かぼちゃは大きいので、どうしても余りがちな食材の一つですよね。余ったカボチャはすぐに悪くなってしまうので冷凍庫で保存する人がほとんどだと思います。しかし冷凍したカボチャは、新鮮な生のままのかぼちゃに比べ、風味が落ちて不味くなってしまうといった声がよく聞かれます。今回の記事では、かぼちゃを冷凍するとどうして不味くなってしまうのか、不味くならないような冷凍方法を紹介していきます。
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目次
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かぼちゃの冷凍が不味い理由！
水分が抜けてしまうため
冷凍したカボチャは解凍するときにべちゃべちゃになってしまいがちです。これは冷凍することでかぼちゃの中にあった水分が凍って、表面に出てきているからです。かぼちゃは他の食材に比べても水分を多く含んでいます。解凍するとその氷が一気に溶けてしまい、表面はびちゃびちゃ、ブヨブヨに、中はスカスカという状態になってしまうのです。
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かぼちゃを美味しく冷凍しよう！
かぼちゃは電子レンジで加熱してから冷凍する
加熱することでかぼちゃの中の水分を少し減らすと、解凍したときにびちゃびちゃになるのを防げます。しかしかぼちゃを「茹でて加熱」すると、かぼちゃの中に水分が入ってしまうので、冷凍するかぼちゃは「電子レンジで加熱」しましょう。
＜加熱の手順＞
- ①かぼちゃを使いやすい大きさにカットする
- ②ラップをかけずに電子レンジで１～２分程加熱する
- ③粗熱をとったら、一回使用分ずつにラップにくるむ
- ④フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ
こうすることで、かぼちゃの中の水分が減るのと、かぼちゃに付着していた細菌を退治することができるので保存期間が１～２カ月になります。解凍するときもドリップが出にくくなるので、美味しく解凍できますよ！
かぼちゃをマッシュ・ペースト状にする
もう一つの冷凍する方法として、かぼちゃをマッシュペースト状にしておくという方法があります。こうすることで、ドリップがでにくくなるのと風味が落ちにくくなるというメリットがあります。
- ①茹でるか蒸したかぼちゃをマッシュしてペースト状にする
- ②使う分に分けてラップに包む
- ③フリーザーバッグにいれて冷凍庫へ
マッシュ・ペースト状にしたかぼちゃは、スープに入れるとかぼちゃスープになりますし、プリンに入れるとかぼちゃプリンになります。ポテトサラダにしても美味しいですしいろいろな使い方ができて非常に便利ですよ！
ちなみにペースト状にしたかぼちゃは冷凍で約２週間ほど日持ちするようになります。
かぼちゃを煮つけにした状態で冷凍しよう！
皆さんはかぼちゃを煮つけにした状態で冷凍できるという事をご存知ですか？実はかぼちゃの煮つけは冷凍保存が出来ちゃうんです！
かぼちゃの煮つけを冷凍するポイントは、なるべく煮汁を飛ばして煮詰めたうえで保存すること。ここでも水分をなるべく飛ばしておく、ということが重要になってくるのです。
また、ラップに包むのではなくアルミパックで小分けしておいて、蓋つきの容器で冷凍することでより優実が落ちにくくなるといわれています。保存期間は２週間～１カ月程度です。
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冷凍かぼちゃを解凍するコツ！
マッシュペーストにしたかぼちゃ：凍ったまま料理に使う
電子レンジで加熱したカボチャ：電子レンジで加熱して解凍する（様子を見ながら）
かぼちゃの煮つけの冷凍：電子レンジで加熱して解凍（様子を見ながら）
このようにすることで、なるべくドリップをだすことなく食べることができます。どの食材でも共通ですが、解凍する際はドリップを少なくすることがコツです。凍ったまま料理に入れられるならOKですし、自然解凍させたいなら冷蔵庫のなかで解凍させる方法が一番良いのです。
その結果、衛生的で味を守りやすいという特徴があります。 また、食材を低温で保つので、細菌の繁殖を防ぎながら解凍することができるので、様々な場面でおすすめされています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか？意外とかぼちゃは手間がかかる食材です。扱いも結構難しいですが、上手く利用すれば料理の幅を大きく広げることができる食材ですので、ぜひかぼちゃ料理にチャレンジしてみてくださいね！
この記事をまとめると
- 冷凍かぼちゃが不味い理由は、ドリップがでてしまうから！
- 美味しく冷凍する場合は電子レンジで加熱するか、マッシュペーストにしちゃおう！
- かぼちゃの煮つけも冷凍することができる！
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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