
- 10分から12分茹でると、半熟部分がなくなり、安全
- 保冷剤や、保冷バッグに入れて持ち歩くと、食中毒のリスクが減らせる
この記事では、お弁当に入れる卵の食中毒の危険性について紹介しました!しっかりと火を通していれば、基本的には大丈夫なので、中まで火を通すようにしてくださいね!
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