生ハムの賞味期限切れはいつ?開封後からどれくらいで消費期限?冷凍保存する? |

生ハムはかなり塩気の強い製品ですが、「生」というだけあって開封したらあまり日持ちしないのでしょうか？今回は、

生ハムの賞味期限
生ハムの適切な保存方法
生ハムを美味しく食べる簡単レシピ

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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1 生ハムの賞味期限はいつ? 　
- 1.1 消費期限は?
2 生ハムの正しい保存方法は? 　
- 2.1 冷蔵保存　
- 2.2 冷凍保存
3 開封した生ハムはどれぐらい持つ? 　
- 3.1 冷蔵保存の場合　
- 3.2 冷凍保存の場合
4 生ハムで食中毒に?
- 4.1 症状
- 4.2 リステリア食中毒の対策方法
5 生ハムのレシピ
6 まとめ

生ハムの賞味期限はいつ? 　

生ハムは日本でも製造されていますが、イタリア産のものがよく輸入食品店に販売されていますね。その賞味期限はどのくらいが普通なんでしょうか？

消費期限は?

生ハムの賞味期限は短くて約３ヶ月、長くて６ヶ月〜2年ほど持つものがあります。「非加熱乾燥食肉製品」という分類に分けられていて、加熱されていないということになります。

しかし非加熱というのにも関わらず、塩漬けにされその後に乾燥熟成させて水分を飛ばしているので、日持ちのするようになっているんです。生まれたのは南部ヨーロッパローマ時代と言われています。

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生ハムの正しい保存方法は? 　

生ハムは冷蔵だけでなく冷凍で販売されていたりもしますね。冷蔵品を冷凍しても構わないのでしょうか？

冷蔵保存　

冷蔵保存の場合、美味しく食べられる温度にしやすいので、すぐに食べるようになる場合はこちらの保存方法がいいでしょう。開封してしまった場合、乾燥しやすくなってしまいます。空気の入らないように丁寧にラップで覆い、密閉型の袋に入れて保存しましょう。

冷凍保存

冷凍保存をする場合はすぐに食べないときや、冷凍のものを購入したときが良いでしょう。冷凍されているものを一度解凍し、さらに冷凍をする、ということをすると、温度変化で食べ物の品質が落ちてしまいます。

また、冷蔵品を冷凍する場合は、一食分に小分けにラップで包み、それをジップロックなどに入れるとより食べやすくなるでしょう。

開封した生ハムはどれぐらい持つ? 　

生ハムは乾燥しやすい食品です。開封したらすぐに食べなくてはならないのでしょうか？冷蔵保存、冷凍保存の場合とそれぞれ日持ちはどのくらいでしょう。

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冷蔵保存の場合　

開封後、冷蔵保存をした場合、だいたい1週間以内に食べることが望ましいとされています。スライスされている生ハムは劣化も早いのでなるだけ早く食べきりましょう。

冷凍保存の場合

冷凍保存をした場合、1年程度は持つとされます。開封したらできるだけ早く、食べない分は冷凍保存しましょう。保存をするときには、急速に冷凍できるよう、ステンレス製のバットにおいて冷凍庫内に入れておくと良いでしょう。

生ハムで食中毒に?

リステリア食中毒 というのを聞いたことがあるでしょうか？リステリアは、動物の腸管内、または河川水などに分布する食品を介して感染します。

非加熱食品の生ハムやチーズなどでこの食中毒になることが多く事例としてあります。リステリアは、低温環境や、塩分の濃度の濃い場所でも繁殖することのできる菌ですが、加熱することで死滅します。

症状

症状例は、健康な大人の場合、軽い胃腸炎程度のもの、感染していても無症状であることもありますが、腎臓病や糖尿病など免疫力が低下している人、髄膜炎は敗血病に、また妊婦さんは流産してしまうこともあります。

リステリア食中毒の対策方法

リステリア食中毒を防ぐには以下の方法があります。

チルド室に保存する

家庭用の冷蔵庫は扉の開閉が多く、温度変化が激しいためチルド室に入れておくことが望ましいです。チルド室の温度は0℃〜2℃で、リステリア菌も低い温度であればあるほど繁殖しにくい性質を持っています。
できるだけ早く食べる

新鮮なうちにできるだけ早く食べることで菌の繁殖する期間を与えません。
加熱する

加熱することでリステリア菌は他の食中毒菌と同様死滅します。生で食べることが怖いときは、このように対策を取りましょう。
良く洗う

リステリア菌は生の野菜や果物にいることもあります。生ハムは洗うことはできませんが、生鮮食材の場合は忘れず洗いましょう。