マグロ漬けは王道の人気海鮮類ですが、家庭で作ることもできます。手作りのマグロ漬けは、どのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、
- マグロ漬けの日持ちはどのくらい?
- 漬けマグロは腐るとどうなる?原因は?
- 冷蔵 / 冷凍保存 / 解凍方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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マグロ漬けとはどんな料理?
マグロとはどんな魚?
英名 | Tuna |
別名・和名 | 鮪 |
エネルギー(100gあたり) | 125kcal |
糖質量(100gあたり) | 0.1g |
マグロ(鮪)は、24時間絶え間なく泳ぎ続ける大型の回遊魚です。止まると死んでしまうため、四六時中泳ぎ続けています。マグロは部位によって色々な名前が付いており、魚の中でも代表的な人気の品種です。
「マグロ」という名前は背中が真っ黒なことが由来しています。日本では静岡県や高知県・宮崎県などで収穫されています。
マグロ漬けって何?
“マグロ漬け”とは、マグロを醤油などの調味料に漬け込んだ料理のことを言います。「漬け丼」というのはマグロ漬けをご飯に乗せたものです。マグロ漬けは家庭でも作ることができるので、その日持ちや保存のコツについて見ていきましょう。
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マグロの栄養・効果
栄養
マグロをはじめとする魚類には、DHAやEPAといった脳に働きかける栄養素が含まれています。サプリにも使われており、脳の老化防止にも効果があると言われています。
また、ビタミンDやタウリンも豊富です。お肉では摂ることのできない栄養成分がいくつかあるので、普段から取り入れるようにしましょう。
- DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。
- IPA/EPA(イコサペンタエン酸):IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。
- ビタミンD:ビタミンDは、カルシウムの働きをサポートし主に骨形成を助けます。加えて、筋肉や神経伝達において不可欠なカルシウム濃度の調整も担っています。細菌の研究では、ウイルスや細菌に対する免疫効果の向上する。抗うつ作用も注目されています。
- タウリン:タウリンは硫黄を含むアミノ酸の一種で、血液の高脂血症を改善する働きを持っています。コレステロールや中性脂肪の抑え、血圧を正常にする働きもあります。肝臓においてはアルコールの分解含めた解毒の働き助け、脂肪肝の予防効果もあります。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
効果・効能
- 脳の働きを活性化させる
- 糖尿病・心臓病・動脈効果予防
- 血液サラサラ効果
- コレステロール値を下げる
- 生活習慣病予防
- 疲労回復
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マグロ漬けの日持ち・賞味期限はどのくらい?
マグロ漬けの日持ちは、マグロが生なので残念ながら作った日の翌日までが目安となっています。非常に短い賞味期限ですが、生魚は傷みやすいので日持ちしない食材ですよね。
冷蔵庫に入れていても生のマグロは劣化が早いので、その保存のコツについて見ていきましょう。
漬けマグロは腐るとどうなる?
漬けマグロは腐るとどうなるのでしょうか?腐った漬けマグロの特徴・漬けマグロが腐る原因を、それぞれ確認してみましょう。
- ぬるぬるしてヌメリがある
- ねっとりしている
- 強烈に生臭いにおいがする
- 黒く変色している
- 身が溶けている
マグロが腐るとこのような状態になり、傷んできたマグロを見分けるには「色」がポイントになります。黒っぽく変色しているマグロは、傷んでいる証拠ですので選ばないようにしましょう。
ぬるぬる・ねっとりしたマグロには注意が必要です!ヌメリはマグロの臭いの原因にもなりますので、臭いでもよく見極めましょう。
どろどろして身が溶けているマグロは、だいぶ腐敗が進んでいます。味も変わっている可能性があり、食中毒の原因となりますので廃棄しましょう。
漬けマグロが腐る原因
漬けマグロが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 賞味作ってから2日以上経っている
❷ 常温で放置してしまった
❸ 見切り品のマグロを購入した
マグロは魚介類なので腐るのが早い食材です。作ってから2日以上経過していたり、うっかり常温で放置してしまうと腐ってしまいます。
また、見切り品のマグロを使った場合は既に傷んでいるので日持ちしません。漬けマグロを作る時は、新鮮なマグロを選びましょう。
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マグロ漬けの保存のコツは密閉!
マグロ漬けは冷蔵保存する際も、冷凍保存する際も、コツは「密閉すること」です!空気に触れるとマグロの色が茶色っぽく変色しやすいため、ラップで蓋をするようにピッチリと被せるのがポイントになります。
冷蔵保存
マグロ漬けを冷蔵保存する際は、器に入れたらしっかりとラップで蓋をしてチルド室に入れると良いでしょう。チルド室は冷蔵庫の上段と比べて温度が低くなっているので、できるだけ良い状態で保存することができます。
冷凍保存
マグロ漬けを冷凍保存する際は、ラップに包んでから密閉袋に入れると傷みにくいです。また、冷凍時に金属バットに乗せることで早く凍らせることができるので、冷凍するまでの鮮度の落ちを緩和することができます。
冷凍したマグロ漬けは、約1ヶ月日持ちする!
冷蔵保存の場合は翌日までという短い期限でしたが、冷凍することで最大1ヶ月日持ちするのですぐに消費しない時は断然冷凍保存がオススメです◎
冷凍したマグロ漬けの解凍方法
冷凍したマグロ漬けの解凍方法は、 「じっくり冷蔵庫で解凍」 がベストです。室内で自然解凍する方が早いですが、解凍しきっているのに常温で放置してしまうと腐敗の原因となります。また、電子レンジの解凍機能を使う方法もありますが、火の通りにムラが出るのであまりオススメできません。
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まとめ
この記事をまとめると
- マグロ漬けの賞味期限は、冷蔵で1日、冷凍で約1ヶ月
- 冷蔵保存・冷凍保存のコツはしっかり密閉すること!
マグロ漬けは家庭でも簡単に作ることができるマグロ料理なので、ぜひコツを抑えて美味しく保存してみてください。特に香ばしさの出るごま油入りがオススメですよ♩
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