山椒は辛いけど中毒になる！中華・カップラーメンに使われるスパイスを解説!

うなぎや麻婆豆腐などに使用されることが多い山椒ですが、皆さんは好きですか？

筆者はあの独特な香りやしびれが苦手で小さいころは食べられませんでしたが、大人になるにつれて苦手だったところが好きに転じて今では山椒が入った料理を進んで食べるようになりました。山椒には中毒性があるのかもしれませんね。

本記事では山椒を中心とした様々なスパイスをご紹介していきます。この記事を読めば以下のことが分かります。

• 山椒の正体
• 山椒には中毒性がある
• 苦手な人がいる理由
• 辛みの強いおすすめスパイス

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山椒とは

山椒(サンショウ)は、ミカン科サンショウ属の落葉広葉樹です。よく食材として使用されているいわゆる「山椒」は熟す前の果皮を粉末にしたものを指します。歴史は古く、縄文時代にはすでに調理に使用されていたと記録が残っています。日本が原産であり、全国に分布しています。

サンショウは花や芽、若葉、蕾、果実が食用され、舌が痺れるような辛味と、柑橘のようにさわやかでスパイシーな香りが特徴です。

しびれが強い辛さが特徴!成分は?

山椒の辛味成分：アミド化合物、サンショールが含まれています。これは唐辛子や胡椒の辛味成分と同じ種類です。舌がピリピリと痺れる理由はサンショールによる麻痺（局所麻酔）作用があるためです。

漢方薬としても!効能は?

山椒は多くの漢方薬に使用されています。辛み成分が胃を刺激し機能を向上させる効果や、体が温まるため冷え性の改善なども期待できます。抗菌作用があり食中毒予防としても効果があるようですよ。

食べ過ぎて大丈夫?下痢になる?

山椒の食べ過ぎには注意が必要です。食べすぎてしまうと、効能が悪い効果へと変貌してしまいます。胃腸の働きを過剰に活性化させてしまうため、腹痛・下痢・嘔吐などの症状を引き起こす可能性があります。

山椒に含まれる辛み成分サンショオールには、脳を活性化する作用があるため、山椒を過剰に摂取することで、脳への刺激が強く、意識障害や酩酊状態になってしまう場合があります。

意識障害などの副作用は、大量に食べ過ぎてしまった時に起こるものです。通常の量であれば心配はいりません。しかし、副作用があることは事実ですので、自分に合った量を食べるようにしましょう。薬と同じように、いくら体に良いものでも、取り過ぎは逆効果になりかねません。

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山椒が嫌われる理由

山椒には独特な香り・辛み・しびれがあり、苦手な人は多いと思います。特に「しびれ」というジャンルは他の調味料では感じることのない味覚のため、美味しいと感じる人と感じない人とで二分化されます。しびれは敬遠されている理由の1つですね。

しかし初めは苦手だったけれど、「慣れるとあのしびれがクセになる。」といって好きになる方も多いようです。山椒は不思議な食材ですね。

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山椒のおすすめレシピや使い道は?

山椒は様々な効能がある身体に良い食材なので、是非自宅での料理にも取り入れていきたいですね。おすすめのレシピをご紹介していきます。

麻婆豆腐

画像引用：cookpad

花山椒を使用します。必要なのは、豆腐・ネギ・ひき肉・辛み調味料があればOKです。豆腐以外の材料を炒め、味を調えてから最後に豆腐に絡めて完成です。山椒は最後にお好みの量を振りかけましょう。山椒を入れるだけで、自宅で簡単に本格中華が味わえますよ！

ちりめん山椒

画像引用：cookpad

京都のおみやげでおなじみのちりめん山椒も自宅で作れます！実山椒を使用します。材料はしらす・調味料・実山椒のみ！全て一緒に炒めて完成です。すごく簡単ですよね。実山椒のしびれる辛さと、甘辛い味付けがご飯にとっても合いますよ！

そら豆の山椒しょうゆ炒め

画像引用：cookpad

茹でたそら豆を炒め、醤油で味付けしたあとに山椒をふりかけて完成です。さっぱりと食べられる中にしびれもあり、やみつき必至です！

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他に辛いスパイスの種類は?

山椒のほかにも辛くてやみつきになるスパイスをいくつかご紹介します。

まとめ

いかがだったでしょうか。山椒は辛みだけではなく、「しびれ」が特徴の食材でとってもやみつきになりますよね！しかし食べすぎてしまうと身体に悪影響を起こす可能性がありますので、適度な量を摂取するようにしましょう。山椒を使ったレシピを使用すれば、いつもの料理がよりお店で食べるような本格派な味付けになりますので、是非挑戦してみて下さいね！

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