鍋の〆に必ずといっても良いほど食べる「雑炊」。出汁がたんまりとたまったところにご飯・卵を入れて、ひと煮立ちすれば完成する超簡単な美味しい料理です。卵がとろっとしていてやみつきになりますよね。
大勢でワイワイする鍋であれば余ることはないですが、1人や2人だと、作りすぎてしまって余ることはありませんか?捨てちゃうなんてもったいないし、冷蔵庫で保存するのも微妙だし…。と悩んでいる方へ。実は、冷凍保存をすれば美味しさがキープしたまま、保存ができるんですよ!今回は「雑炊の保存方法」について以下の内容に沿ってご紹介していきます。
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目次
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雑炊の冷凍保存は大丈夫?
結論OKです。冷蔵保存よりも長期間保存が出来ますので、たくさん余ってしまったら冷凍保存にしましょう。
- 保存手順:
- 火をしっかりと通したあと、十分に冷ます
- 1食分ずつに小分けして保存用袋へ入れる
卵が半熟状態だと食中毒になる可能性もありますので、しっかりと火を通してから冷凍をするようにしましょう!
解凍方法は?
解凍は難しくはありません。他の解凍方法と同様に以下の方法で解凍してくださいね。
- 電子レンジ
- 鍋で温める
電子レンジで温めるのは簡単ですが、おススメなのは「鍋で温めること」です。長期間冷凍すると、水分が蒸発してしまうため少し濃い味に変化します。鍋で温める際に少量の水を加えてあげると、冷凍前の美味しさに近づきます。
卵雑炊は冷凍して腐らない?
冷凍保存をする前にきちんと火を通してあれば腐ることはありません。冷凍ではなく、常温や冷蔵で長期間保存していると腐る可能性があります。以下の項目が1つでもあてはまる場合は食べることはやめて破棄するようにしてください。
<見分けるポイント>
- すっぱい変なにおい
- すっぱい味
- カビのようなものが表面にある
- 糸を引いている
- 食べて違和感がある
- 冷蔵保存で2日以上経ったもの
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雑炊の冷蔵保存は大丈夫?
冷蔵保存も可能ですが、保存期間は2日程度と短いです。作ってから食べるのに2日以上かかりそうな場合は、冷蔵保存ではなくすぐに冷凍保存をしましょう。
卵雑炊は冷蔵してどれぐらいで腐る?
冷蔵保存の目安は2日です。水分が多い雑炊は、雑菌が繁殖しやすいため、しっかりと加熱をしてから冷蔵保存するようにしましょう。
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水分を吸い切った次の日の雑炊の復活方法は?
水分がなくなってしまった雑炊は、温めるとき少量の水・出汁・醤油を入れて弱火で煮ると、雑炊が復活します。味が濃くなっている場合、出汁・醤油は入れずに水のみでOKです。調理するときに、味を確認しながら調節するようにしてください。
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雑炊のアレンジ料理を解説!
そのまま温めて食べても十分に美味しいですが、味に飽きてしまった場合は、アレンジして食べるとより美味しく食べられます。おススメレシピをご紹介していきます。
雑炊おやき
画像引用:楽天レシピ
雑炊の残りに少しご飯を追加し、油を引いたフライパンで焼くだけで完成です。パリパリと香ばしい味わいに変化し、全く別の料理になりますよ!味はついているので、調理もらくちんです。次の日のお昼ご飯や忙しい日の夕飯などに是非作ってみてくださいね。
余った雑炊でドリア
画像引用:cookpad
あまった雑炊を耐熱容器へうつしかえて、チーズ・バター・パン粉をかけます。オーブントースターで10分こんがり焼けば完成です。キムチ鍋や味噌鍋、とんこつ醤油など鍋のベースが濃い味付けの方がより美味しく頂けますよ!特に味噌とチーズの相性がバツグンなので是非お試しあれ。
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お粥の冷凍保存・解凍方法も同じ?
保存方法はほとんど同じです。しかし赤ちゃんの離乳食用として、おかゆを保存する場合は、以下の点に気を付けるようにしましょう。
- 食べかけを保存しない
- 小分けにする食器や入れ物は清潔なものを使用する
- 冷凍期限は1週間
赤ちゃんは胃腸が弱いので、食中毒になる可能性が大人よりもかなり高いです。おかゆは水分が多く、雑菌が繁殖しやすいため腐りやすいのです。通常は冷凍は2週間程度は日持ちすると言われていますが、赤ちゃんの食事の場合はなるべく早めに使い切ることをおススメします。冷凍期間が短いため、少し手間がかかると思いますが、赤ちゃんの健康を守るために小まめに作るようにしてくださいね。
まとめ
この記事をまとめると
- 雑炊は冷凍保存が可能
- 2日以上食べない場合、冷蔵保存はNG
- 卵が半熟のまま冷凍すると食中毒になる可能性あり
- 雑炊のアレンジはドリアがおススメ
- おかゆも同様の保存方法でOK
いかがだったでしょうか。雑炊はとても美味しいですが、水分が多いため、雑菌の繁殖がしやすい食べ物です。長期間保存するにはあまり適していません。一番美味しく食べるには、その日に食べられる分だけを作ってその日に食べきることです。
食材を腐らせてしまうのはとてももったいないことなので、どうしても余ってしまったときに活用してみてくださいね。
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